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FASHION JUL 03,2021

バーバーとアイスクリームダイナーの新しい架け橋
FREEMANS SPORTING CLUB × BIG BABY ICE CREAMの異色タッグの秘話に迫る


コミュニティを大切にする2つのブランド。その素顔とは。

ブランドの垣根を超えて共感するマインドを形にするコラボレーションは、これまでも多くのブランドが行ってきています。

今回は、人気のバーバーショップ FREEMANS SPORTING CLUB – NEWoMan YOKOHAMAと、行列が絶えない話題のアイスクリームダイナー BIG BABY ICE CREAMが限定アイテムを発売すると聞いて、早速その誕生秘話を伺ってきました。

この一見、出会うことのなさそうなバーバーとアイスクリーム屋の2つの注目のブランドが、どのようにして関係をもつこととなったのか、それぞれのブランドの成り立ちから想いまで、この機会にたっぷりとお話を聞いてみます。

※ 撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえで取材を行っております。

BIG BABY ICE CREAM
(左 Shop Manager:安徳穣さん 右 Director:吉田健太郎さん)

— 先ず始めに、ブランドの背景についてお聞かせください。

BIG BABY ICE CREAM
「2018年に東急東横線の新丸子駅の商店街に、この店をオープンしました。『3世代に愛されるアイスクリーム屋』をコンセプトに、子供からご年配の方まで気軽に買いにこれるアイスクリーム屋を目指しています。店舗で作るアイスクリームは、毎回スタッフとアイディアを交換しながら作っていて、定番のミルク、ストロベリーの他にも、変わり種のゴルゴンゾーラなど、ここでしか味わえないフレーバーでお客さまに楽しんでもらっています。アイスクリームの他にも、コーヒーやアルコールも提供しているので、近所の方が思い思いの利用の仕方でふらっと立ち寄れる、そんなアイスクリームダイナーとして使ってくれたら嬉しいですね。休日には、電車に乗ってアイスクリームを食べに来てくれるお客さまもいますが、地域の方とイイ感じで溶け合ってて、不思議なコミュニティが出来ているのが好きですね」

FREEMANS SPORTING CLUB
(店長:田浦建一郎)

FREEMANS SPORTING CLUB
「2013年にNYから東京に上陸したFREEMANS SPORTING CLUBは、アメリカの香りを強く放つ『紳士のスタイル』をメンズウエアとバーバーという切り口で提案している新しい形のライフスタイルショップです。コンセプトの1つにある、「MADE LOCAL BUY LOCAL」

のコンセプトのもと、アメリカンクラシックから最新のNYのトレンドまで、柔軟な解釈で提案しているプロダクツは、大人の男性が気負わずして着られるとあって人気を得ています。また、FREEMANS SPORTING CLUB – BARBERは、日本ですっかり定着したバーバーカルチャーの火付け役としても知られ、ふらっと立ち寄れるバーバーとして、多くのお客さまにご利用いただいています。昨年オープンしたFREEMANS SPORTING CLUB – NEWoMan YOKOHAMAでは、バーバーを軸に、オリジナルウエアの販売と、定期的にポップアップを開催しています。散髪ついでに旬の洋服を手に取っていただけるので、新しいバーバーの形として楽しんでいただけたら嬉しいですね」

— お話の中に、「コミュニティ」、「地域」という言葉が出てきましたが、何か特別地域の方に向けた取り組みはされているのでしょうか?

FREEMANS SPORTING CLUB
「バーバーは古くから情報の発信地としての側面もあるので、ポップアップイベントを積極的に開催して、定期的に散髪に来るお客さまを飽きさせないようにしています。地域活動ではないですが、近所のお客さまが親子で髪を切りにご来店くださるので、気軽に立ち寄れる雰囲気作りは心掛けています。また、横浜に住んでいるスタッフが多いので、近所の情報共有はよくしていますね」

BIG BABY ICE CREAM
「うちのお店は、小学校の校外授業をやったことがありますよ。実際にお店に子供たちが来てくれて、アイスクリーム作りを体験していってくれました。普段からお店に来てくれている子供たちもたくさんいるので、新丸子の子供たちはアイスクリームに関しては、舌が肥えていると思います(笑)」

— 2つの人気ブランドが意外にも地域の人たちを大切にする、町のバーバー、町のアイスクリーム屋という想いを大事にされているのを強く感じました。

— 共通点の多い2ブランドですが、そんなところから今回の限定グッズの発売の話が持ち上がったのでしょうか?

