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NEWS DEC 01,2021

“ツチノキオク” 開催


URBAN RESEARCH DOORSでは企画展“ツチノキオク”を12月4日(土)より限定店舗にて開催いたします。

今までたくさんの作り手の方々をご紹介していく中で、土や火など“自然”の力を強く感じることのできる器や作品に我々は特に惹かれてきました。

ざらざらした質感や、触るとまだ熱いのではないかと感じさせるほどの風合い、何色とも形容し難い混ざり合って出来た色など。

そんな土や火の息遣いを感じ、使い手に新しい景色を見せてくれる器をご紹介したいと思い、本展を企画させていただきました。

作り手はそれぞれの土を手に取り、自然の中で過ごしていた面影を込めたり、使い手の食卓を想像してみたり、思い思いの記憶を土に閉じ込めます。

そうして出来上がるのは土や火など自然の息遣い、作り手の想いが表れた同じものはふたつとないもの。

そんな土の記憶がしっかりと込められた器は、様々な景色を使い手に見せてくれるはずです。

ツチノキオク
【開催期間 / 店舗】
2021年12月4日(土)〜12月16日(木)
DOORS HOUSE (南船場店併設)

2021年12月24日(金)〜2022年1月10日(月・祝) ※作品完売次第終了いたします
URBAN RESEARCH DOORS マルイ吉祥寺店

【注意事項】
※ 作品数量に限りがある為、お取り置きや店舗通販のご対応はお断りさせていただきます。
※ 購入点数を制限させていただく場合がございます。

作り手のご紹介

長野大輔

高知の風土を取り入れた、半農半陶の暮らしを営む長野さん。
山奥に自らこしらえた小屋と昔ながらの穴窯で、釉薬には家業である農業の副産物である稲藁や、親戚や友人が育てる高知名産の文旦や梨の枝葉を燃やした灰を用い作陶し、うつわには独特の発色と風合いを生み出しています。
今回は新たな取り組みでもある石釉(珪石などの石を主成分とした)の器もご用意いただきました。

1982年 高知県に生まれる
2004年 倉敷芸術科学大学芸術学部陶芸コース卒業
2006年 高知市三谷古清水に穴窯築窯
2013年 自身のうつわを展示販売する“うつわ畑”オープン
2021年 “うつわ畑”を閉め自身の作陶に専念する

Instagram @ utsuwaman

すゑもの亀屋 平沢崇義

細川護光氏に師事し陶芸を学んだ平沢さんの作品は熊本の料理店で料理を提供する奥様の影響もあり、食事が美味しそうに見える、使い勝手がいい、などしっかりと使い手の想いが汲まれた器を中心に作陶されています。
今年に入り、新たに金峰山へギャラリー兼工房を移した平沢さんは、故 山本幸一さん(山幸窯)が仕事場として40年近く使用した築65年の古民家と穴窯を引き継ぎ、新たな作品づくりへと挑戦しています。

1982年 茨城県に生まれる
2008年 熊本 細川護光氏のもとでやきものをはじめる
2014年 茨城県窯業指導所 釉薬科修了
2015年 熊本市にて独立。工房兼展示販売所「すゑもの亀屋」開窯
2021年 熊本市西区 金峰山に工房を移設し作陶

Instagram @ suemonokameya

四海大

栃木・益子にて”原土”と呼ばれる自然の中で自ら掘り出した土を主な素材として精製し、1点1点手作りする器を窖窯(あながま)の薪の炎で焼き上げている四海さん。
⁡素材の土は、益子に限らず様々な土地の土を使用し、それぞれの土地で大切にされてきた大地の持つ個性と向き合いながら、その上で、新たに見えてくる益子の土の個性を真っ直ぐ見つめ、自身の暮らす、益子でのものづくりの意味も考えられています。
今回は昨年の展示販売でもご好評だった青味がかる炭化焼成の器、新たな白磁の器といった内容を今回の展示に合わせ焼き上げていただきました。

⁡1992年 福岡県 北九州市生まれ
2013年 北九州高専機械工学科卒。大手輸送機器メーカーへ入社
2017年 退職後、栃木県・益子にて陶芸家・鈴木 稔氏に師事。栃木県窯業技術支援センター入所
2019年 栃木県・益子にて独立

Instagram @ 04_pottery

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