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NEWS SEP 09,2020

サステナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost」 廃棄衣料をアップサイクルした、Tissue BOXが誕生


株式会社 アーバンリサーチのサステナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost (コンポスト)」より廃棄衣料をアップサイクルした「Tissue BOX」が新たに誕生いたしました。
発売は2020年9月11日(金)。カラーはブラックとブラウンの2色展開で、長く使っていただけるよう、多様なサイズのティッシュケースに対応出来る仕様になっています。

異なる素材(品質)が混合していて、素材分別が容易ではない衣料品のアップサイクル。同社は、素材分別が難しい廃棄繊維を色で分けて付加価値のある素材にリサイクルする研究を行っている「Colour Recycle Network (カラーリサイクルネットワーク)」との協働によって、新素材と新製品を研究開発しました。
障がい者雇用の促進を目指し設立された子会社「株式会社 URテラス」にて商品の生産を行っています。

commpostでは2018年11月に第一弾である「MULTIPURPOSE BAG (マルチパーポスバッグ)」を発売して以降、革小物メーカーITTI (イッチ)とコラボレーションしたトートバッグやiPhone CASEの取り扱いも開始しています。 今後もサステナブルでデザイン性にも優れた新素材・新製品の企画・開発を推進していく方針です。

MULTIPUEPOSE BAGについて
iPhone CASEについて

commpostについて

共有、共同、常識、良識を意味する「common (sense)」と郵便・提示する・標柱を意味する「post」を組み合わせた造語。
敷居が高いと思われがちな「アップサイクル」という考え方に、ファッションの分野から、スタイルのある新しい価値や考え方を提示していく。これからの地球環境や人のはたらき方・暮らし方に対して、新しい常識を示していきたい。そんな想いから誕生したサステナブルマテリアル・プロダクトブランド。

commpost:Tissue BOX

commpost Tissu BOX
品番:CC03-4HT001
価格:¥2,640 (税込)
カラー:Black / Brown
サイズ:260 × 130 × 60(mm)

「Tissue BOX」は、生地の裁断から縫製~仕上げまでを株式会社 URテラスに生産委託しています。
何度も試作品作りを重ね、多用なティッシュケースに対応出来るよう、サイズ感にこだわりました。
MULTIPURPOSE BAGと同様、1点1点手作業で生産している為、温かみのある商品に仕上がっています。

同製品には、衣類を色材ならびに強化繊維として使用した樹脂素材が使用されています。ファッションには欠かせないアイデンティティである“自社製品の色味”を生かしたプロダクトは、単なるリサイクルではなく、その息吹を残しつつ全く新しい製品へと生まれ変わりました。
素材の特性上、素材のシワ感やフォルムなどに多少の個体差があるのも雰囲気があり魅力の一つ。
また 、生産までのプロセスにおいて、障がい者をはじめとする就労困難者の雇用も創出しています。同製品は、色味ごとに循環するカラーリサイクルによってリサイクルが可能。
長く使われるデザインを目指しているが、万が一不要になった際は、店頭に回収窓口を設けています。
回収された商品は、再びカラーリサイクルシステムによって、新たな付加価値のある商品へとアップサイクルされます。

【発売日】
2020年9月11日(金)

【初回 取り扱い店舗】
URBAN RESEARCH DOORS 二子玉ライズ店 / イーアス つくば店 / ららぽーと沼津店 / グランフロント大阪店 / 南船場店 / なんばパークス店 / くずはモール店 / ららぽーと和泉店 / アミュプラザおおいた店
URBAN RESEARCH ONLINE STORE

※ 取り扱い店舗は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。

※2020年9月現在 下記店舗にて使わなくなったcommpost製品の回収を行っております。

【回収店舗】
・ URBAN RESEARCH 各店
・ URBAN RESEARCH DOORS 各店
※ FORK&SPOON URBAN RESEARCH DOORS 店舗で回収は行っておりません。
・ SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH 各店
・ URBAN RESEARCH Store 各店
・ URBAN RESEARCH warehouse 各店

【事前確認へのご協力のお願い】
お手数ではございますが、店舗にお持ちいただく前に、回収可能な製品の事前確認へのご協力をお願いいたします。

※ 土などの付着雑物がある場合は、回収にお持ちいただく前に水などで軽くすすいでからお持ちください。
※ 対象外の製品に関しては、お引き取りできかねます。
※ ご郵送での回収は行っておりません。
※ 家具製品の回収は行っておりません。

URBAN RESEARCH DOORS 南船場店について

2020年9月11日(金)、サステナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost (コンポスト)」の発信拠点が誕生します。
生産背景の見学やワークショップ体験などが可能になります。

> 詳しくはこちら

SDGsへの取り組みとして

アーバンリサーチは、国際社会の一員として、積極的にSDGsを支援します。

SDGs (エスディージーズ)とは?
SDGs (持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで採択された、「誰一人取り残さない」(leave no one behind)、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のための、2030年を年限とする17の国際目標です。
アーバンリサーチは、国際社会の一員として、積極的にSDGsを支援します。

外務省ホームページ

commpostの場合

障がい者をはじめとした就労困難者の雇用が生まれます
障がい者や働きづらさを抱えた人々に就労の機会を提供することを通じて社会参加を促していくことを目指しています。持続可能な経済成長の実現のため、包摂的で働きがいのある仕事づくりを行っていきます。

衣料 / 古繊維をアップサイクルし、持続的に活用できる革新基盤を構築します
パートナーシップで共同開発を行い、研究から商品化を実現することでデッドストック衣料や古繊維をアップサイクルしやすい基盤を構築します。素材開発を行うことで、安定的な基盤を目指します。

持続可能な生産と消費のパターンです
「売れなくなった商品を廃棄しない」 という当社、「使わなくなった製品を捨てない」という消費者の行動から始まる、しくみです。

環境を守ることができます
カラーリサイクルの循環を構築することで、CO2の排出を抑制することを目指しています。温室効果ガスの排出量を抑えることで、気候変動の具体的な対策となります。

協働で付加価値を創造するプラットフォームです
当社、NPO、大学、他企業、そして生活者一人ひとりの理解と協力によりカラーリサイクルの商品が生まれます。

Colour Recycle Networkについて

2015年4月、京都工芸繊維大学大学院 木村照夫教授(現名誉教授)をプロジェクトリーダーとして発足。
当時、同研究室に在籍していた内丸もと子(テキスタイルデザイナー)が提案した素材分別が難しい廃棄繊維を色で分けてリサイクルする「カラーリサイクルシステム」をコンセプトに、デザイナー、研究者、成形加工業、故繊維業、素材メーカー等がネットワークを組んで、廃棄繊維から付加価値のあるプロダクトを開発している。
USA等海外の学会でも研究成果を発表している。

https://www.colourrecyclenetwork.com

株式会社 URテラスについて

株式会社 URテラス ロゴ

株式会社 UR テラス(本社:大阪府大阪市、代表取締役 萩原佳子)は、障がい者雇用の推進と拡大を目的に株式会社アーバンリサーチの子会社(特例認定申請予定)としして設立をしました。業務をマニュアル化・バリアフリー化するなど、働きやすい環境づくりを行い働くみんなが前向きにチャレンジできる場所を提供してまいります。

> http://www.urban-research.co.jp/company/urterrace/

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