ホームセンターの材料で製作可能!オリジナルショーケースの作り方!〜前編〜

収納やディスプレイとして役立ち、1つあるだけで置くものの魅力をグッと引き上げてくれるショーケース。そんな1品のDIY方法を今回ご紹介します。
自分好みのサイズで作れるショーケース
日頃収集している小物や植物、お手製のパンやお菓子などをディスプレイすることができるショーケース。家具屋さんやアンティークショップでしか入手できないと思っている方も多いかもしれませんが、実はそんな1品もホームセンターで購入可能な材料でDIYすることができるんです。しかも自分の手で作れるということは、置く場所に合わせてサイズ調整できるというのも嬉しいポイント。
作るもの
最後の一手間で雰囲気アップさせたオリジナルショーケース。材料集めも簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。
材料・道具

・木材A 10mm×10mm×600mm 8本
・木材B 19mm×25mm×600mm 2本
・木材C 24mm×24mm×450mm 4本
・木材D 285mm×285mm×19mm 2枚
・木材E 200mm×200mm×19mm 2枚
・木材F 19mm×19mm×19mm 8本
※細かい材料ですが、ホームセンターで先に切り出してもらったり、すでにそのサイズになった材料を購入したりすれば集めるのも簡単です。

・アクリルボード

・隠し釘
・金釘
・棚受け
・取っ手
・マグネットキャッチ
・蝶番

・Fクランプ
・グルーガン
・アクリルカッター
・サンダー
・ハンマー
・インパクトドライバー
・ボンド
・Cクランプ
STEP.01 土台パーツを組み立てる

まずはショーケースの上部と下部になるパーツを組み立てます。木材Eの周りを囲むように木材Fを並べます。

続いて、ボンドを使い固定していきます。

その後に、跡が付かないようにあて木をかませてCクランプで固定。

ここで木材同士の密着保持の役目を担う隠し釘を打ち込みます。隠し釘は打ち込んだ後に軽く横殴りすると頭から5mmだけ折れるので、跡も目立ちません。

こちらが頭を外した後の姿。この作業により、密着度が高まって木材同士がしっかりと固定されます。

4辺とも先ほどの行程が完了しパーツが2枚整ったら、Fクランプを使って接着面をさらに固定します。

もし自宅に大型のクランプがないという方は引越しなどで使う、PPバンドでも代用できます。4辺とも緩みが出ないようにしっかりと固定させましょう。
STEP.02 枠組みを加える

STEP.01で作ったパーツをサンダーで研磨して表面を整えます。

続いて、STEP.01で作ったパーツの四隅に木材Aを繋ぎ合わせていきます。このために木材Aは半分にカットして4本しておきましょう。

ボンドを塗った後に隠し釘を打ち込んでいきます。

上部と下部ともに作業が終わったら、再びPPバンドを使って固定します。基本の骨組みはここで完成です。
STEP.03 桟を取り付ける

アクリルボードを設置するための桟を取り付けます。

木材Aをカットして、ボンドを塗って金釘を打ち込んで固定させます。この際、端っこギリギリに取り付けると外れてしまう可能性もあるので、外側から2mmほど隙間を空けて設置するようにしましょう。

同じ要領で長辺にも桟となる木材を設置していきます。もし金釘が打ちにくくなってきたらラジオペンチを使うと作業しやすくなります。
STEP.04 扉を作る

木材Cを扉にするために本体のサイズに沿うようにカットしていきます。

この際、ピッタリ過ぎると扉の開け閉めしにくくなるので、数mm隙間を空くようにカットするのがポイントです。

サイズの確認が取れたらボンドをつけて、ビスを打ち込み固定させます。割れを防ぐために下穴を空けてから作業するのをオススメします。

扉の枠が出来たら、STEP.03と同じく木材Aとボンドと金釘を使って、桟を取り付けていきます。
扉の枠が出来上がったところで、今回はここまで。切って、貼って、留めてという作業の連続でしたが、これなら自分でも出来そうだなと思った人も多いんではないでしょうか。後編ではアクリルボードのカットから設置、そして仕上げの装飾の工程をお届けしますので、お楽しみに!
監修 RECLAIMED WORKS 岩西 剛

