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桑原 茂一 JUN 03,2021

Look Book Cook Records No.74


「自転車乗りの恋」その一

LOOK !

この青空いっぱいに広がる雲の笑顔をみて微笑んだら、

きっと、あなたは恋してはりますやろか?

さもなければ、向田邦子著「ベスト・エッセイ」の切れ味の見事さにうちのめされ、
「自転車乗りの恋」なんていう時代錯誤のタイトルを被せたものののののの、
つまり、このタイトルからイメージするのは、鈍でおだてに弱い、
しかもそれを純だと思い違いのまま生きている男が、
コロナ禍の人員整理で小樽へ左遷されたが、
冬の寒さと町の美しさの隔たりに耐えられず辞職し、
死ぬまでに一度は暮らしたかった京都へ引っ越したものの、
はっきりとした目標もないものだから、
岡崎公園で鳩に餌やるよりはと日々自転車に乗って京都を探索するうちに、
迷路のような京都の辻角で、左方向からいきなり飛び出し来たママチャリと接触し、
そのママチャリ前輪設置買い物籠ギュウギュウ食品がそこかしこにぶちまけられた。

“おっ〜ちゃん、な〜に、す〜んね〜〜〜ん!”

耳を塞ぐ爆音罵声に一瞬気を失った。

が、1秒後に我に返り、

“てやんで〜いきなりつっこんで来たのはおまえや・・・”

と怒鳴り返す先の言葉と怒りを慌ててリバースして飲み込んだ。

声ががががが・可愛い!まれにみる可愛いらしい声、
もしかしてこいつ、ヘリウムガス星人か?

セット!発射!ザッブ〜ン!

おっちゃん自ら100度の恋湯を頭からバケツ一杯被りはった。

アッチチチチチチ・・・

おっちゃん、なにをゴチャゴチャいうてんねん。
はよ、ばらまいた野菜ひろわんかい。
ええか、ワテのいう通りに拾うてや〜、ほないくで〜

あっ、はい。すいません、急いでばらまいた恋を拾いますから。
はい、どうぞ〜

茄子にきゅうりにごぼうにれんこん玉ねぎおじゃがににんにくしょうが
オクラにだいこんやまいもトマトにんじんきゃべつにちげんさい
パクチー忘れず青じそ茗荷に水菜にほうれんそうここは京都や九条ネギにふだん草。

きっちり、ひろうんやで〜〜

ちごうた。

みかけはありふれた地球人の主婦やっないか〜
きっと興奮で声が裏返りはったんや。
せやけど、なんでオイラのからだが勝手にうごくんや

はぁ、すまへんなぁ〜かんにんやで〜
急いでばらまいた恋を拾いますから。
よう、よう、ちびっと、まってくれへんか〜

自転車乗りの恋が暴発してもうたようや、
それにしても、こんな暗いコロナの時代に、
ええ、はなしのはじまりやろ。

ちがう?

ほんなら、明るい話は置いといて、

旧知の先輩が未来へ残す素晴らしい教えを
今日経新聞に連載してはるんで、
一部省略してざっくり引用してみるから
ちゃんとよんでおくれやす。

規模や量の経済が終焉を迎えようとする時代、北欧諸国の評価は高い。
持続可能な開発目標達成度世界ランキング
2020年一位はスウェーデン、
世界幸福度20年でも7位、
一位はフィンランド、日本は62位、

で、

スウェーデン政府の観光局が国の
正式なツイッターアカウントを
希望する国民全てに提供するという
大胆な構想。
北欧的なデモクラシーの真髄に触れたようで少し羨ましく思った。

・・・ある人は知られざる田園風景を、ある人は各地方のグルメ情報を写真を添付し140字で投稿した。

国を挙げての観光キャンペーンは世界中からフォロワーが急増、
PR効果は1980万ドルにのぼった。

昨今、何かといえばDX(デジタルトランスフォーメーション)、DXと喧しいが、
DXの本質はデジタル化に腐心することにあらず、
人々の幸福や喜びを目的としその為にデジタルを如何に駆使すればよいかを考察すること。

