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橘川 麻実 SEP 09,2020

みちくさ着物道
【#10】浴衣はいつまで着ていいのか問題


こんにちは!
9月になりましたね。

今日はいきなり本題ですが「浴衣って何月まで着ていいの?」という疑問について。

ご承知の通り、浴衣は夏の風物詩。つまり、夏の終わりとともに「また来年よろしく!」と、タンスにしまわれる運命です。

どこかの誰かさんが考えた慣習では、9月には単(ひとえ)=裏地のない着物を着用すべしということなのですが、暦の上ではセプテンバー(懐かしい)でも……暑いじゃないですか。

洋服の場合、Tシャツだって1年中着ていてもよいのだし、自分に素直になろう! ということで、私は9月も浴衣を着ることにしました。(だってまた買っちゃったんだもん)。

秋の浴衣コーディネートのコツ

とは言え、いくら暑くても9月にアロハシャツは気分じゃないのと同様、夏!みたいなコーデは「今日どこでお祭りですか?」と言われてしまいそう。

白や青ベースのいかにも夏っぽい浴衣たち。来年またお世話になります!

そこで、浴衣を秋らしく着るコツを考えてみました。

1. 色で秋らしさを演出

さっぱりした白や紺の浴衣は、夏の清涼感を演出するにはぴったりですが、秋だと浮いてしまいます。そこでグリーンや茶系、またはくすんだ色味の浴衣をチョイスすることで、秋らしさを出すといいのかなと思います。

秋もいけそうな浴衣。左からROBE JAPONICA、KENZO、リサイクルショップで見つけたトンボ柄

帯も暖色や深い色を使うのが良さそうです。

2. 半衿をプラス

通常、浴衣は肌着の上に直接着るものですが、半衿つきの襦袢を仕込むことで、着物っぽく着ることが可能です。

このような衿付きの半襦袢を中に着ます。こちらはテクニックいらずでキレイに着られる「ジュポネ」のもの。

上から浴衣を着てみると……

浴衣が黒っぽい(本当は濃い緑)ので、半衿&帯も黒ベースにしました。

こんな感じで着物っぽさがアップ! 半衿、帯ともにあまり重くない素材にするのもポイントです。

3. 小物で秋っぽさを出す

洋服のときと同じく、小物から秋へスイッチするのもテクニックのひとつ。

深緑の浴衣に赤ベースの帯、足元はスエードのパンプスで洋装ミックスに。帯はゴフクヤサンドットコム。

バッグや足元の素材感のおかげで、浴衣もかなり落ち着いた印象になりますよね。

9月こそ、浴衣を着よう

実は、真夏は浴衣でもかなり暑いのが本音。むしろ涼しくなってきた今頃が着ていてちょうどよい季節。
皆さんもコーディネートに迷ったら、秋浴衣にぜひトライしてみて下さい。

ではまた!

PROFILE

橘川 麻実 Writer & Editor

ライター歴20年。ストリートファッション誌にてキャリアをスタートし、ファッションの第一線…ではなく第三線ぐらいに地味に生息。足を使った情報収集がモットーです。

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