Santa Cruz No fin time
Day2
撮影も終わりアメリカの食事に少し飽きていた僕たちは何が食べたいなどとミーティングしながら結局中華料理が食べたい流れに。
サンタクルーズにあるチャイニーズレストランで食事をしながらオーナーにここの駐車場で車中泊してもいい?と聞いてみるとオッケーだよ!!と快諾してくれた。
朝になって車の外に出てみるとなぜか駐車場の地面に寝袋が何個も転がっている状況。
そうここはヒッピーたちの寝床にもなっている場所であったのである。
僕は彼らに20ドル札をあげたら非常に喜んでいた。
犬たちも最初は警戒心丸出しだったのだが飼い主が僕たちに心を許したと感じた瞬間一気に顔つきが変わり(犬たちの幸せは飼い主の生活レベルではなく飼い主とずっと一緒にいられるかどうかだということが本当によくわかる瞬間だった)カメラマンRyo Shimizuはここでチャンスを逃さずシャッターを切りまくった。
ここサンタクルーズではお金のない学生やヒッピーたちも少なからずともいる街である。



Day2 撮影内容はフィンレスボードでサンタクルーズの波をクルーズしました。
かなりマニアックな路線ですがフィンのないサーフボードのことです。
抵抗を取り除いたサーフボードは加速していってしまいます。
自分の体重だけで全てのコントロールが必要とされますが、僕の中では究極のサーフィンではないかと思っています。
オーストラリアのデレックハインドさんはフィンレスボードで素晴らしいサーフィンをしています。
https://youtu.be/Kjbb2PkiCFI
https://vimeo.com/24159387
https://vimeo.com/47762759
とんでもないスピードで波の上を自由にスライドしながらturnしていっている模様がこの動画で伝わってきます。
これこそサーフィンのNext Stageなのかもしれません。
競技ではないアウトドアとしてのサーフィン。この考え方によって様々な方がサーフィンを追求できると思います。そして何よりサーフィンを楽しめるのではないかと思います。
様々なボートに乗り様々な土地に行き、様々な食事をし様々なボートに乗る、自由なサーフィンのあり方、自由な個人の表現、そして海をみんなでシェアする=他人を尊重する。なのではないかと少し思っています。
自然に感謝し人々に感謝しその中で自分を表現する。サーフィンをしてきた中で僕もそのようなことを海から感じるようになりました。
https://youtu.be/hHgjSNNfaic
こちらは僕のライディング動画です。
コロナウィルスの問題が大きくなる前に行ったアメリカでの動画で、今となっては非常に貴重な動画なのではないのでしょうか??
皆様 是非ご覧くださいませ。

Santa Cruzで初めてsurfingをされたHawaiiの王子様だとか。。
Santa Cruz real surfingのカルチャーが溢れています。
続く
PROFILE

奥田 慶 trouble surfboads 主宰
静岡県浜松市出身、千葉県市川市育ち
現在は千葉県・片貝にてSurfboad Shaperとして活動
Surfboadがどのように作られているかなど、僕の自己紹介を含め、こちらのコラムで毎月ご紹介させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。