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落合のダッチワイフ SEP 15,2021

Hey!凡な日々Vol.55
8月前半の日記


8月3日

スーパーで1キロ259円のポテトを買った。これで3袋目。10日間くらいで2キロ食べていることになる。フライパンに油をしいて一気に強火で揚げる。
バイト先のお姉さんに、油もったいなくない?と聞かれた。ポテトを揚げ終わった後、フライパンには油が一切残らない。このポテトの量に対してどれくらい油が必要なのか、ということが俺はよく分かっているのかもしれないな、と思った。

8月4日

Apexというゲームにハマっている。チームを組んで最後の1部隊になるまでお互いに撃ち合うというとんでもないゲームだ。僕はずっと知らない人とチームを組んでいる。今日は組んだ仲間がとても弱かった。最近始めたのだろうな、みたいな人もちらほら。学生達が夏休みに入ったのだなとそれで気が付いた。ガキ共が夜更かししてやがる。最高の夏になればいいのになと思う。
俺は明日もバイトでうんざりする。でもフリーターは毎日が夏休みのようで楽しい。

どっかのおっさんが金メダルを噛んだらしい。絶対に前日から噛もうと決めていたはずだと思う。首にかけてから咥えるまでのモーションがかなり強引なので、そこをどれだけグラデーションにできるかがきっと彼の中での課題だったのではないかと思った。どれだけ想像力に乏しければ他人の金メダルを口にすることができるのだろう。

8月5日

バイトの休憩中にKOK2019を見る。MCバトル。もう何十回もこの大会を見た。毎回AuthorityとRAWAXXXの決勝を見ると泣いてしまう。今日もまたイートインカウンターで泣いてしまった。RAWAXXX本当にカッコいい。
GAPPERの新しいアルバムが配信されていた。聞きながら帰る。

8月6日

GERAでラジオがやりたいなと思った。なんでも言っとけ、と思ってそのままツイートした。キングオブコントで2回戦敗退してから、お笑いのことが頭から離れないようになった。僕らは事務所に所属していないから、ホールや劇場などでライブできることは滅多にない。事務所に入っていない唯一のデメリットはそこだと思う。
キングオブコント、1回戦も2回戦も結構ウケた。超楽しかった。
よく考えたら、お金を支払って観に来ているお客さんの前でネタをするのは初めてだったかもしれない。僕が書くコントは細かいから、お客さんが真剣であればある程いい。ニュアンスがめっちゃ伝わるし、そこで一番ウケていた。嬉しい。
ライブに出るのが嫌いだったのだけど、最近は出たいと思うようになってきた。
それと同時にライブに出まくってネタをブラッシュアップするよりも、机に向かってシコシコ最高のネタを日々作ろうとしている方が効率がいいことも分かった。

8月8日

マナー講師ってマジでなんなんだろうと思う。結構嫌い。
あの人達がテレビに出演した際の役割って視聴者に「へ~そんなマナーもあるんだ!!」と思わせることだと思うのだけど、「誰も知らないマナー」ってもうこの世になくていいのではないかと思う。
知っている人同士で一生やってればいいじゃんと思う。

10月16日、17日にプールサイドで個展を開くとTwitterで告知。
タイトルは「somehow」日本語で「なんとかして!」って意味。表参道・原宿にある「ニュースペース パ」という場所でやる。
すんげえ会場費高かった。めっちゃ頑張って何か月も貯金した。告知の段階でちょっと感動した。長尾の編集は相変わらず最高すぎ。

8月10日

今週のジャンプに掲載されいる「BLEACH」の新作読み切りを見た。ナルトもそうだけど、なんで成人になると皆ちょっと角刈りっぽくなるのだろう。一護も割とさっぱりしてた。
相変わらず面白かった。ってか面白くなりそうだった。読み切りなのに。

8月11日

レジを打っていると、おっさんに「商品に触るんじゃねえ!!!!!」と怒鳴られた。「いや、本当にそうですよね~~」と切り返すと閉口していた。
これはずっと前からやっている技で、怒っている人と真正面から向き合うのではなく、即座に寄り添って肩を並べることで、怒りの対象を有耶無耶にしてしまういう技術である。
肩を組んでやるイメージ。阿呆でいっぱい。

噛まれた金メダルが交換されることになったらしい。本人は「チームで勝ち取ったものだから」と途中交換を拒んだと聞いた。
「交換できてよかったね~~」と言っている人が大勢いて心底嫌になった。メダルの価値は本人だけが知る。メダルが齧られた時「うわあ~可哀想」「金メダルが台無しじゃん」と発言することが、本人の擁護になっていないということに多くの人が気が付いていない。寧ろ傷つけている。メダルを奪い去ったのは誰だ。
新潮がめっちゃ面白そう。

