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KANTARO JAN 28,2020

夢を実現するためのカギ


誰と何をやるのか?

2014年12月。

ロンドン進出を終えたばかりの私は、『次はいよいよ中国進出かな?』っと、ぼんやりと上海に出店することを考え始めていた。

2019年12月。
実際に、上海にサロンをオープンするまでに、結局、5年もの月日がかかった。

初めの頃は中国進出を安易に考えていたのだが、実際に取り掛かって行く様になってから、次第にその厳しさを実感するようになった。

気がつけば、いつの間にか中国進出は『夢みたいな話』になってしまっていたのだが、それでも一歩一歩、確実に歩んできた事が功を奏し、少しづつではあるが、確実に『現実的な話』にして行ったわけだ。

中国に限らず、海外でビジネスをする時に一番重要な要素となるのは、ずばり『人』だ。

『誰とやるか?』

これが一番重要なのだ。

上海進出までに5年間もの時間がかかってしまった一番の理由は、この『人』の問題だった。

もちろんそれは、日本国内でビジネスをする際も同じ事が言えるのだろうが、言葉もろくに通じない海外ともなれば、尚更それを痛感する事になるわけだ。

『誰とやるか?』

海外でのビジネスの成功の鍵は、本当にこれだけだと言っても過言ではない。

まず、初めの『人』とは『共同経営者』である。

海外では、言葉や文化や習慣が全く違うため、必ず現地で信頼のできる『現地の人』が必要となる。

『ローカル』と言われる人だ。

海外では、言葉は解らないし、ニュアンスも掴みにくいため、契約書の一つを交わす際は勿論のことだが、交渉の仕方や、時事ネタ情報など、『現地の人』でなければわからないこともかなり多い。

これらの難しい仕事を請け負ってくれる、『海外起業エージェント』という『人』も沢山いるのだが、この様な『エージェント』では、結局のところ上手くいかないと、個人的な経験から感じている。

エージェント業をやっている方には本当に申し訳ない言い方になってしまうが、これらの起業セットアップを『仕事』でやってくれる人にとっては、所詮、他人から請負った『仕事』なのだ。

本当に本気で真剣にやってくれるは人は少ない。

あくまでも『海外起業セットアップ』は、『仕事』として請負ってくれるだけだから、完全なる成果報酬という形ではなく、起業が出来ても、出来なくてもマージンは発生するわけで、どこか他人事の様に対応された経験もある。

まぁ、簡単に言えば、エージェントにはリスクが無いわけだ。

リスクを負っていない訳だから、私もどこか信用しきれない。ということだ。

やはり、リスクを負ってくれる『共同経営者』となってくれる『現地の人』でないと、本当の力にはなってくれないと思っている。

実際に、起業するのはあくまでもスタート地点に立ったに過ぎないわけで、そこから運営をしていく時間の方が、永遠に続くと言える。

そんな永遠に続く運営の中で、いろいろな財務の手続きや、思いがけないトラブルも起こるわけで、そんな時にもリスクを負っているからこそ、本気で動いてくれる『現地の人』の対応が重要になるわけで。

とにかく、リスクを負ってくれて、本気でやってくれる『現地の人』が絶対に必要になると言うことだ。

しかも、お互いに心から信じ合える事ができる『人』ないといけない。

これが第一の難関なのである。

そして次に、実際に現場に立ってくれる『人』となる『従業員(スタッフ)』だ。

上記の様な内容は、『共同経営者』ということだけでなく、『従業員(スタッフ)』にも同じことが言える。

まぁ、さすがに『従業員(スタッフ)』に『株主の様な気持ちになれ!』とは言わないが、経営者と同じような気持ちで働いてくれる『人』である事はとても重要だ。

そんな『人』と出会えるかどうか?

