「佐藤敬 登り窯のうつわ展」開催

かぐれ LIMITED SHOP 大阪高島屋店では2024年5月29日(水)から6月11日(火)の期間中、「佐藤敬 登り窯のうつわ展」を開催いたします。
焼き物の里である益子で、うつわの窯元である牛窯を生業とする佐藤敬さん。
今回のイベントでは、牛窯の登り窯で焼かれた特別な作品をご用意しています。

牛窯の登り窯は、17年前に佐藤さんがご友人とお二人でご自宅兼工房がある敷地内に、約3か月をかけて築かれました。
益子の一般的な登り窯と比べると半分ほどの大きさですが、一度に約1,000点の作品を焼くことができ、牛窯のスタッフや友人の陶芸家など2人~5人で共同で窯焚きをされます。
多いときには年に10回ほど焼くこともあるそうです。



牛窯では初めの2日間はバーナーで火を入れ続け、3日目には仲間と共同で薪割りをし、薪をくべながら火の番をし焼き上げます。
登り窯で焼く行為自体が楽しいと話す佐藤さん。
「自分で作った窯に自分で作ったうつわを入れて、薪をくべて焼き上げるということが自己満足の極みということなんだろうと思います。仲間とワイワイ窯焚きすることも楽しいですね」
登り窯で焼いたうつわは、ガス窯や電気窯で焼くうつわよりも、窯なかに置いている場所によって色合いや質感が変わります。また、薪を使うことで灰が飛び、生地の色が変化することも魅力です。
ガス窯や電気窯でも温度差などで個体差は出ますが、薪窯はそのふり幅が大きく、強い個性を持った唯一無二のうつわが生まれるのです。
ぜひこの貴重な機会に、お気に入りの登り窯のうつわを見つけに、かぐれ LIMITED SHOP 大阪高島屋店へ足をお運びください。
ご来店を心よりお待ちしております。
【開催期間】
2024年5月29日(水)〜6月11日(火)
【開催店舗】
かぐれ LIMITED SHOP 大阪高島屋店
かぐれ Instagram @ k_a_g_u_r_e
PROFILE

佐藤 敬 (さとう たかし)
lib company / 牛窯 代表
1976年長野県生まれ。
中学卒業まで東京都や茨城県で過ごす。
高校の授業で初めてろくろに触れる。
アメリカの大学に1年間留学後、唐津で3ヶ月修行し、茨城で作業活動を開始。
25歳で益子の陶芸作家、成井恒雄に師事し、以来、益子で活動を続ける。
益子に伝わる蹴ろくろと登り窯を次世代に伝えたい。楽しく一生をかけて続けていける技術を広げたい。という思いとともに、器を作り続けている。
Instagram @ libcompanytakashisato