“贈る”時間 〜 Enjoy the time to choose a gift. 〜
松本妃代さん編

※撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえでインタビューを行っております。

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いつもの街並みも、クリスマスシーズンともなれば雰囲気が一変。イルミネーションでキラキラと輝きプレゼントの準備に急ぐ人で賑わう。そんな心躍る季節にギフトを選びにきてくれたのは女優の松本妃代さん。NHK連続テレビ小説『おちょやん』や「北欧、暮らしの道具店」のWEBドラマ『ひとりごとエプロン』、多数のCMに出演するなど女優としての活躍はもちろん、鮮やかな色彩が目を引く絵画アーティストとしても活動している。多方面にセンスが光る彼女が選ぶとっておきギフトとは？

「ギフトを贈るのは好きです。何かの記念や誕生日などのイベントに限らず、ふらっと入ったお店で、『これあの人にあげたい！』と急に思い立って購入することも。大きなギフトを一つあげるというよりは、もらう側も気を遣わないようなちょっとしたもの、例えば何かリラックスできるマッサージグッズや入浴アイテムなどをあげることが多いかもしれません。気に入るものが見つかるまでは何軒もお店を回ることもよくあります」洋服やアクセサリーはもちろん、食品や器などの日用品まで取り揃えている広い店内を、ウキウキした様子で吟味し始める松本さん。

今回松本さんがギフトを贈る相手は、長い付き合いのある気心の知れた友人とのこと。「10年以上、ずっと仲良くしてくれている子です。彼女が念願だった舞台に出演するということで、お祝いも兼ねてとっておきのものを贈りたい。すごくパワフルで明るい子なので、鮮やかな色や柄物も似合うんじゃないかなと思っています。グッと冷えてきたので暖かそうなニットがいいかな……」

カラフルなニットやボアのアウター……、肌寒い冬も快適に楽しく過ごせそうなアイテムが多く並ぶ店内で、ギフト選びも白熱。洋服は実際に松本さんが試着してみて実際のイメージを確認してみる。「統一感のある落ち着いた色味のコーディネートでも、異素材を重ね着するだけでひねりが効いておしゃれ。このボアのアウターはさっきも着ていたけどリバーシブルだから雰囲気が全く違って面白い！　ついつい自分が欲しいものも見ちゃいますね（笑）」

気を取り直してギフト選びを再スタート。松本さん自身、ギフトにまつわる心温まる思い出があるようだ。「これまでにもらって印象的だったギフトといえば、私が20歳になる節目の誕生日にもらったネックレス。祖母が愛用していた指輪の石を使いリメイクしたもので、大好きな祖母の想いを継承している感じがすごく嬉しかったですね。私が上京する時に高校の友達がくれた本もすごく思い出深い贈り物。辛い時にはその本に助けられたし、今でも本棚の一番いいところに飾ってあります」

「決まりました！」大きな笑顔で松本さんが手に取ったのはネイビーを基調としたノルディック柄のニット。「じっくりといろんなアイテムを見たけど、割と序盤からこれにしようと決めていました。直感でパッと選ぶタイプなのかもしれません。柄物がよく似合う子なので、このニットを基調にいろんなコーディネートを楽しんでくれそう。ハイネック仕様で首元まで暖かいのも嬉しいですよね」

青いサテンリボンでキュッとラッピングされたギフトを抱えながら、嬉しそうな笑顔の松本さん。贈り物の醍醐味は渡す時や開ける瞬間だけじゃない。選んでいる間も含めて全てが楽しい“贈る時間”だということは、ギフトを選んでいる間終始輝いている彼女の表情を見れば明らかなはず。
大切な人へのとっておきクリスマスギフトはもちろん、普段はなかなか感謝を伝えられないあの人にも、キラキラ心が躍るクリスマスにかこつけて「ありがとう」の気持ちを形にしてみては？