それがまた、とても難しい。

何度も言うが、上海での出店までに、5年間もかかってしまった理由は、これだった。

初めに「僕が上海をやります!」と言ってくれていた『人』は、土壇場になって辞退した。

これで一度、上海進出の話が流れた。

そして、2人目も、次の3人目も、、、。

初めはやる気満々だったにも関わらず、それぞれにトラブルがあって、上海行きを辞退する事になり、その度に上海進出の話は水に流れたのであった。

話が流れるたびに、周りの人は「上海進出なんて、本当に実現できるのかね〜?」っと、私のことを疑ったに違いない。

応援してくれると言うよりも、「ほら見たことか!」という様な空気感でいっぱいだった。

しかし、私は絶対に諦めなかった。

自分で自分を信じていたからだ。

自信があったのだ。

むしろ、『今に見ていろよ!この野郎!絶対に成功させてやるからな!』という思いが、日増しに強くなって行くだけだった。

私は『経営者』である以上、『従業員(スタッフ)』という『人』を選ぶ立場である。

であるから、それなりに自分の目線と判断で、『人』を選ぶことは出来るのであるが、きっとそれは『従業員(スタッフ)』となる立場の相手も同じことで、どんな会社であるか?上司であるか?を慎重に選んでいるに違いない。

それはそうだろう。自分の未来がかかっているわけだから、そうなって然るべきだ。

上海に行く事を辞退されると言うことは、早い話、私という『人』、そしてLIMという『会社』を、彼らが信じれなかったと言うことだろう。

それは私の責任であり、彼らを責めるつもりもない。

しかしながら、まだ私の場合は、『LIMのカンタロウ』というブランド力と海外での実績があるので、他のだれかよりも少しは『信じてもらえやすい方』ではあると思うのだが、それでもこの様な有様だった訳だ。

話を戻すが、、、。

とにかく何が言いたいかというと、最も重要な『人』の問題によって、上海進出にここまで時間がかかってしまったという事。

そして、話が流れるたびに、私の『なにクソ根性』が磨かれて行ったと言うことだ。

そういう意味でも、現在、私と一緒に頑張ってくれている上海の日本人スタッフ達には、感謝しかない。

本当にありがとう。

『なにクソ根性』で私と一緒に戦って欲しい。

大切なことは、『人』と『人』が信じ合い、思いを共有することだ。

『何の為にそれをやるのか?』

これが信頼を深める為に重要になる。

話すと長くなりそうなので、その話はまたいつかの機会にでも文字に起こそう。

ただ、シンプルに言えることは、

『共に幸せになること。』

ただただ、これに尽きる。

チャレンジ無くして成功はない。

平穏な毎日の先には平穏な毎日しかないぞ。

そんな人生楽しいか??

俺はそんなつまらない人生はイヤだな。

一生は短い。

いつまでウジウジしてんのや?

せっかく素晴らしい能力があんのに、小さいチャレンジして、ちょっと成功して、小さく収まってんじゃねーよ。

おい、若者よ。

失敗を恐れるなよ。

安全牌ばっかりツモってんじゃねーよ。

若いうちに、馬鹿みたいばチャレンジしてみろ。

何回失敗しても、そこそこはやり直して生きていけるねんで!

いつでも出来るチャレンジは、後に回して置いとけ。

今だからこそ出来るチャレンジしてみろよ。

今、目の前に見えている美味しそうなご褒美は、いずれ歳を重ねて見てみたら、大したことのないご褒美になってる事が多いで。

せっかくだからさ、中国大陸で待ってます。

PROFILE

KANTARO 美容師 / LIM統括ディレクター

東京、大阪、ロンドン、シンガポール、香港、中国などの世界の各都市を、週ごとに点々と移動しながら働く美容師。『LIM』いうグループの統括ディレクターを務めており、ブランディングやマーケティングを行う。常日頃から『美容師の新しい生き方』を模索しており、50歳でのセミリタイアを夢見ている。いつまで経っても、怠け癖が抜けない、働き者の中年男性である。

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