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NEWS JUL 29,2026

KAGURE holistic beautyのふるさと、母袋有機農場を訪ねて<前編>
土を育み、肌を育てる


肌本来の力を目覚めさせ、自ら美しくなろうとする力を支えるスキンケアシリーズ、KAGURE holistic beauty。その原料に欠かせないのが、良質なオーガニックハーブの存在です。
本来のオーガニックとはどのようなものでしょう。わたしたちがベランダで育てるハーブと、何か違いがあるのでしょうか。
肌へのやさしさと、力強さ。両方を備えたハーブを育み続ける、ネオナチュラル「母袋(もたい)有機農場」を訪ねました。

ありのままの自然が、スキンケアの始まりの一歩

岐阜県郡上市。標高620メートルの里山の地に、母袋有機農場はあります。
深い緑に包まれた農場には、山からの清らかな水が流れ込み、やがてふもとの渓流へと注いでいきます。山から吹く風がハーブを揺らし、さわやかな香りを運ぶこの場所は、農場や畑というよりも、自然の中に人間がおじゃましているようです。

「良いスキンケアのためには、良い土から」

この農園の代表・高柳昌弘さんは、迷いなくそう話します。

「最高の料理を作るとなれば、まずは良い食材選びから始まります。良い野菜を求めるとなれば、土からこだわっていきますよね。

スキンケアも、口にする料理と同じように考えています。なぜなら、野菜は見た目や味で鮮度や栄養価がある程度は分かりますが、肌につける化粧品に使われる植物の質は、使い手には分かりません。でも、肌への作用は確実にかわってくる。だからこそ、原料となる植物を、化学肥料や農薬、遺伝子組み換え技術など使わない有機農法で育てることで、胸を張って安心だと思えるものだけをお届けしています」

微生物が育てる、豊かな土

その有機農法の土台となるのが、土づくりです。毎年秋になると、農場では堆肥づくりが始まります。

刈り取った雑草や稲わら、米ぬか、鶏ふん。ときには地元の豆腐店から譲り受けたおからなども加わりながら、この土地で生まれた有機物をゆっくりと発酵させていくのです。
それらを混ぜ合わせると、2〜3日ほどで発酵が始まります。発酵による熱で、内部は60度ほどにまで上昇。堆肥をかき混ぜるたびに、白い湯気がふわりと立ちのぼります。

その熱を生み出しているのは、目に見えない微生物、菌の力です。

時間をかけて発酵させ熟成した堆肥は、手に取ると驚くほどふかふか。ここから新しい命が育つ。

「米ぬかを肥料に、というのを聞いたことがあるかもしれません。でも、直接与えても植物は栄養としてほとんど吸収できないんです。菌が分解することで、初めて植物に届く形になります」

発酵を繰り返しながら、1~3ヶ月かけてじっくりと熟成させた堆肥は、匂いもなく、ふかふかに。
この堆肥を土に与え、植物を育てる豊かな土壌が作られていきます。

オーガニックの本質は「循環」

農場を歩いていると、ハーブだけでなく、さまざまな草花が根を下ろしているのに気がつきます。ふと見れば、ちいさな虫たちも。野鳥が飛び交い、ときにはモグラが顔を出すこともあるのだと
か。

「モグラなんかは人間に悪さをすることもあるけれど、それだけ生き物が暮らせる土だということでもあります。化学肥料や除草剤を使っていると悪さをするものはいなくなりますが、それが良い土だと言えるでしょうか。微生物も虫も動物も、みんなが活動できる土が、植物にとってのいい環境なんです。
この農場は、土にはもちろん、植物や空気中にもたっぷりと善玉菌が存在しています。いわば『善玉菌の宝庫』。私もスタッフたちも、日々ここにいるだけで元気になれるのを感じています」

一方で、有機農場ならではの苦労もあります。毎年6月から9月頃まではまでは、雑草との格闘の日々。放っておけば、ハーブよりも勢いよく育つ雑草に、栄養を持っていかれてしまうからです。

「一年を通じて、夏の雑草取りが一番大変かもしれません。地味な作業のようですが、人の手がなければできない重労働です」

草は、放し飼いのヤギたちのエサにもなっている。

そうして刈り取った草は、堆肥となり、ふたたび土へ。この農場では、あらゆる生物がめぐり、ひとつの輪となっているのに気づかされます。

「オーガニックというと、『農薬を使わないこと』と思われがちですが、本質は『循環』なんです。
外から肥料や薬品などの資材を持ち込んで育てるのではなく、この土地で生まれたものを生かし、また土地に返していく。その循環が続いてこそ、本当の意味での持続的な農業になるのだと思います」

太陽や雨、そして土壌とそこに生きる動植物たちが共に支え合うことで成り立つ母袋有機農場。そしてわたしたちも、そんな自然の一部です。
肌も、土と同じように微生物に支えられ、自然物として成り立つもの。土づくりとスキンケアは、どうやら同じ考えの延長線上にあるようです。

後編では、この豊かな土壌で育まれる、KAGURE holistic beautyを支えるハーブについて、詳しくご紹介します。

KAGURE holistic beauty

肌本来の力を引き出し、ゆらぎに負けない自立した肌へ。
日本人女性の肌に寄り添い、美しさと強さを育むホリスティックスキンケアシリーズ。

KAGURE holistic beauty Website

editor / writer 藤沢あかり

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