昨今、何かといえばDX(デジタルトランスフォーメーション)、DXと喧しいが、
そうなんか、「喧しい」は「かまびすしい」と読むんやな、ありがたや、ありがたや。

広告で世界を俯瞰する。広告で過去と未来を結ぶ。更には人生までも指南する。

「世界を変えたネット広告」海外編十選

その著者こそだれあろう、

ご存知、「ピッカピッカの一年生」で
広告界を震撼させたクリエイティブ・ディレクター

杉山恒太郎さんその人です。そしてワテの尊師ごじゃります。

これまでも日経新聞で広告をテーマに連載され大反響でした。
今回はそのシリーズ再開です。
その連載第六回目の一部引用させていただきました。

さて、恋する自転車乗りは普段から鴨川沿いを走っております。

で、この日は恋の火照りを冷まそうと川のすぐ側を走っておったのです。

あれ? あれはなんだ? 近寄りiPhoneパチリ!

この画像にピン!と来たら、その瞬間あなたは名探偵ポアロです。

片方だけの靴 しかも、革靴

こんなとこにポンと革靴が片方だけ置いてあったら、

事件やと思わへん?

ここで殺ろされて川へ ドブン!

それがちゃうねん、無理やねん鴨川、なかでも、ここは浅い、誠に浅い。
川にドブンしてもせいぜい、くるぶしまでやろ、
この川に死体を投げ込んでも半身浴にしかならんから、な、
ほんなら、その死体は何処へ運びはったんやろ、
そんなん詮索しても、せいないやけどな、

片方の靴だけが取り残されたんやな、

となると、ワトソンくん、
この写真に広告的なキャッチなコピーを
当てるなら、なんやと思う?

ワトソンくん? あれ、ポアロ?はどこいったん、

ふふふ・参ったか、

なんのクイズやねん。

ほなワテのキャッチ・コピー言うたろか?

「毎朝、なにも知らない愚か者になって目を覚ます。」

う〜ん、あんた、ペシミストか?

ペシミスト=悲観主義者

ちゃうねんか?

それにしても、こげん真摯に自分と対峙するひとの人生はしんどいとおもわへん?

でもなそれができるから歴史に名を残すんやな。

だからね、明智くん、このセリフは誰やと思う?

だから、ポアロはどこいったん?

まさか、ジョン・レノンや、
マイケル・ジャクソンや、
エイミー・ワインハウスやない

それくらいは誰でも分かる。

といって、スティーブ・ジョブズや
明智光秀でもないことは

やっぱり誰でも分かる。

「毎朝、なにも知らない愚か者になって目を覚ます。」
と口癖のように語り、最晩年に至っても
「私は学ぶ生徒として生きてきた」と回想するように、
「控えめな規則正しさ、継続性、忍耐強さ」という
職人肌の「信条」に裏打ちされていたことだ。
そんな純粋さを持ち続けてたからこそ、ロマン・ロランと出会い、
サン=テグジュペリの飛行機に乗り、
ジャーナリストのカミュのインタビューを受け、
スターリンに面会するなど、同時代人との出会いもあったのだろう。
答えは、ル・コルビュジエ。

「ル・コルビュジエみずから語る生涯」ジャン・プティ著
(評)建築史家 松隅 洋

そして、この書籍を批評した松隅さんはこう締め括る。

ル・コルビュジエが堅持した「住まいはすべてに先立つ」
「都市は喜びをあたえ、誇りを抱かせなければならない」
とする建築の社会的使命は、今の日本で果たされているのか。
彼の後ろ姿は、このコロナ下を生きる私たちに
大きな問いかけと励ましを与えてくれる。

日経新聞 5月22日土曜日 読書からの一部引用

コロナ禍を生きるのは自転車乗りも同じだが、

この問いかけは大きすぎるし、励ましと言われても、な、

わての住まいは賃貸の町屋やさかい、ひっこしもさかい、せやからな、

このハイクラスな話は高級マンションの最上階に生きる建築家なら、

“よっしゃ、都市に喜びが生まれるように、
拙者の人生を投げ打ってみようやないか!”

