アーバンリサーチ バイヤー佐藤祐輔のココだけの話。
Vol.3 後編
〜江口洋品店・江口時計店 江口大介さんのおすすめのお店『ハレナリ』で一問一答！〜
せっかくここまで来たのだから、ということで、小腹がすいた僕らは最後に江口さん行きつけのお店『harenari』へ。出てくる料理はいちいち気が利いていて、どれも感動するほど美味しいものばかり。ここを目的に吉祥寺に来ることもありそうです。
※撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえでインタビューを行っております。
江口 「ここは僕だけじゃなく、スタッフみんなお世話になっているお店なんですよ。色々話を聞いてもらっていて」
佐藤 「お悩み相談所みたいな？（笑）」
江口 「いやほんと、そんな感じで」
佐藤 「しかしどれも本当に美味しい。手が込んでいますね」
江口 「でしょ。吉祥寺でご飯を食べにいくっていったら、ほとんどここです。ちなみにここは、さっき行ったThe PARKSIDE ROOMの五十嵐くんが教えてくれたんです」
佐藤 「日本酒とワインって書いてあるし、ゆっくり飲める時にまた来たいですね」
江口さんに一問一答！
佐藤 「ではここで、恒例の一問一答のコーナーに移っていいですか（笑）」
江口 「いつもやっているやつですね。面白い答えができるか心配だなあ」
佐藤 「ここはもう直感で大丈夫なので！」
佐藤 「好きな色はなんですか？」
江口 「緑。なんか癒されるから。古いジャガーとかミニクーパーのグリーンとかいいですね」
佐藤 「じゃあ嫌いな色は？」
江口 「…嫌いな色は特にないかな」
佐藤 「今、手に入れたい時計は？」
江口 「パテックフィリップのミニッツリピーター。あの『ティーン』っていう響きをいつか手に入れたい。到底買える値段じゃないですけど。今多分、8000万くらいかな」
佐藤 「自分の人生を変えた出来事は？」
江口 「10代の後半にマレーシアでロレックス6694を買ったこと。当時は12万くらいだったと思うんだけど、今買っておいたほうがいいよって当時お仕事させていただいていた社長からアドバイスを受けて買ったんです。思えばそこが全ての始まりだったかも知れない。いいモノを選ぶ審美眼と、メンテナンスをしながら大事に使い続けることの大切さを知りました」
佐藤 「実は◯◯フェチ。なに？ 時計以外でお願いします」
江口 「んー、時計以外はないかもな。でも好きなことで言えば、飲むことかな。お酒っていうより、その場が好き。家では全然飲まないので」
佐藤 「生まれ変わったら何になりたい？」
江口 「時計になりたい。すごいいいムーブメントになりたい。それで下手くそな時計技師に文句言いたいですね（笑）」
佐藤 「笑！ 筋金入りですね。じゃあ、毎日欠かさず行うことは？」
江口 「ナッツを食べること」
佐藤 「ナッツですか？ それは健康のために？」
江口 「体調管理と、好きだからですね。僕は基本1日1食なんです。誰かとランチに行く約束がない限り基本夜しか食べないんですが、小腹が空いたらナッツを食べるようにしているんです」
佐藤 「朝食も摂らないんですか？」
江口 「子供と一緒の時は摂ります。だから一人でご飯を食べないってことですかね。一人の時は基本ナッツで済ませています」
佐藤 「年末ジャンボ宝くじ、前後賞合わせて10億円。当たったら何に遣う？」
江口 「絶対時計買います。絶対出てこないけど、ミニッツリピーターが見つかったら絶対に買います。出るとしたら多分モナコで行われる『モナコレジェンドオークション』だと思うんですが、せっかくミニッツリピーター買いに行くんだからファーストクラスで（笑）」
佐藤 「家が火事。3つだけ持って逃げられるとしたら？」
江口 「部屋にある小物ケース。自分が昔からつけてきたジュエリーとか、子供からもらったものが入っています。僕の宝箱的存在。あとは時計。あとなんだろう…。他にはないかな。家にはあまりモノを置かないので」
佐藤 「どこにでも行けるとしたらどこに行きたい？」
江口 「マダガスカル。そっち方面に行くことがあまりないので。バオバブの木とかみて、大地の力を感じたい。南国の植物ってすごく面白いんですよね」
佐藤 「おすすめの映画を1つ教えてください」
江口 「インターステラー。仕事柄、時間については想いを巡らせることが多いので」
佐藤 「江口さんの一生ものを教えてください。時計以外でお願いします」
江口 「基本、全部そのつもりで買っています。物も服も。結果手放すことはありますが、買うときはその姿勢で」
佐藤 「座右の銘は？」
江口 「それ難しいですよねー。ウケ狙いの方がいいかなとか、色々悩んでしまう。けど今回は真面目に『夢は逃げない。逃げるのはいつも自分』ですかね。これは先輩の受け売りなんですが、なんかずっと覚えている言葉です。これがあるから、なんでもやってみようって思えているところはあるかもしれません」
佐藤 「でもすごくよくわかります。僕も気持ち的には『JUST DO IT』です。じゃあ、吉祥寺のいいところは？」
江口 「大きすぎず、小さすぎずちょうどいい。なんか、頑張っている人たちがたくさんいる。あといい飲み屋も多い。公園がいい」
佐藤 「自分の長所と短所は？」
江口 「前者は好きなことは一生懸命できること。後者は好きじゃないことは何もできないこと」
佐藤 「最後の晩餐は？」
江口 「おばあちゃんのおはぎ。もう食べられないけど」
佐藤 「ちなみに何歳まで生きたいです？」
江口 「生きられるだけ生きたい」
佐藤 「ありがとうございました！！」
harenari
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-10
TEL：080-5096-8070
前編 〜江口洋品店・江口時計店 店主 江口大介さんに聞く！ ぶっちゃけ、時計の魅力ってなんですか？〜
中編 〜江口洋品店・江口時計店 江口大介さんに教えてもらった、吉祥寺の行きつけ2店！〜
Composition & Text: Jun Namekata
構成・文：行方淳
Photographer: Kanta Matsubayashi
写真：松林寛太
Instagram
佐藤祐輔（URBAN RESEARCH バイヤー） @ yskjohn
URBAN RESEARCH Men’s Official account @ urbanresearch_men
