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KANTARO JAN 28,2020

自分自身のモットーを忘れないために。


「ついつい忘れてしまうよな。」

私の仕事は『美容師』である。

基本的には、目の前のお客様のヘアスタイルを綺麗にして差し上げて、ウキウキ、ワクワクと、快適で幸せな毎日を送っていただける様にしてあげるのが、仕事の本質である。

仕事の内容としては、そんなに複雑な話ではない。

お客様に『良いヘアデザイン』を提供すること。

その一言で、説明できる内容だ。

ただ、ここでいう『良いヘアデザイン』とは何か?

そこには色々な定義がある。

『斬新でアバンギャルドなデザイン』
『シンプルでクオリティーの高いデザイン』
『再現性が高く手入れのしやすいデザイン』
『トレンドにマッチしていている流行りのデザイン』

もちろんそれ以外にも、様々な『良いヘアデザインの定義』は沢山あるが、いずれにしても、とにかく『良いヘアデザインを提供すること。』が美容師としての仕事の本質であり、美容師としての評価を得られる最重要な必須項目なのである。

しかしながら。。。

私の場合、美容師であるにも関わらず、高く評価されている部分が、周りの有名美容師さんとは少し違う様に感じている。

実際に、この『URBAN RESEARCH MEDIA』のコラムのメンバーとして選出されている理由も、いわゆる『美容師』という部分を評価された訳ではなく、一人の『男』という様な部分での評価を高く得たことが、メンバーの一人に選んでいただいた大きな理由であると、理解している。

私の『ファン』と自称する美容師さんも全国にチラホラいるが、そういう方達も同じく、私の『美容師』としてのクリエイティブな部分よりも、一人の『男』としての部分を高く評価してくれている様なところが多い。

なので、私の周りに集まる奴らは、いつも男くさい『野郎ども』ばかりだ。

そんなこんなで、東京、大阪、福岡、札幌など、各地方でのセミナー依頼が、2ヶ月に1度ぐらいのペースで舞い込んでくる。

そう。。。セミナー依頼の内容は、美容師として、ハサミを使ったテクニックやセンスなどの伝授の為ではなく、マイクを使ってメッセージを伝える、『考え方』などの、さながら『男塾の様』と化したような内容のセミナーばかりだ。

そんなセミナーでの質問コーナーで、必ず聞かれるく内容がこれだ。

『カンタロウさんの生きていく上でのモットーを教えてください。』

確かに、私も面白い人に会うと、この質問をぶつけてしまう。気になるし、聞きたい。

参考にして、実践してみたくなる内容があったりもする。

私のモットーは、

『楽しい時間だけで、毎日を埋め尽くす。』

である。

1日24時間は、どんな人にでも平等に振り分けられた、唯一の公平なものだ。

その内の何時間を目を開けて過ごすのかは、人によって違うかもしれないが、私の場合はほぼ18時間ぐらいは、目を開けて活きて生きている。

この18時間をどんな気分で過ごすのか?

それを自分でコントロールする訳だ。

その全ての時間を『楽しい時間』とする為には、様々な努力がいる。

勘違いして欲しくないのは、『楽しい≡ラク』ではないと言うことだ。

当たり前のことだが、ただただ楽しい時間を楽しく過ごすの誰にでも出来るし、簡単だ。

大切な事は、どんな出来事の中にも『楽しい要素』を見つけ出して、『楽しくする』という事だ。

日常生活の中では、自分にとっては不本意ではあるけども、突然に理不尽な事が起こったりする。

わかりやすく些細な事で例に挙げると、『順番抜かし』などがある。

自分はちゃんと並んで順番を待っていたにも関わらず、しれ〜っと横から列に並んでくるz

そんな時、一瞬にしてイラっとしたり、カチンッっと来たりするものではあるが、そのままイライラし続けるか?または、カチンッと来た怒りをぶつけるか?もしくは、『まぁ、ええよ。』とサラッと流すかは自分で選べる。

私の場合は、『まぁ、よっぽど急いでるんだな。OK。俺は余裕があるから、どうぞお先に。でも、カッコ悪いから、気をつけな。』

っと心の中で呟いて、サラッと流す。

これでおしまい。

イライラタイムは一瞬にして消えて、むしろ『俺って心広いぜ〜。』みたいな時間に自分をコントロールして変える。

まぁ、本当に些細な例を挙げてみたが、単純に説明すればそういうことだ。

とにかく、どんな事にでも『楽しさ』を見つけだすこと。

どんな状況でも、気分を自分でコントロールして、穏やかに楽しく過ごすこと。

これが私の言うところの『努力』だ。

モットーを貫くにも、努力と訓練が必要だと言うことだ。

同時に、必要がない場合は、嫌な奴とも合わない様にする事も必要だし、嫌な思いをする様な場所にも行かないことも心がけなければいけない。

どうしても必要な場合は仕方ないが、わざわざ関わる必要はない。

最近はSNSのせいで、他人と自分を比べて嫉妬したり、僻みを持ったり、羨んだりして、見なくても良いものを見て嫌な気分になってる人も多いみたいだけどね。

もっと自分に自信を持って、楽しく生きる事が出来れば、もっと幸せになれるはずなんだけどね。

まだまだ私もカッしてしまうことも多いが、出来るだけ『モットー』を大切にできる様に、これからも精進していくつもりだ。

PROFILE

KANTARO 美容師 / LIM統括ディレクター

東京、大阪、ロンドン、シンガポール、香港、中国などの世界の各都市を、週ごとに点々と移動しながら働く美容師。『LIM』いうグループの統括ディレクターを務めており、ブランディングやマーケティングを行う。常日頃から『美容師の新しい生き方』を模索しており、50歳でのセミリタイアを夢見ている。いつまで経っても、怠け癖が抜けない、働き者の中年男性である。

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