8月13日

自転車をずっと有料の駐輪場に置きっぱであることに気が付いた。
あいつのせいだ。

とある日のできごと

僕は病院の中にある売店でバイトをしている。

「はい。はい。誰かは分かっています。はい。申し訳ございません。はい。そうですよね。見栄えも悪いですしね。はい。はい。私から伝えておきます。はい。」

社員さんがチラチラ僕のことを見ながら本社の人間と電話をしている。
電話を切り終わった社員は、僕に向かって「手の甲にメモを取らないで。」と言った。

「誰がそんなこと言ってんの?(僕は売店で「皆の息子」と言われているので基本誰にでもタメ口。)」
「お医者さんからクレームだって。」
「お医者さんって医者のこと?」

うんざりしてしまう。
医者からのクレームは一般の客からのクレームより面倒だ。なぜなら医者は「お客様ご意見ボックス」を無視して本社に直接メールを送ってしまうからである。そうすると本社の偉い人から売店にクレームが入ってしまい「重大な問題である」みたいなことを言われてしまう訳であり、今回もまた「重大な問題である」とヒステリックな上司に言われてしまったらしいのだ。

僕は「意味が分からない、意味が分からなすぎる!!!」と大きな声を出しながら店内をぐるぐる歩き回ったり、事務所で机に突っ伏したりを繰り返していた。
それは自分の手の甲に極太マッキーペンで「自転車」と書くことで、誰にご迷惑をお掛けしてしまっているのか全くもって理解できなかったからである。
先程社員さんが電話で「見栄えも悪いですしね。」と言っていたが、あれは一体どういうことなのだろうか。僕の手の甲は僕のメモ帳でもあり、僕のメモ帳に何を書こうが僕の自由である。他人にとやかく言われる筋合いはない。
百歩譲って僕が手の甲に、自分の性器を模した絵をデカデカと書いていたのであれば「見栄えが悪い」という意見はまだ分かる。それはコンビニで性器を出してはいけない理由と同じだからだ。でも実際手の甲には「自転車」と書いたのである。

手の甲に「自転車」と書いていた理由

普段は徒歩移動なのだが遅刻してしまいそうな時、僕は自転車に乗って自宅から最寄駅の近くにある有料の駐輪場へと向かう。そこから電車に乗ってバイト先に向かっている。僕はこれまでに何十回も自転車を駐輪場に置いたままにして家まで帰っている。肉体労働で疲れた体を引きずるようにしながら「歩くのやだな~」みたいな顔をして、駐輪場の目の前を素通りしている自分の姿を思い浮かべると抱きしめてやりたくなる。
では自転車を駐輪場に置きっぱなしにしていることに気が付くのはいつかというと、それは次に自転車を使う時である。自転車の使用は不定期なので、それが忘れてから二日後に気が付くこともあれば一週間後に気が付くこともある。駐輪場は有料だ、金が飛んでいく。

それで僕は手の甲に極太マッキーで大きく「自転車」と書くようになったのだ。手の甲はかなりいい。改札で定期を「ピッ」とする時、歯を磨く時、風呂に入る時、とにかく「自転車」というワードが目に入るチャンスを日常生活の中でいくらでも作ることができる。それでも何日間も放置してしまうことがあったけれども、手の甲に書いていない頃と比べれば遥かに「自転車に乗って来た日に自転車に乗って帰れる」率が高い。

それをどっかの馬鹿医者がいちゃもんを付けてきたので、俺はまた何日間も自転車を放置してしまっているのだ。いくらかかるのかおっかなくてしょうがない。
医者に駐輪場代を請求したい。ぶっちゃけ誰なのかも分かっている。絶対許さない。

8月14日

Twitterを見ていると腹の立つニュースばかりが目に入ってくる。めちゃくちゃ疲れる。もう関わらないようにしようと思う。
ここからは、根本的に間違えている人は多分置いてかれてしまうんだと思う。
ここ数年でバツンと一本の太い線が引かれた気がする。まだ向こう側にいる人達が炎上しまくっている。向こう岸の火事を見て何も感じない訳がない。できればみんなでこっちにこれたらなとも思うが、多分無理なのだと思う。一緒に燃えるつもりもない。

ものごとをどれくらい知っているかということに、あまり価値を感じない。パソコンあるし。
得た知識を、自分のフィルターに通過させないと意味がない。
知ってるか知らないか、みたいなことを本当に心の底からどうでもいいと僕は思う。
想像力がない人大嫌い。

PROFILE

「お笑い芸人になりたい」と思い、新卒2ヶ月で勤めていた銀行を退社。
プールサイドというコンビ名で活動中。
毎週日曜21時からインターネットラジオ「プールサイドの25Mラジオ」を生放送中。趣味はラジオ投稿。
現在はコンビニでバイトをしながら。日々の生活を楽しんでいる。

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