BIG BABY ICE CREAM
「実は、FREEMANS SPORTING CLUBのことは、NYに留学していた時から知っていて、何度かお店にも行ったことがあるんですよ。まだ学生だったから背伸びして洋服を買うことはできませんでしたが…、その頃から憧れていましたね。帰国してからは、FREEMANS SPORTING CLUB – TOKYOのレストランに仲間とよく遊びに行っていて、そこでスタッフの方と知り合ったのがきっかけですかね。そのあと、FREEMANS SPORTING CLUB – TOKYOと、GINZA SIXでアイスクリームを提供するイベントをやらせていただきました」

FREEMANS SPORTING CLUB
「僕たちも、BIG BABY ICE CREAMのことはスタッフからいろいろ話を聞いていたし、『一緒に何か面白いことをやろうよ』って感じで、どちらからともなくイベントの話が進んでいったんだよね」

— では、今回のタッグも久しぶりに何かやろうよって感じで始まったのでしょうか?

FREEMANS SPORTING CLUB
「だいたいそんな感じです。バーバーが横浜に出来て、お互いがより近い存在になったし、お客さまの中には、お店を行き来する人が増えてきたというのもあったから、『何か久しぶりにやろうよ』って話を持ち掛けました」

BIG BABY ICE CREAM
「今までは、アイスクリームを提供するイベントだけだったけど、今回は、一緒に商品を作ろうよって話だったので、これは面白いなって」

— 具体的には、どんな商品が今回出来上がったのでしょうか?

BIG BABY ICE CREAM
「うちのお店では、グッズの販売にも力を入れていて、Tシャツやベースボールキャップ、トートバッグ、ソックスなんかを展開しているんですけど、そのアイテムをベースにFREEMANS SPORTING CLUB のバーバーカラーでいこうよって話になりました」

FREEMANS SPORTING CLUB
(NEWoMan YOKOHAMA スタッフ:佐々木啓介)

FREEMANS SPORTING CLUB
「そうそう、うちのバーバーのサインポールって、クラシカルな赤×白のデザインで、これまでもコラボレーション商品で採用したこともあったし、今回も赤×白の配色で作りたいってお願いしたんですよね。BIG BABY ICE CREAMで扱ってるグッズって、どれもポップな色使いで気が利いているからバーバーのサインポールの配色にも良く合うと思ったんです。ベースボールキャップは、赤をベースに“B”の刺繍がしてあるんですけど、BIGBABY ICE CREAMのオリジナルは純白の糸で刺繍されているんだよね。今回の商品は、よりうちのバーバーらしくってことで、ちょっとヴィンテージ感が出るイエローがかった白糸を使ってもらっていて、すごくイイ雰囲気に仕上がってるよね。もちろん、刺繍の“B”はBIG BABY ICE CREAMと、BARBERのBだよ(笑)」

BIG BABY ICE CREAM
「ソックスは、うちの人気商品で入荷してもすぐに完売しちゃうやつ。オリジナルは、青×白だけど、赤×白もかわいくてイイよね」

FREEMANS SPORTING CLUB
「このソックスは、BIG BABY ICE CREAMの文字が斜めに入っているんだけど、そこがバーバーのサインポールっぽくって、これは絶対にやりたいって思ってた。うちでも、斜めの文字を入れてソックスを作りたかったんだけど、技術的に難しいらしく、実現しなかったんだよね」

