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粟野 龍亮 DEC 20,2019

働く場所について考える


こんにちは、本日も長野県の蓼科(たてしな)にて記事を書かせていただいております。

僕は2年前よりこの土地で暮らしているので普段そこまで意識することはないのですが、「ここで仕事するとはかどるわー」という声をよく耳にします。

下の写真を見ての通り、蓼科湖と八ヶ岳、そこから広がる森に囲まれた環境なので、余計な騒音もなく集中して仕事ができる環境は揃っています。

都市の雑踏を離れて大自然の中で仕事に没頭する・・今っぽい考え方だよなと思っていました。しかし、これは実は60年以上前から言われていた話で・・昭和30年頃より小津安二郎さんをはじめとした映画監督、脚本家、小説家、音楽家などの文化人が別荘をもち、作品を生み出してきた歴史があるのが蓼科という土地なのです。

小津安二郎が長年別荘として暮らしてきた無藝荘

そんな事実に驚いてさらに調べてみると・・遡ること1万年前、縄文時代は日本で一番人口が多かったのがこの地域だということが判明。縄文時代の国宝5つのうち2つはこの地域から出土されているように、はるか昔から人の営みがあり、文化が生み出されていたのがこの蓼科という土地で、“縄文時代の銀座”と呼ばれることもあるようです。

余談はさておき、蓼科は今でも日本有数の別荘地ですが、「政治家は軽井沢、文化人は蓼科」というように、自然の中で感性をひらき、クリエイティブな作品や文化が生まれてきた場所なのです。

来年2020年、みなさんはどこで働きますか?

長野から定点観測的に東京を眺めていると、東京オリンピックの影響で恐ろしいペースで高層ビルができ、外国人旅行者も増え、(自分が田舎者になったからなのかもしれませんが)訪れるたびにそわそわした感じが高まっていて、落ち着いて仕事ができる環境じゃないよなーと感じてしまいます。
ましてや来年は今まで以上に東京にエネルギーが集中し、仕事も暮らしもそれどころではないだろうっていうのが容易に想像できますよね。

ということで、僕は来年も引き続き長野を拠点に、気分転換に東京へ足を運ぶ生活スタイルを継続していきます。そして東京オリンピックの裏側でそんな暮らしを実践しつつ、仕事としても「蓼科で働く、新しい過ごし方」を広めていきたいと思います。

そのためにここからはご紹介となりますが、TINY GARDEN 蓼科にはWORK STATIONという宿泊スペースとは別のワークスペースを用意しています。

蓼科湖やキャンプフィールドが一体化したワークスペース。人数や用途にあわせた3つのワークスペースがあり、会議やセミナーをはじめワークショップや展示会などさまざまなシーンで利用いただけます。

僕が今一番おすすめしたいのは「オフサイトミーティング」。企業やプロジェクトメンバーでここに集い、普段の職場を離れて非日常の空間で会議や仕事を行うワークスタイルです。

ここでの滞在は下記のような感じです、行ったつもりでイメージしてみてください。

新宿を8時半に出発し、車でも電車でも2時間半。
11時頃に到着してチェックインをすませ、歩いていける蕎麦屋で軽いランチを。
午後からは湖と森に囲まれた空間でミーティングを実施。
夕焼けの自然のリズムとともに仕事を切り上げ、夕食はそのままBBQ。
そして温泉で身も心も癒された後はキャンプエリアで火を囲みながら地元のクラフトビールを片手に仲間と語らい夜が更けていく時間を楽しむ。

個人的な考えですが、働くためには「余白」が必要なんじゃないかなと思います。
キャンプ、焚き火、温泉、バーベキュー、星空。
自然とともにあるこの環境にはその余白の楽しみ方がたくさんあって、そんな環境でひらめくアイデアやコミュニケーションは都会の雑踏を離れてこそ生み出されるものではないのか、先人たちもそれを求めてここに集っていたのではないかと感じています。

ということで、来年は蓼科で働く、新しい過ごし方をどんどん提案していきたいと思います。興味を持っていただいた方は、ぜひ一度オフサイトミーティングで使ってみてください!

http://www.urban-research.co.jp/special/tinygarden/workstation/

PROFILE

粟野 龍亮 TINY GARDEN 蓼科 企画・地域コーディネーター

東京都大田区育ち。2年前より山の暮らしに憧れて長野県茅野市に移住。
アーバンリサーチの展開する「かぐれ」に所属後、結婚・出産を機に三重県伊勢市へ移住し、旅行業界へ転職。その後、2017年に長野県茅野市へ移住して、地域おこし協力隊として行政と連携しながら地域資源を活かしたツアー企画を行う。2019年夏より古巣アーバンリサーチの運営するキャンプ場「TINY GARDEN 蓼科」の企画・地域コーディネーターに就任。

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