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河合 桂馬 NOV 20,2020

~On The Road~ 車の生活 Vol.28
3ヶ月で10kg減

家に住むことを辞め、
車で生活していたDJ河合桂馬のVanlifeレポート。
(第28話) 食事編②「3ヶ月で10kg減」


前回前々回と、番外編として私がガンになった経緯と現状をお伝えしました。
今回は、食事編の2回目として、ガンになり、自然療法としてどんな食事をしていたのか、そして車内にて、どのような調理器具で自炊をしていたかについてお伝えしていきたいと思います。

正しい食事とは?

ベジタリアン、マクロビオティック、グルテンフリー、フルータリアン、糖質制限、原始人食、一日一食、ナチュラルハイジーンなどなど、、、
健康に良いと言われる食事方法は、日々新たな説が浮上しています。
果たしてどの食事法が健康にとって一番優れているのでしょうか!?

前回お伝えした通り、自然療法でガン治療に臨むと決め、2019年10月18日から食事療法を始めました。
その内容は、玄米菜食の和食を基本として、

【摂取を禁止したもの】
・白米
・酒
・肉
・卵
・グルテン
・カゼイン
・砂糖
・カフェイン
・添加物

といった内容でした。
この食事内容に切り替えたところ、3ヶ月で体重が10Kg落ちました。
まあそれもそのはず、食事制限以前は、パスタ大好き、うどん大好き、
ご飯お代わり自由とあれば腹十二分目まで白米をむさぼり食い、
ビールをたらふく飲んだ後には家系ラーメンとライスで締めるという、
典型的な糖質中毒者でしたから。

しかし、体重は落ちたものの、病状は回復しませんでした。
そこで、より精度の高い食事療法に取り組もうと、都内の某クリニックで
「メタトロン」という量子波動器で、自分にあった食材を調べてもらいました。
このメタトロンは、ヘッドフォンのようなものを頭につけ、体の波動をスキャンし、
その人の身体の悪い箇所や、適した食材がわかるというもので、ロシア人科学者によって開発されたというなんとも怪しい機器です(笑)。

このメタトロン先生の結果は、適した食材から順に食材のカテゴリー関係なく一覧されるのですが、

河合桂馬に適した食材第1位は、、、

「ライ麦粉」

洋食!(笑)

動物性の食材については、上位全てが魚で、肉は80位ぐらいでようやく七面鳥(笑)が出てきたという結果で、診察した医師によると、私には玄米菜食と魚といった和食がやはり適しているという見解でした。
ただし、その人の体調や、身体の不調によって適した食材はその都度変わるということでした。

医師によるお墨付きをもらい、安心して食事療法を続けていこうと思ったのもつかの間、
前回お伝えした通り、舌の腫瘍が大きくなり、口が閉じなくなり、固形物が食べられなくなってしまいました。
そこで自然療法試合終了、標準治療へと切り替えたのでした。

食事に関する私の現在の個人的は見解としては、
「人によって違うので、唯一最適な食事法はない」
と考えています。
例えば、一般的にそばが体にいい食べ物だとしても、そばアレルギーの人にとっては死を招くこともある危険な食べ物となってしまいます。
なので、玄米は良くて白米はダメ、魚は良くて肉はダメ、などという説は、人によって違うと考えています。

バンライフ自炊法

さて、ここからは、バンライフにおける自炊方法をお伝えしていきたいと思います。
バンライフ初心者の頃は、車載しているサブバッテリーとインバーターが嬉しくて(電装系詳細はVol.9をご覧ください)、何かと電化製品に頼ろうとしていました。

バンライフ用に買い揃えた家電は、
炊飯器、電気ポット、IHクッキングヒーターでした。
炊飯器は、家で使っていたものだと大きく、消費電力も大きかったので、3合炊で消費電力も少ないシンプルなものを購入しました。

