廃棄衣料や革端材に新たな価値を。 「commpost（コンポスト）」と「UNROOF（アンルーフ）」が協働し、廃棄物を活用したカードケースを発売

株式会社アーバンリサーチが展開するサーキュラーエコノミーを推進するプラットフォーム「commpost（コンポスト）」は、株式会社ボーダレス・ジャパン（本社：福岡県福岡市、代表取締役社長：田口 一成）が手掛ける、障がいを持つ革職人が活躍する革製品ブランド「UNROOF（アンルーフ）」と協働し、両社の廃棄衣料・革端材を活用したカードケースを12月5日(金)より発売します。

概要

本コラボレーション商品は、以下の両社の廃棄衣料・革端材をアップサイクルして製作されています。

・ commpost（アーバンリサーチ）： Colour Recycle Network（カラーリサイクルネットワーク）」との協働により、
株式会社アーバンリサーチで発生する廃棄衣料を原料にして生まれた生地シート（リサイクルファブリック）。
・ UNROOF（ボーダレス・ジャパン）： 革製品の製造過程で発生する革の端材。

両者の抱える課題を解決しながら、環境負荷の低減と新たな価値創出を目指したカードケースが完成しました。

コラボレーションの経緯

「commpost」は、異業種との協働を通じて、企業の廃棄物や未利用資源の再生・循環を促進し、廃棄のない社会の実現を目指しています。加えて、柔軟で公平な雇用環境の提供や、多様な人々が共に成長できる環境作りに努めています。この理念のもと、「commpost」は、「障害者」であるからこそ感じてしまう仕事の選択肢の天井、給与の天井、キャリアアップの天井など、社会から突きつけられるあらゆる「天井のない社会をつくる」という「UNROOF」の力強いミッションに深く共感し、今回の取り組みがスタートしました。

PRODUCT

品名：別注カードケース
品番：CCA3-2BG001
価格：¥4,400 (税込)
カラー：Dark / Brown / Bordeaux / Navy

— 素材について

フラップに使用しているレザーは、イタリア・トスカーナ地方の老舗タンナー、バダラッシカルロ社が手掛ける植物タンニン鞣し革「プエブロ」を採用。和紙のような独特な手触りと、スクラッチ加工による深みのある表情が特徴です。使い込むほどに艶やかに変化していく美しい経年変化（エイジング）をお楽しみいただけます。
また、本体のリサイクルファブリックは、シボ感のあるレザーのような風合いと落ち着いた配色が魅力です。
それぞれ同色系での組み合わせながら、表情の異なる異素材を組み合わせることで、素材のコントラストが際立つ、新鮮で洗練されたデザインに仕上がっています。

— 使いやすさへのこだわり

本体のポケット部分は、蛇腹（じゃばら）構造を採用。フラップを開けるとポケット部分が自然に手前に広がる設計で、ストレスなくスムーズにカードを取り出すことができます。手前のメインポケットには、名刺で約25枚の収納が可能です。日々の使いやすさにも拘ったアイテムです。

ABOUT

UNROOF
「UNROOF（アンルーフ）」は、「障がいがあるだけで仕事の選択肢が制限される社会を変えたい」という強い想いから、2017年3月に設立。ブランド名には、障害の有無に関わらず活躍できる「天井のない社会（un / roof）」を創るという願いが込められています。東京都東村山市の自社工房には、発達障害、
精神障害、身体障害のある職人を含む19名が在籍。高い技術を持つ革職人が、
一つひとつ心を込めて革製品を生み出しています。
本革ブックカバー、財布、名刺入れなどの洗練されたアイテムを通じて、人々の可能性を信じ、未来の働き方を提案する革製品ブランドです。

commpost
共有、共同、常識、良識を意味する「common（sense）」と郵便・提示する・標柱を意味する「post」を組み合わせた造語。（≠ 堆肥のコンポスト）
ファッションの分野から、これからの地球環境や人のはたらき方・暮らし方に対して、新しい常識を示していきたい。そんな想いから誕生した、サーキュラーエコノミーを推進するプラットフォームです。

commpostでは・・・
異業種との協働を通じて、企業の廃棄物や未利用資源の再生・循環を促進し、廃棄のない社会の実現を目指します。
また、柔軟で公平な雇用環境の提供や、人々の心が満たされる取り組みなど、多様な人々が共に成長できる環境作りに努めます。

> SPECIAL SITE　> Instagram @ ur_commpost