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河合 桂馬 SEP 16,2021

~On The Road~ 車の生活 Vol.30
トイレ・ゴミ問題(後編)「バンライフはサバイバル」

家に住むことを辞め、
車で生活していたDJ河合桂馬のVanlifeレポート。
(第30話)トイレ・ゴミ問題(後編)「バンライフはサバイバル」


みなさん、またまたお久しぶりになってしまいました。

前回はBNCT治療の経過観察中でしたが、結局BNCT治療の効果が無く、次はオプジーボという免疫チェックポイント阻害薬というものを投与していましたが、これも効果が無く、現在はエスワンタイホウという飲み薬の抗がん剤を服用しておりまして、この薬が少し効いているということで、ようやく執筆に向かえる精神状態になりました。このまま良くなりますように!

ということで前回からの続き、トイレ・ゴミ問題の核心に迫る後編をお送りいたします。

トイレ問題

バンライフ最大の問題が、トイレです。

2泊3日程度のなんちゃってバンライフであればさほど気にならないのですが、本気のバンライフ、つまり、家を持たずに1年以上車で暮らすとなると、このトイレ問題がボディブローのように、精神的ダメージとなって蓄積されていくのです。

バンライフで使用するトイレは、

・道の駅
・高速道路サービスエリア
・キャンプ場
・コンビニ
・スーパー
・飲食店
・公園

ざっとこんなところが主な使用場所になります。
上から3つの場所は、宿泊場所として滞在中に使用することが多く、下から4つの場所は、移動中の休憩場所として使います。

では、バンライフにおけるトイレの悩みを列挙していこうじゃありませんか。

・駐車場所からトイレまでの距離が遠い
→特に道の駅、高速道路サービスエリア、キャンプ場

・移動中、もよおしてからすぐにコンビニなどが見つからない
→特に田舎だと致命的

・トイレが見つかったと思ったら人が並んでいる
→特にコンビニ

・トイレが汚い
→特にコンビニ

・就寝中にもよおした場合いちいち靴を履いて行くのがめんどくさい
→特にキャンプ場

・夜間、トイレまでの道のりが暗い
→特に夜のキャンプ場ではライトを持っていく必要がある

・トイレットペーパーがない場合がある
→特にキャンプ場ではトイレットペーパーを持って行くのは基本
 
・就寝中にもよおした場合トイレまで歩くと寝つきが悪くなる
→特にサービスエリアではトラックが一晩中アイドリングしていてエンジン音がうるさく、一度起きると寝付くまでに時間がかかる

・トイレが閉まっている場合がある
→特に夜間の公園

・夏は虫がすごい
→特にキャンプ場

・冬は寒い
→特にキャンプ場、道の駅、公園

・自分の家のように落ち着いて用を足せない
→特にコンビニで次に並んでいるおじさんが冷や汗をかいて顔面蒼白の場合

・トイレはありませんと店員に嘘をつかれる(笑)
→特に都会のコンビニ

さあどうでしょうか!?
毎日、365日、1日に数回このようなストレスと闘いながら用を足すのです。
あなたは1年間耐えられますか!?

実際、私もこのトイレ問題で妻と何度も喧嘩しました(笑)。

男性の場合は、本当に最悪の最悪の場合、違法ではありますが、
「立ちション」という最終奥義があります。

しかし女性はそうもいきません。なので、簡易的な携帯用のトイレを常備しました。

それ以来妻も最悪の場合の保険ができた安心感からか、喧嘩が減りました(笑)。

夫婦でバンライフをするかたには特に、携帯用トイレの常備をオススメします。

ゴミ問題

トイレ問題の次に厄介なのは、ゴミ問題です。

こちらも、2泊3日程度のなんちゃってバンライフであれば、ゴミを自宅に持ち帰って処理すればいいだけの話ですが、本気のバンライフ、つまり家を持たずに車で暮らすとなると、自宅が無いので処理できないのです。

