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NEWS JUN 10,2025

未来に繋がる“すごい”が見つかる、アーバン博 —URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE— 03「海への愛を。」


GWを過ぎてからというもの、日を追うごとに賑わいが増している印象の大阪・関西万博会場。報道では前回のEXPO’70の総入場者数を上回る予想がなされているとか・・・! これから夏に掛けてより一層盛り上がっていきそうです。さて、そんな熱気ムンムンの今月は、夏を先取りして「海」にまつわる“すごい”を紹介します。実は海とは縁深いURBAN RESEARCH。これまでに取り組んできた海洋環境へのアクションや、海問題に取り組むパートナー企業とともに作ったスペシャルアイテムなど、万国を繋ぐ海への深い愛で満ちたストーリーをお届けします!

アーバンリサーチと海、
その深~いつながり

私たちはこれまで、ISAワールドサーフィンゲームスのタイトルスポンサーを務めるなど、サーフカルチャーをはじめとするライフスタイルの中で、海との関わりを積極的に築いてきました。その過程で海が抱えるさまざまな課題を知り、それらに対して私たちができることがあるのではという想いを抱くようになりました。そうした意識の高まりが、現在取り組んでいる海洋ゴミの再利用活動などにつながっています。そしてその中でFISHERMAN JAPANとの出会いがあり、ファッションを通じてライフスタイルを提案してきた私たちにできることはここにある! 直感的にそう感じたのでした。

水産業のこれからと向き合う

FISHERMAN JAPAN(フィッシャーマン・ジャパン)は、宮城県石巻市を拠点に「新3K(=カッコいい・稼げる・革新的)」を掲げ、未来世代が憧れる水産業の姿を目指して活動しています。
私たちはその理念の中でも特に「カッコいい」に着目し、アパレルカンパニーとして一緒にできることがあると強く感じました。その想いが、業界初となる“漁師ウェア”のプロデュースというかたちで結実しました。水産業に新たな担い手が増え、産業が持続していくことは、海の未来を守るうえでも欠かせないことです。ファッションには、そうした海と人との循環を後押しする力がまだまだあると、私たちは信じています。

海に寄り添う、モノづくりのかたち

アーバンリサーチが目指しているのはただ漠然と海の課題を語ることではなく、モノづくりを通してどのように日常の中に取り込んでいくか、という視点で向き合っています。そして私たちはそれを実現するために3つの企業の力を借りています。

そのひとつであるamuは廃漁具を買い取り、石油由来の新品素材と遜色ない「amuca®」というオリジナルマテリアルを生産しています。アーバンリサーチでは、フィッシャーマン・ジャパンとのコラボとの中でこの素材を使ったウェアやバッグなどをリリースします。

ITEMS

FISHERMAN JAPAN × URBAN RESEARCH amuca®︎ Nylon Jacket
¥49,500 (tax incl.)

FISHERMAN JAPAN × URBAN RESEARCH amuca®︎ Nylon Easy Pants
¥38,500 (tax incl.)

amu株式会社は全国の漁港を巡り、“産業廃棄物”である廃漁具を“原料”として買い取る活動を行っています。それらを分別・加工し、再び素材として蘇らせたものがamuca®です。
100%漁具由来にもかかわらず極めて純度が高く、バージン素材(石油由来で未使用の原料)と同等の品質であることが特徴です。
宮城県気仙沼市で回収した漁網由来繊維を製品全体で49%使用(重量比)しています。経糸は国内漁網100%のamuca®繊維、緯糸は海外原料のマテリアルリサイクルNylon6の繊維を使用しています。
※原料問わず、生地全体のリサイクル材活用率は100%

FISHERMAN JAPAN × URBAN RESEARCH amuca®︎ Nylon Bag
¥9,350 (tax incl.)

宮城県気仙沼市で回収した漁網由来繊維を製品全体で49%使用(重量比)しています。経糸は国内漁網100%のamuca®繊維、緯糸は海外原料のマテリアルリサイクルNylon6の繊維を使用しています。
※原料問わず、生地全体のリサイクル材活用率は100%
※バッグにはLoopachのタグが付いています

次に紹介するREMAREは、通常なら再利用が難しい複合プラスチックをそのまま資源化できるユニークな技術を持つ会社です。会場内の什器にも、このリサイクル素材の板材を活用しています。

ITEMS

FISHERMAN JAPAN × URBAN RESEARCH KEY CHARM
¥2,200 (tax incl.)