BIG BABY ICE CREAM
「そうなんだ。うちでは奈良県の靴下メーカーに頼んでるんだけど、大学の時の友達が働いているから無理してやってくれてるのかなぁ。良かったら今度紹介するよ」

BIG BABY ICE CREAM
「Tシャツに関しては、今回の企画で最初に制作したもの。バックプリントになっているんだけど、イラストはオープンの時に友達が描いてくれたもので、店内にも飾ってあるものを使ったんだ」

FREEMANS SPORTING CLUB
「このイラストは、BIG BABY ICE CREAMのアイコンだよね。インスタグラムでみんなが上げているのをよく見るよ。今回のTシャツでは、イラストの服の色を赤×白のバーバーストライプにして欲しいってお願いしたんだけど、よく見ると服の配色に合わせて全体の配色も変えてくれてるの。オリジナルの原画と見比べてみるのも楽しみの一つだね」

FREEMANS SPORTING CLUB
「サイズ感は、今っぽく着てもらいたいから、オーバーサイズがオススメ。 Tシャツもそうだけど、どれもキャッチーな仕上がりになっているから、男性だけじゃなくて、女性にもウケが良さそうでしょ」

BIG BABY ICE CREAM
「うんうん、うちの女性のお客さまとかにもぜひ着てもらいたい」

— 最後に、今回の限定グッズの発売に向け、FREEMANS SPORTING CLUB – NEWoMan YOKOHAMAではポップアップイベントを開催されるそうですが、どんなお客さまに来ていただきたいでしょうか?

FREEMANS SPORTING CLUB
「まずは、いつも利用してくれているお客さまには是非見ていただきたい。今回のタッグをきっかけにBIG BABY ICE CREAMのことを知ってくれて、家族でアイスクリームを食べに行ってくれたら嬉しいよね」

BIG BABY ICE CREAM
「そうそう、新丸子と横浜の距離も近いし、アイスクリームを食べた後に横浜に遊びに行ってくれてもいいし、バーバー帰りに新丸子までアイスクリームを食べに来てくれてもいいし、お互いのお客さまが行き来してくれたら嬉しいよね。これからもお互いに横浜を盛り上げていければいいね」

FREEMANS SPORTING CLUB
「ぜひ、これからも定期的に楽しい事をやりましょう!」

接点のないように見えていた2つのブランドは、背景は違うものの、あえてメインストリームから外れ、自分たちのやり方でコミュニティを築き、地域の人たちと一緒になって作り上げていく姿勢はどこか通ずるものがあるように感じられた。

偶然出来上がったコラボレーションかもしれないが、そこには、どこか“必然的”な巡り合わせがあったのではないかと感じてしまう。

ブランドの垣根を超えた今回のコラボレーションは、これからも地域に根差した新しい架け橋となることだろう。

FSC x BBIC TEE
No : UF15-1TK004
Price : ¥4,500 (税込)
FSC x BBIC CAP
No : UF15-1TK001
Price : ¥4,000 (税込)
FSC x BBIC SOX
No : UF15-1TK002
Price : ¥1,800 (税込)

BIG BABY ICE CREAM POP UP SHOP

【開催期間】
2021年7月9日(金)~7月25日(日)

【開催店舗】
FREEMANS SPORTING CLUB – NEWoMan YOKOHAMA

> 詳しくはこちら

※ 新型コロナウイルスの影響により、臨時休業や営業時間を短縮している場合がございます。最新情報はこちらでご確認ください。

FREEMANS SPORTING CLUB – NEWoMan YOKOHAMA (BARBER)

ADDRESS
〒220-0005
神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 NEWoMan YOKOHAMA 4F

CONTACT
TEL:050-2017-9000
HP:http://freemanssportingclub.jp/
Instagram:@ freemanssportingclub_jp

BIG BABY ICE CREAM

ADDRESS
〒211-0004 川崎市中原区新丸子東1丁目829番地
新丸子駅徒歩1分

CONTACT
TEL:044-750-9080
HP:https://www.bigbabyicecream.com/
Instagram:@ bigbaby_icecream

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