バンライフを継続するには、なるべくゴミを出さないように工夫する必要があるのですが、これがなかなか難しいんです。

今の時代、バンライフではなく普通に家に住むという暮らしであっても、ゴミを出さないように生活するにはかなり苦労します。

田舎で自給自足的な暮らしをして、なるべく過剰包装の商品の消費を抑え、量り売りや地元の八百屋などを活用し、生ゴミなどはコンポストで処理をして、畑の肥料にするといった循環型の生活ができればベストだと思いますが、都会の暮らしだと難しいのが現実です。

バンライフでゴミを処理できる場所としては、

・ガソリンスタンド
・キャンプ場
・RVパーク

などがあります。

一番手軽にゴミを処理できるのはガソリンスタンドなので、ガソリンは満タン入れずに、こまめに入れるようにし、その都度ゴミを処理するとゴミがたまらないですし、ガソリンの重量分燃費も良くなるので、
ちょっとめんどくさいですがオススメです。

しかし、田舎を移動中で次にいつガソリンスタンドがあるのか不安な場合は満タン入れるほうがいいでしょうけど。

キャンプ場やRVパークでは、有料のゴミ袋を購入してゴミを処理することが一般的です。

なるべくゴミを出さないようにする工夫としては、商品を購入した店舗で、過剰包装してあるものを剥がし、その店舗にて処理するということをやっていました。

あとは、水のペットボトルを購入したら、その店の駐車場でプラティパスという登山用のウォーターボトルに入れ替えて、ペットボトルをその店で処理するなど、なるべく買い物の段階でゴミを車に持ち込まないように意識していました。

ちなみにこのプラティパスのウォーターボトルがあると、「道の駅ふじおやま」や「道の駅富士吉田」のように、湧き水が汲める道の駅で、水を汲む際にも重宝します。

あとは、道の駅や高速道路のサービスエリアのゴミ箱には、常識の範囲内で少量のティッシュゴミなどをこまめに捨てさせてもらっていました。ポイントは、溜め込まずにこまめに捨てることですね。

ゴミを出さないようにする一番の方法は、
「モノを買わない」
ことですが、それは難しいですよね。

ただ、バンライフをすることで、どうやったらゴミを減らせるかという意識が各個人に芽生えたら、今後の地球の環境にとってはプラスなことだと思います。

バンライフはサバイバル

さあ、いかがだったでしょうか!?
今回は、現在流行りだしているバンライフの辛い部分をお伝えしました。

更に辛い部分を付け加えるとすると、毎日お風呂に入れないとか、洗濯物が溜まっていくとか、家なしバンライフじゃなくても、1ヶ月ぐらいの車中泊の旅をしてみれば、大変な部分がもっとわかると思います。

車中泊の旅では、サバイバル能力が鍛えられるので、ぜひ皆さんに経験してもらいたいと思います。

例えば災害時に、避難場所で車上生活やテント生活を余儀無くされた場合でも、
バンライフの経験やキャンプの経験があれば、精神的なゆとりが生まれるはずです。

私は、2015年にサラリーマンを辞め、2018年7月から2019年12月までの約1年5ヶ月間、
定住する家を持たずに、
生きるために本当に必要なモノは何か?
自分の人生にとって大切なコトは何か?
という哲学のもと、バンライフをしていました。
それによって得た気づきや経験は、自分の人生において大きな財産となりました。

さて、次回からは「バンライフの愛用品」というテーマのもと、荷物が限られるバンライフにおいて、自分が実際に使っていたものをご紹介していこうと思います。

乞うご期待!

文・写真:河合桂馬

PROFILE

2002年、club青山MIXにてHOUSE DJとしてのキャリアをスタート。
GREENROOM FESTIVALなど全国さまざまな野外フェスに出演し、日本最大級のキャンプフェスGO OUT CAMP最多出演アーティスト記録更新中。近年活動の幅を海外フェスにも広げている。TOYOTA HIACE ウェブCM、KIRIN生茶広告など多数メディアに出演中。

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