株式会社REMAREの技術により実現した、漁具をはじめとする海にまつわる海洋ごみのリサイクル板材を使用しています。
水産業と縁深い、寿司屋でみかける湯呑みをモチーフにしたキーチャーム。
その湯呑みに漢字で書かれている海の生き物は、日本の周りで取れる地域が変わってきている海産物。地球温暖化で海の水温があがり、多くの生き物が北上しています。
もう一つは漁師たちが船に掲げる大漁旗をモチーフに。カラフルな大漁旗を、カラフルな海洋ごみ由来のプラスチックで表現しています。

最後に、豊島株式会社が行うUpDRIFT®という活動にも参加。これは、ビーチクリーン活動で集めた海岸ごみを丁寧に選別・再生し、あたらしい価値ある素材に変えるプロジェクトです。
これら企業との活動を礎に大小さまざまなプロダクトが誕生してきました。そしていずれのアイテムにも、アーバンリサーチとパートナー企業が向き合ってきた“海への想い”が、しっかりと宿っているのです。

Sonny Label × UpDRIFT × MAGIC NUMBER TEE 1
Sonny Label × UpDRIFT × MAGIC NUMBER TEE 2
Sonny Label × UpDRIFT × MAGIC NUMBER TEE 3
ともに ¥8,250 (tax incl.)

海岸等で回収したペットボトルをリサイクルして素材をつくり、商品化する取り組み“UpDRIFT(アップドリフト)”と、ビーチ、サーフカルチャーとの親和性が高いMAGIC NUMBERを迎えたコラボレーションTシャツ。MAGIC NUMBERのアイコンである“SEE YOU IN THE WATER”というワードをプリントしました。

“すき”の選択が、
海を守ることに
つながる未来へ

服や雑貨など、「欲しい」を選ぶ感覚は人それぞれです。しかし、そこにひとつの共通した想いがあったらいいな、と私たちは考えます。
それは「選ぶことが海を守ることにつながるかもしれない」という意識です。
日常のなにげない“好き”の選択が、実は“海への愛”になる。
その気づきのきっかけとして、私たちのモノづくりが役立てば――。
そんな願いを込めて、これからも海とともに歩んでいきます。

そのほかの注目トピックス

今月のアーバン博のサブテーマは、みんな大好き「souvenir=おみやげ」!です。会場で感じたジャポニズム
やテクノロジーの魅力を、身近なアイテムと一緒に持ち帰ってもらえたらと思い、手ぬぐいやダルマ、うちわなど日本の文化が感じられる小物を中心にご用意しました。見た目のかわいさはもちろん、素材やつくりにもこだわったスーベニアたちは、世界中の人たちの心にも記憶にも残ること間違いなしです!

店舗情報&アクセス

アーバン博が催される「URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE」は、大阪万博会場内のウォータープラザマーケットプレイス西に出店。営業時間は開場時間と連動しております。
なお、会場周辺は大変な混雑が予想されるため公共交通機関をご利用の上、ご来場いただけますと幸いです。

URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE
【営業期間】
2025年4月13日(日)~10月13日(月)

【出店施設】
大阪市此花区夢洲中一丁目地先S74 ウォータープラザマーケットプレイス西

【関連URL】
未来に繋がる“すごい”をシェアするアーバン博
会期中の情報はインスタグラムからも発信します

大阪・関西万博公式サイト

アーバン博とは

アーバンリサーチの万博。略して「アーバン博」は、2025年大阪で開催される日本国際博覧会の会場内にブースを構えるアーバンリサーチのブース名です。“未来に繋がるすごいをシェアする”をテーマに、新しい技術や持続可能な社会を実現するため技術を活用。アーバンリサーチらしいストリート感や遊び心はそのままに、製作されたアイテムは実用的ながら一歩先の未来を感じられるモノばかりです。それらを通してより良い未来を作るためのこれからのあり方を提案いたします。

アーバン博を構成する3つのカテゴリー

アーバン博では“未来に繋がるすごいをシェアする”ために、3つのカテゴリーを掲げています。それが「ジャポニズム」「テクノロジー」「スーベニア」です。

・ ジャポニズム
2005年の愛・地球博以来、20年振りに日本開催となる万博。世界に日本の素晴らしさを知ってもらうのにはすごくいい機会です。日本らしさとはなにか? アーバンリサーチが培ってきたファッションを通して世界中の人たちが持ち帰ってからも記憶に残るモノを提案します。ぜひ会場でご覧ください。

・ テクノロジー
アーバン博では、新しいテクノロジーを活用し、未来に繋がる仕掛けを多数用意しています。開幕期のハイライト『一〇〇 VOICES』プロジェクトでは、“声をカタチにする”というアイデアを基に声のプリントをデザインに取り入れたり、ロスが少なく再利用可能な3Dプリンターを什器の製作に活用したりするなど、“未来に繋がるすごい”を体感できる場となっています。

・ スーベニア
会場で実際に見て触って感じたジャポニズムとテクノロジー。それらを持ち帰るためのスーベニアもまた、欠かせない要素のひとつです。アーバン博での体験が“おみやげ”とともに、ご来場者さまの心に長く残るものとなれば幸いです。

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