初めての溶接体験記 後編 〜アイアンシェルフ作り〜

溶接DIYヴァージンを卒業するべく、中目黒のFe★NEEDSに訪れた話の後編。いよいよ溶接の作業に取り掛かります。

みなさん、おはこんばんにちわ。ダフトパンク気分を味わっているDIYer(s)編集部員です。前編では木工DIYの経験はあるけど鉄工DIYは未経験。せっかくだから挑戦してみたいという思いが爆発した結果、「Fe★NEEDS WELDERS POINT 中目黒店」にてアイアンシェルフ作りのワークショップに参加し、溶接するパーツ準備までの工程をお届けしました。


そして後編ではついにメイン工程である溶接にトライ。「時は来た!それだけだ」と言いたくなるワクワクドキドキな模様をお届けします。
そもそも溶接とは?
金属は、加熱または加圧すると、やがて溶けはじめます。接合しようとする2つの材料の接合部(母材または溶加材)を溶かして、混ぜ合わさった「溶け込み」状態で冷却することで、1つに接合することができます。これが「溶接」の基本的な仕組みです。また、日本工業規格(JIS Z 3001-1)では、「2個以上の母材を、接合される母材間に連続性があるように、熱、圧力またはその両方で一体にする操作」を溶接の定義としています。
https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure/welding/about/
言葉だけだと説明が難しいので工程を追いながら詳しく説明していきます。


まずは試しで端材で溶接をすることに。


今回、使用した溶接機は半自動溶接。仕組みとしては溶接機のノズルからスイッチを押すことでワイヤーが伸び、溶接したい面に近づけることでアーク(※高温で強い光を発する気体放電現象)が発生。ワイヤーが溶けてパーツ同士を繋げてくれるんです。
試し溶接も完了したところで、いよいよ本番。強烈な光を放つ溶接だからこそ撮れる幻想的な工程写真をお楽しみください。



脚パーツが完成したら、続いて天板の枠パーツを溶接していきます。



溶接と言うより、最早タイムトラベルしたかのような写真になってますが、無事に完成。




木工とはまた違った重厚感のあるシェルフ。使っていくうちにサビがつくなどの経年変化もインダストリアルな資材ならではの魅力ですね。所要は3時間ほどで¥12,960(材料費&指導料こみ)で作れるならかなりお得な印象でした。
またワークショップ以外にも、デザインした家具が作れる自分製作コースや溶接を熟練したスタッフさんのもとで学ぶことができる技術レッスンコースも用意されているんです。溶接に興味を持った方はぜひ「Fe★NEEDS WELDERS POINT 中目黒店」に足を運んでみてください。きっと溶接の魅力にハマると思いますよ!



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Fe★NEEDS WELDERS POINT 中目黒店(フェニーズ ウェルダーズ ポイント 中目黒店)
東京都目黒区上目黒2-43-18 NAKAME GALLERY STREET at 中目黒高架下内#96-97
営業時間 : 11:00~20:00(月~金)10:00〜19:00(土・日・祝)
定休日:火曜
TEL : 03-6303-0755
URL:https://feneeds-nakameguro.shopinfo.jp