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FASHION SEP 11,2020

プライベートレーベル “White Label by URBAN RESEARCH DOORS”


White Label by URBAN RESEARCH DOORSというレーベル

アーバンリサーチ ドアーズが誕生して17年。
ファッションというフィルターを通した“くらし”の提案を私たちは続けています。
気がつけば節目となる20年を前に、今一度私たちが表現したいことは何か?を考え、昨年より設立したプライベートレーベルについてお話したいと思います。

新たに展開を開始したプライベートレーベル「White Label by URBAN RESEARCH DOORS」を通して、アーバンリサーチ ドアーズが考えるこれからのものづくりについて。

昨今、めまぐるしく時代は変化し“くらし”の在り方も同様に変化しています。

現在では様々なブランドやコンテンツが生まれ、新しいと言われてトレンドとなったものもすぐに拡散され定着し、また次のコンテンツへ向かうようになりました。

その影響からか各ブランドの同質化・価格競争が発生し、“ファッション”という価値観も大きく変わりました。
その状況下で今一度、ドアーズらしさってなに?自分たちが大切にしているのは何?と考えました。

今着たいベーシック

ドアーズらしさ…というテーマで商品製作チームで会議を重ねました。

「スタンダード」「ナチュラル」「着心地がよい」「アウトドア」「丁寧なものづくり」…などなど色々なワードが出てきた中で、「ベーシック」というキーワードがやはり私たちのブランドのイメージと再確認。 
※イメージと私は違う!って思ってしまったらすみません。笑

“ベーシック”とは
基本・基礎のことで、ファッションでは基本のコーディネートやアイテムのことを指す。

という意味なのですが、その時代に合わせたファッションやトレンドにリンクしていかないと、どこか古く感じてしまう。
今その瞬間に一番気持ち良く着ていただきたいと考え、「今着たいベーシック」というテーマのもと、商品のシルエットやサイズ感などにトレンドやニーズを落とし込んだWhite Label by URBAN RESEARCH DOORSの商品の制作に入りました。

安心と信頼

各ブランドの同質化が進み、似た商品が安価で購入出来る環境の中で、安心してお洋服を選んでほしい。という強い思いがあります。

何をもって“安心”や“信頼”に繋がるのか?逆にモノ作りをする私たちが安心・信頼しているものは?と考えると、やはり品質の良さに勝る物はない。という観点に繋がりました。

私たちは発足当初より一つのこだわりがございます。

それが“日本製のものづくり”。

今ではインバウンドの恩恵もあり“メイドインジャパン”という言葉は当たり前になっていますが、当初より国内生産の商品づくりを評価し日本製にこだわった商品の販売を続けております。

日本でのものづくりの魅力

今春に同レーベルの動画を制作した際に、取材先の兵庫県西脇市に伺いました。

兵庫県西脇市は、国内では最も大きな綿織物の産地です。
そこで生産された薄地織物は「播州織」と呼ばれ、「先染め」という糸を先に染めてから織る技法で発展してきました。
そんな世界的な産地で、工場の見学や取材をさせていただいた中で感じたことは、“生地の品質”に対するこだわり。

これまで世界的なブランドのシャツの生地の生産を受け持つなど、古くより実績を重ねてきたことで信頼も厚く、今も変わらずその高い品質を維持されています。

糸のカラーサンプルだけでも万単位で用意をされていて、オーダーが入った際にクライアントの要望に合わせた詳細な色選びから始めます。
そこからしっかりと丁寧に織られ、上質な生地が生まれます。

工程を見ていくと、同じようなデザインでも1つ1つの商品のオリジナリティを感じます。

使う生地によって魅力は異なりますが、今回採用している生地はハリ感があり、袖を通した時の心地よさは高級感を感じるほど。

企画担当者からしてもそんな西脇ブランドの生地を使えるのは嬉しい。と話します。
そういう企画者からの信頼の厚さもありWhite Label by URBAN RESEARCH DOORSのシャツの生地は西脇のものを多く使っています。

同様に、White Label by URBAN RESEARCH DOORSでは縫製に関しても国内の信頼のおける工場へ依頼しています。
今回は西脇市で作られた生地を仕立てていただいている福島県の縫製工場にも伺いました。

西脇市と同様に、昔から世界的な有名なブランドを取引先に持つなど、高い技術が評価され縫製の文化が根付いている福島県。

工場の方に縫製の文化や技術が発達した経緯を伺ってみると、特に大きなきっかけがあった訳ではないようですが、関東から程よい距離で仙台など東北都市との距離も近いことが大きかったようです。
昔から縫製工場が多いのも仕事を探す女性が多い中で、当時は女性が働ける場所が少なく、女性が技術的に強い縫製工場が増えたことも影響したのでは?と話してもらいました。

特徴は仕上げに対する意識と水準の高さ。
アイロンも含めて最後の風合いへのこだわりが強みです。

工場では20代後半の方から70代の経験豊富なベテランの方まで働いていて、1点1点丁寧に織り上げられています。

継続可能な取り組み

日本国内では衣類づくりが文化として根付いている場所が多々あります。

西脇市では染料へのこだわりなど、色ひとつひとつから生地づくりにつながる過程で真摯に取り組まれている姿が印象的でした。

そこから福島県の縫製工場に繋がれ、職人が一つ一つ手で丁寧に縫い上げていく。

町から町へ、人から人へ。
丁寧にひとつひとつ作り出されていきます。

今回の取材先の職人の方もおっしゃっていましたが、一時期に比べると生産量は減少傾向にあります。
また、息子さんが後を継ぎたいと言ってくれたが、今の状況では先々が不安なため継がせることは難しいと断った。という話や、地味な仕事、難易度が高い、などのイメージがあり若者の就業率が低く、高齢化が問題視されていることなど貴重なお話を伺うことができました。

文化として根付いていても安定した仕事量が確保できないと、維持していくことは難しい。というお話をしてくださったのが非常に印象的でした。

情報としては知っていたつもりでも、その現場を目の当たりにすると産業の維持の難しさを感じます。

これほど素晴らしい、世界に誇る“日本製”という価値や文化の重要性。
私たちは商品を作り続けることで少しでも貢献していきたい。

私たちの商品から日本製のこだわりや素晴らしさを実感していただき、日本製の商品の素晴らしさ再認識いただければと思います。

まずは、ぜひご試着いただくことをおすすめいたします。
そして品質はもちろんですが、長く使っていただくことでの経年変化も含めてWhite Label by URBAN RESEARCH DOORSの魅力に触れてみてください。

“選ぶ”ことで文化が継続されるきっかけになることを知っていただけると幸いです。

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