しかし、結論から言うと、この全ての家電は結局バンライフでは使わなくなってしまいました。

一番初めに脱落したのはIHクッキングヒーター。
サブバッテリーの容量が小さかったので、高出力で使えず、全く使い物にならなかった。

次に脱落したのは電気ポット。
3リットル容量のポットだったので、お湯が沸くまでに時間がかかるし、
少ない量のお湯を沸かすなら、結局ガスコンロで沸かしたほうが手軽だった。

最後までバンライフのお供をしていた家電は、炊飯器。
これは、なかなか重宝しました。
車で走り出す前に炊飯器をセットし、白米なら20分、玄米なら50分ほどで炊き上がり、車を停めたらすぐに炊きたてのご飯が食べられるというのは、感動的でした。
しかし、移動日であれば問題ないのですが、移動をしない2泊3日のキャンプ場滞在などではエンジンをかけないので炊けず、米を炊くためにアイドリングするのもなんだか気がひけるしということで、炊飯器も徐々に出番が減っていきました。

それからも、いろいろな調理器具をバンライフに持ち出し、あれやこれやと車内調理を研究していきました。
バンライフに持ち出したけど結局使わなくなって車から降ろした調理器具は、
・IHクッキングヒーター
・電気ポット
・炊飯器
・ル・クルーゼの鍋
・包丁
・ザル、ボウル類
・おたま、フライ返し、菜箸
・スキレット
・ホットサンドクッカー
・ダッヂオーブン
・焚き火台
・陶器類
・グラス
・24リットルウォータージャグ

こんなところです。

逆に、最終的に生き残った調理器具たちは、
・イワタニのガスコンロ(マーベラス)
・スノーピークのチタンコッフェル大小1つずつ
・平和圧力鍋マジックブラウン(炊飯用)
・スノーピークのチタンマグカップダブルウォール1人1つ
・ヴィクトリノックスのアーミーナイフ1つ
・シェラカップ2個
・スプーン、フォーク、箸
・ナルゲンボトル1リットル1つ、500ミリ2つ
・プラティパス2リットル4つ
・キッチンバサミ

こんな感じです。

キャンプ料理で使うような器具は大きすぎて車内調理には向かず、
登山用品の方が使い勝手が良く、車内では凝った料理もできないので、
ご飯と味噌汁を自炊して、結局おかずはスーパーの惣菜などを買うことが現実的でした。

しかも、真夏の車内調理は、ガスの熱で灼熱地獄だし、換気のため窓を開けると蚊が入ってくるし、雨の日には窓を開けられないし、食器を洗うのも大変だしと、過酷な調理環境の中で生活していると、サトウのごはんを加熱せずにそのまま食べるという荒技まで身につきました(笑)。もはやサバイバル。

ということで、バンライフでは、自炊にあまりこだわりすぎずに、ご当地グルメを楽しんだり、ファミレスの快適な環境で仕事しながらジャンクなものも気にせず食べるという方が、毎日楽しめるという結論に至りました。

現在私は、術後の後遺症のため食べることができなくなってしまい、毎日栄養剤とバナナとヘンププロテインをミキサーにかけたスムージーを飲んで生きているのですが、ご飯を食べられるということ自体幸せなことで、あれはダメこれは良い、この添加物はダメだとか、そんな細かいことなんか気にしないで、食べられることに感謝して、楽しく食事していれば、健康的に生きられるんじゃないかと思います。

小難しいこと言ってる健康オタクより、
褐色の炭酸飲料を片手に「ヤベェよハミダブチ」とか言いながら嬉しそうに食事している人の方が、なんだか人生楽しそうですよね。

Vol.29へ続く

文・写真:河合桂馬

PROFILE

2002年、club青山MIXにてHOUSE DJとしてのキャリアをスタート。
GREENROOM FESTIVALなど全国さまざまな野外フェスに出演し、日本最大級のキャンプフェスGO OUT CAMP最多出演アーティスト記録更新中。近年活動の幅を海外フェスにも広げている。TOYOTA HIACE ウェブCM、KIRIN生茶広告など多数メディアに出演中。

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