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桑原 茂一 NOV 28,2019

Look Book Cook Records No.48


free paper dictionary 190 show all part-1

「フリー・ペーパー・ディクショナリー」をご存知ですか?
1988年創刊で、今年31年目になります。発行は偶数月の10日年6回発行しています。
今回紹介するのは、2019年10月10日発行の190号です。

特集 グルーヴィジョンズ

東京を拠点に活動するデザインスタジオ。
1993年以来、グラフィックやムービーを中心に様々な領域のデザインを行う。

1993年に活動を開始した「groovisions」。
当時ピチカート・ファイヴのステージビジュアルなどで注目を集め、ミュージシャンのCDパッケージやPVをはじめ、様々な企業のアートディレクションを数多く手がけてきた彼らは、「フラットデザイン」の先駆け的な存在として、今も大きな影響力を持ち続けている。
着せ替えキャラクター「Chappie(チャッピー)」で一世を風靡したデザイン集団と言えばお判りだろう。

1993年といえば、フリペディックの1988年創刊から5年後のこと。
表紙の装丁は以下のB5モノクロ。いわゆるフリーペーパーな体裁だったのです。

当時活躍していたデザイン・グループは、メンバーに必ずDJが存在し、デザインと音楽の融合が東京にクラブカルチャーを面白くした時代だったのだ。
〈groovisions〉の代表・伊藤弘さんの選曲と映像の魅力は、出身地の京都での活動中からその名は東京にまで轟いていた。
現在、MIXCLOUDで放送?中のPIrateRadioは元々「InterFM」で2009年辺りから2014年辺りまで番組を放送していたのですが、
ある時、伊藤さんにJAZZの選曲をお願いしたことがあった。もし、その選曲番組が発見されたら、再放送するのでぜひお聞きいただきたいと思う。

上記の画像は、立花ハジメ&DEP’TのEXIHIBITION“MAKER”SEP.1993 の告知だが、立花ハジメやそのPLASTICSに影響受けたデザイナーは数知れずですが、影響を与えた後輩たちとのフラットな信頼関係に依拠したグループ「グラフィッカーズ」(そもそもテイ・トウワの活動の為に生まれた)の活躍はその中でも特に際立っていた。一見、イケイケ、なん感じも無きにしも非ず。だが、東京がインターナショナルな場に見えたことは画期的なことだった。更に、テイ・トウワのバックバンド的デザイナー集団ならばこそ、その流れからのハウス主体のダンスビートのクールなモダンさが彼らのかっこよさを引き立てていたのだと思う。つまり時代の突端を張っているヤサグレさの格好良さは命知らずの特攻だから桜吹雪のように太く短く散っていくのだ。

“セックス ドラッグ マッキントッシュ” 当時、ギターをマックに取り替えスターを目指す新人達の勢いを表すフリペ・ディックが掲げたコピーだったが、あの頃の仁義なきデザイン界に突如現われた松本弦人も火傷思想なパワーが魅力だった。

1993年といえば、ヤバイ処へ突っ込むのがコメディーの本質だと聞かされ、SEXを題材にストレートに突っ込むコメディーアルバムをシリーズ制作したのだ。
で、ギャルソンのパリコレ滞在中に偶然parisで出会ったJEFF KOONSの作品をCDジャケットに使いたい。と松本弦人にデザインを依頼した。
もちろんJEFF KOONSの使用許可を得てのことだ。で、カバーまでは良かったが、内ジャケットでのアレンジにJEFF KOONSの怒りを買い。シリーズ中使う予定が、その後使用禁止となった。JEFF KOONS模倣をやり過ぎたのだ。が、今も現存するCD作品だ。

デザインは、グラフィックだけではなく、音楽にもコメディーにもある。セックスをデザインする音楽CDプロジェクトだった「ブルー・フィルム」は、間違いなくヤバイところへ突っ込む笑いを模索した痕跡はある。残念ながらJEFF KOONSに刺激されたコンテンポラリー・アート作品とは言い難い。
で、♀ う〜んわたしいったわ。 ♂ そうかなぁ が結果だ。

さて現在、free paper dictionary は台湾の台北で絶賛配布されています。

谷居 Gu Ju
ジャンル:Gallery・Coffee
No.38,Ln.14,Sec.1,Dihua St.Datong Dist.,
Taipei City 103, Taiwan
https://www.groupg.org/guju.html

G.Space
ジャンル:ギャラリー
No.14,Aly.15,Ln.147,Sec.3,Xinyi Rd.,
Da’an Dist., Taipei City 106, Taiwan

讀字書店 Duzu Books
ジャンル:書店
No.6, Ln.104, Sec.1, Heping E,RD.,
Da’an Dist., Taipei City 106, Taiwan
https://www.facebook.com/duzubooks/

三餘書店 TaKaoBooks
ジャンル:書店
No. 214, Zhongzheng 2nd Rd, Xinxing Dist.,
Kaohsiung City 800,Taiwan
https://www.facebook.com/takaobooks214/

亞典書店 Artland Bookstore
ジャンル:書店
B1F 122 Ren Ai Road Sec.3 Taipei Taiwan
https://www.artland.com.tw/

朋 丁 pon ding
ジャンル:書店
台北市中山區中山北路一段53巷6號
No.6, Ln. 53, Sec. 1, Zhongshan N. Rd.
Zhongshan Dist., Taipei City 10441, Taiwan
https://pon-ding.com

ということは、もちろん、台北のアーティストの作品も紹介しています。

勿論、Parisでも配布しています。
以下の三軒のART BOOK STORE はいづれも今まさにパリを感じる書店です。

[ Yvon Lambert Paris ]はもう10年以上のおつきあいの老舗のアートブックストアーで、広い店内にはギャラリーも併設されています。
ハンサムな店長の奥様が日本人だということもあるのかインディペンデントな日本人作家の品揃えにもセンスが光る。
実は来年freepaperdictionaryで特集を組む予定の石川直樹の写真集の品揃えに自分のことのように嬉しかったのを覚えている。

今年から配布が始まった[ L’Ecume des Pages ]は、憧れのサン=ジェルマンディプレのメインストリートに鎮座する有名店だ。
ショーウインドウのディスプレのセンスにパリのエスプリを感じるのだ。
しかも隣が Cafe de Flore その隣が「Les Deux Magots」最もパリを感じる私の愛するカフェです。

特にこの「 Ofr.Paris 」はこの三軒の中では一番おしゃれ〜なパリのトレンドを体感できる場所だと思います。
オーナーの兄弟にきっと圧倒されるはずです。
パリへお出かけの際は是非。

free paper dictionary 2019年10月10日発行の190号の紹介パート・ワンはここまで。
次回はパート2を紹介したいと思います。

それまでは、こちらをお楽しみください。
海賊船 Pirate Radioです。
https://www.mixcloud.com/moichikuwahara/

選曲家 桑原 茂→

PROFILE

初代選曲家、毎週金曜日夜11時Mixcloud PirateRadio(海賊船)、 創刊1988年 free paper dictionary編集長

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