そんな啖呵のひとつも吐き出せそうやが、
わては、只の自転車乗りや、ぐるぐる、ぐるぐる、車輪が回っているから、

こけへんねん、

止まったら最後、自転車と一緒に倒れるで、

ははは、おっさんおもろいな、それいうなら、自転車「操業」乗りやろ、

ほんまや、オイラの人生は誠に自転車操業乗りやったな。

あかん、そんな自虐的な笑いは、このコロナ下では御法度やで、

せやから、恋なんよ、自転車乗りに必要なんは、やっぱりな、恋は命なんやで、

あなたも、わたしも、買われた命、

恋してみたとて、一夜の火花 明日は、コロナ禍、モロッコか、

あんた、だれに買われたんや、カミさんか?はたまた会社か?老後か?

それとも、にっぽん国か?

有り体に言うと、生きるって、だれかの、なにかの、奴隷になることなんか?

自由になりたいなら、恋・恋・恋・恋に舵を切れ!

それって、恋に逃避ちゃうの?

違います。宗教にしても、ドラッグにして、セックスにしても、
逃避という考えが人間辞めますか?になるんやないでしょうか。

ひとは、死んだら終わりや、
でもな、
死にかかっても生きてるうちは死ねないんや。

地べたを這うように生きるにも
やっぱりエネルギーがなかったら
もっといえば、エネルギーなかったら、
ちゃんと死ぬことさえできへんねん。

死ぬ、死ぬ、言いながら小さな死を楽しむんがセックスやろ、
ジョルジュ・バタイユと澁澤龍彦 的考察

それ以外は、死ぬのはそうとう痛いで、たぶんな、
痛いの、痛いの、飛んでけ〜、で飛んでくのは、
おかあちゃんのおっぱい吸ってるうちだけや、
だから死ぬときぐらいは痛いの嫌や、

そこで奥様、そんなあなたに、

420 フォー・トッエンティー

医療大麻のことでんな。この辺りオイラしつこいで、
世界の少なくない国々で医療大麻が使用されている理由が、
肉体的及び精神的な痛みの緩和に有効である。

有効は友好で有功や

そう、痛いんや、ワクチンの副作用を舐めたらあかんで、
お昼に左肩筋肉に注射打ったら
翌日お昼に忘れた頃に痛いのやって来るや、
なんでも身体のレスキュー隊発動するには10時間ほどかかるんやそうや。
つまり血液検査でわかるんや、白血球が急に増えてんのがな。

白血球のもっとも大きな役割は、ウイルスや細菌などの異物が体内に入ったときに、自分のなかにそれを取り込んで消化分解する点です。 つまり免疫の役割を果たしているわけです。 そのため、ウイルスなどに感染した場合、異物を消化分解するために白血球数は増えます。

でな、オイラの場合は、痛くて 痛くて 痛くて右腕があがらへんねん。
なんで反対側の腕なん?

違う?

かもしれんが、ワテにはきつかった。
しかも、ワクチン打った左手はまったく力が入らない。
わかりやすくいうと、パソコンも打てないし、あそこも握られへん。

そんなんワクチンとなんも関係あらへん?
かもしれん、がな、コロナの菌への対抗やろう
そんな怖いワクチンなら免疫低下するやろ、
免疫低下したらそれまで隠れていた悪い菌がぞろぞろと出てくるんやないか?

もちろん、判断はあなた次第。ワテの話は、あくまでもワテだけの考えやからな・・
でな、笑かしてくれんのがこの話や、

なんでもな、コロナウイルスワクチン摂取した人に
100000000円が当たるくじを発表した中西部オハイオ州では
その特典で接種人数が5割り増しになったとか。

東部ニューヨーク州と同メリーランド州は接種特典で現金が当たるくじやで、
当たったら約5億4千万ドルから20ドルまで。
五億で釣って、20ドルってほぼ2000円?やろせこすぎあこぎすぎやないか?

