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FASHION SEP 25,2021

クリエイティブディレクターが明かす新ブランドHEYUMM(へユム)への想い

アーバンリサーチから新ブランドHEYUMM(へユム)が誕生した。
クリエイティブディレクターは、センスオブプレイス バイ アーバンリサーチのアパレル企画を務めていたジャン ジュン(Jang Jun)。
韓国出身の彼女が手がける新ブランドHEYUMM(へユム)に込めた想い、そしてブランドを通して伝えたいことを紐解いていく。


※撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえでインタビューを行っております。

HEYUMM
ブランドコンセプトは、「好きから始まる価値ある選択」
19歳〜25歳をターゲットとし、好きなものに真っ直ぐで自分の消費に価値を感じたい、そんな人たちへ届けるブランド。
HEYUMM(へユム)とは、韓国語の古い言葉で「純粋」や「考える」という意味。
何かを純粋に好きになることが、行動に移す原動力になり、自分の人生も世界も変えるという想いを込めました。

「日本でファッションデザイナーになりたい」

— 出身と経歴を教えてください。

クリエイティブディレクターのジャン ジュン(Jang Jun)と申します。
韓国、ソウル生まれで、具体的に言えばソウルの北東の方です。
日本でも有名な東大門から近い場所ですが、住宅地でそんなに知られてはいない場所です。
ずっと韓国に住んでいて18歳の時、高校卒業後すぐ日本へ来ました。
最初は日本語学校で1年間、日本語の勉強をして翌年に文化服装学院へ入学。
卒業後は武蔵野美術大学へ編入学して、その後日本のアパレル企業へ就職しアパレル企画として働くようになりました。

— 韓国ではなく日本でデザイナーを志した経緯は?

私が高校生だった時は日本の原宿ファッション文化が絶頂期でZipperやCutieなど日本のファッション雑誌を買って読んでいました。
みんなすごく個性的で初めて見た時は衝撃を受けたことを覚えています。
私も韓国ではちょっと目立つ格好をするタイプだったので、こんなにみんな自由に好きな格好ができるっていいなと思いました。そこから日本のファッションに憧れて日本でファッションデザイナーとして働きたいと思うようになりました。

韓国、日本、オーストラリアで得た経験と自分らしさ

— 夢を叶えたんですね!今日本でファッションデザイナーとして働く中で大変なことはありますか?

これは日本の特徴だと思うので、決して悪いとは思わないのですが、日本はやはり日本だけのスタイルというか、海外とは少し違うトレンドがあるのでそれを掴むことが難しいです。日本の“日本独特のスタイル”が好きで日本に来ましたが、今は海外のトレンドも参考にしています。ただ、海外のファッションは日本では当てはまらない場合が多いので、トレンドでもいかに日本らしく落とし込んでいくか、日本らしく変えていくことがいつも自分の課題だと思います。

— 日本で働かれる中で、一度海外への留学も経験されたそうですね。

ずっと日本以外の海外や英語圏にも憧れがありましたが、一度就職してみたらやはり年齢的にも日本以外の海外で住むには最後のチャンスな気がしたのでワーキングホリデーでオーストラリアへ行くことにしました。オーストラリアでは誰かに会う度、「あなたは韓国も日本も知っていてホームタウンが2つあるんだね!素晴らしい!」と言ってくれて、そこから自分をもっとよく知ることができました。また、韓国語も日本語も英語も話せる自分にもっと自信を持って生きていきたいと思うようになりました。結果、自分の人生だけではなく仕事においての視野も広くなったので今のHEYUMM(へユム)にもその3か国の影響は出てると思っています。

HEYUMM(へユム)を通じて消費に価値を感じてほしい

— HEYUMM(へユム)のクリエイティブディレクターとして立つことが決まった時のお気持ちはいかがでしたか?

今までずっとアパレル企画として働いてきましたが、ブランドの顔として自ら発信していくことはやったことがなかったので、私で大丈夫かなと不安が大きかったです。
とりあえず始めてみたらいろんな方々が助けてくださって、「私は一人ではない」と思って今は楽しめるようになりました。自ら発信していくことは未だに苦手だと思う時があるので、それが自分のこれからの課題だと思っています。

— HEYUMM(へユム)はどんなブランドか詳しく教えてください。

18歳〜25歳の世代を中心に、自分が好きなものに真っ直ぐで自分らしくありながらも考えて行動し、自分の消費に価値を感じたい、そんな人たちへ届けるブランドです。低単価なのに、今までありそうでなかったトレンドを意識したデザイン、そして質に挑戦しています。ブランドコンセプト「好きから始まる価値ある選択」にもあるように、選択の連続である人生の中で、HEYUMM(へユム)を手に取ることでただ選ぶのではなく、「好きな服を買う」という行動自体が特別になったり、自分をアップデートできたりするツールの一つとして皆さんの消費行動にも価値があることを伝えたいですね。

「好き」の気持ちが行動を起こす原動力になる

— ブランド名HEYUMM(へユム)にはどんな想いが込められていますか?

へユムは韓国語の古い言葉で「純粋」、「考え」などを意味するようです。
私自身、本当にただ純粋に服が好きという気持ちだけで日本で働くようにまでなったので、何かを純粋に好きになる気持ちは本当に大事だなと思っています。その気持ちが何かの行動を起こす原動力にもなるし、そこから自分の人生も世界も変えられると思います。
まだスタートしたばかりですが、へユムというブランドが“好き”から何かを変えていけるブランドになれたらいいなと思います。

— “好き”から何かを変えていけるブランド、素敵ですね! HEYUMM(へユム)の服についてのこだわりを教えてください。

とてもこだわりが詰まっています!まずユニセックスアイテムは、必ず男女両方が着用してどの性別でも完璧なシルエットになるように意識して製作しています。本当に0.5cm、1cmまでこだわって丈や、サイズを設定しているんです。また自分も消費者として服を買ったときに、裾の始末がとれて直すのが大変だった経験があります。だからこそ、HEYUMM(へユム)では全て取れない三つ折り始末にしたり、ニットだと毎回クリーニングに出すのが大変だから、自宅でケアできる素材のみにしたり。本当にちょっとしたことですが、生活していく中でできるだけ心地よく長く使用いただけるように考えて作っています。

目の前のお客様から、世界、環境にも良い影響を与えられるブランドへ

— 今回、HEYUMM(へユム)ではサステイナブルなアイテムにも挑戦していると伺いました。

一部のアイテムで、サステイナブルな素材にも挑戦しています。環境問題は世界的なトレンドとも言われるほど人々の意識が高まっていますし、ファッション業界の環境汚染問題もずっと取り上げられていることなので私自身もファッション業界の1人として責任を感じているところです。今すぐに全てを変えることは難しいと思いますが、始められるところから始めたいと思っているので使えるところからサステイナブルな素材に挑戦していくつもりです。ちょっとしたことですが、そのちょっとしたことでも何か変化をもたらすことができればとにかく実行していくことですね。HEYUMM(へユム)はそんなブランドでありたいです。

— HEYUMM(へユム)の今後が楽しみですね。

まだ本当に始まったばかりでこれからどうなっていくかはわかりませんが、何かの影響を与えられるブランドになれたらと思っています。それは個人のことでもいいですが、大きく言ってしまえば世界や環境にも何か良い影響を与えられたらと思っています。コロナとか、環境問題で大変な世の中ですが、まずHEYUMM(へユム)の服を着れば元気になるとか小さいことからポジティブな影響を与えていきたいです。

ジャン ジュン(Jang Jun)
Instagram @ joooojuju

HEYUMM
Instagram @ heyumm_
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