他にも、大学の奨学金。無料ワイン。サッカーや野球の観戦チケット。
さらには、州立公園や美術館のチケットなどのプレゼント。

つまり、これらのおまけは「様子見」の人々への接種を促すための営業やろ。

発生地といわれている中国は、世界40カ国以上にワクチンを供給するらしいし、

米英他もおなじようなもんやろ、
こうしたウガった見方をするのは私の世界を正しく見る理解力が
華麗のせいで衰えているからだと思いますが、
コロナ禍って結局、命を失うという恐怖のプロパガンを先進国が合意の上で行う
つまり、地球上のたった1%の人たちだけが利を得る
見かけは命を救うようにみえるように仕組んだ
飛ぶ弾がが見えない第三次世界大戦に思えてくるわな。
そこには優生思想を実行する世界戦略?
もちろん、
情報化社会を自分だけの判断で正しく生きるのは容易ではないけどな、
考えること、真実を知る努力を諦めてはいけないなと思うんよ。
ひとを救え!はかなわんでも自分を救え!から始まる行動はええんちゃう?
それこそが自分の人生をより楽しく生きることへ最大の方法かもしれへんよ。

でね、

先生、やっぱりワクチン打った方がいいですかね?

そうね、もしあなたがこどもが欲しいなら、考えた方がいいかもね。

そんな会話があったことをお伝えしておきます。

真実はあなたが求めることから始まります。

あることについてずっと考えていると、
ふとした瞬間、思考の断片に補助線が引かれ、
手持ちの部品が一気につながることがある。
さーっと視界が開け、突如として全体像が目の前に広がる。
どうしてそうなるのかわはわからない。
その瞬間がいつ降りてくるのかもわからない。
「機が熟した」としか言いようがない。
日々考え続け、思考の部品を積み重ね、機が熟すのを待つ。

日経新聞夕刊 文化 経営学者 楠木健 こころの玉手箱より一部引用
「蛍」写真 柴田譲治

ここで明るいお知らせです。

「幻のヘビ」発見
夜行性で毒を持たないそして目撃例が少ない「シロマダラ」ヘビが
愛知県豊明市の名古屋短大で見つかった。
幻のヘビが見つかったことが明るいのではなく、
ヘビが見つかったことへの専門家の解説が明るいのです。
その専門家はこう言います。

幻のヘビが見つかったのは自然環境が良好な証。

情報化社会で暮らす私たちはいつのまにか空気のような情報に弛緩してしまいます。
なんとなく、みんながそういうからきっとそうなんだろう。
私を例にとれば、自然環境の悪化の警笛を不都合な真実を
ほぼ半世紀渡りプロパガンダされ、確かに悪化は事実だと思っている。

自然環境の悪化!

だから、それが真実ではない。という趣旨ではなく、
ヘビが見つかったのは自然環境が良好な証である
それもうれしい事実だろうと思う。
つまり自然環境の悪化うんぬんに限らず、
問題の論点をどこでだれがどう判断するか?
物事は常に相対的なものだから、
その視点をまずはっきりさせる必要があるということだ。
これまで私も空気感だけで判断してきたことが多かったと思う。
そのことで考えることを怠けていたことも事実だ。
これからは曖昧な発言を控え自分で実行できる範囲内で考え抜き発言したいと思う。
今のところ思うだけだが・・・で、
向かう先はたぶん変わらないがその進め方を改めるということだ。
それもコロナ禍で学んだことのひとつだと私は思っている。

デタッチメントをもって、私たちの生の一回性の姿を求める。
「クオリア降臨」茂木健一郎著から引用

デタッチメント(Detachment)とは、ノンアタッチメント(non-attachment)ともされ、ヒトが世界における物事、人物、価値観などへの愛着欲求を克服し、それによってより高い視点を獲得するという概念である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/デタッチメント

最後に今年33年目にして最新号で200号を迎えた freedom dictionary の表紙を紹介しておきます。奈良美智さんの特集からの選出です。

画像・文 初代選曲家 桑原茂→
https://dictionary.thebase.in/

PROFILE

初代選曲家、毎週金曜日夜11時 Mixcloud PirateRadio(海賊船)、
Editor-in-chief launching1988年 free paper dictionary → 2020年 freedom dictionary on going

https://www.mixcloud.com/moichikuwahara/

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