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FASHION JUL 06,2020

盛夏のパンツは“ハーフ”一択。プロに見る大人の着こなし作法

サマーシーズンにおいて、街着にもアウトドアでも頼りになるのがショートパンツ。どんなアイテムを選ぶべきか、ファッションのプロたちの着こなしとともに見ていきましょう。


溢れ出るリラックス感を、トータルコーデでクリーンに

少し前までは「大人がハーフ丈なんて……」と敬遠すらされていましたが、現在ではすっかり市民権を獲得したショートパンツ。涼しくて動きやすく、便利なことこの上ない夏場のマストアイテムとして認知されています。ただ唯一マイナスな面を挙げるとすれば、リラックス感が強く出てしまうところ。肌が出る面積が大きいアイテムほどカジュアルに見えてしまうので致し方ありませんが、その分組み合わせるトップスやカラーリング、小物使いで隙のない装いを演出する必要があります。例えばバンドカラーのシャツを羽織ってエフォートレスな佇まいを演出したり、同色同柄のアイテムでセットアップのように装ったり。また、小物にレザーを挿す、ホワイトで清潔感を出すなどの手段も有効です。今季おすすめのショーツとともに、プロの着こなし方を見ていきましょう。

アイテム 1: ワイドなシルエットで機能付き、がトレンドの最右翼

黒色のアイテムを全身に纏うとエレガントな印象を作れますが、同時に重たく見えてしまうことも。ですが、肌が露出する半袖シャツとショートパンツなら、黒の上品さを残しつつ抜け感も生まれてグッと親近感が増します。こちらの着こなしでは上下のシルエットを程良くワイドに、かつドレープが出る素材を取り入れることで脱力ムードも後押し。チラ見せさせたインナーのTシャツと、足元に置いた『ニューバランス』で白をポイント使いし、夏らしいモノトーンスタイルを完成させています。

[着用アイテム]
URBAN RESEARCH UR TECHツイルワイドイージーショーツ

大人っぽいデザインかつ、涼しくて軽くてはきやすいというショートパンツに求めることをすべて叶えてくれるのが『アーバンリサーチ』の機能素材ショーツ。コットンと再生ペットボトルから独自に開発したツイル素材は上品な光沢感があり、高い通気性・速乾性も備えています。シワになりにくいため街着としても優秀で、腰周りに負担のかからないゴム入りのイージータイプゆえに、テレワークで椅子に座りっぱなしでも強い締め付けを感じません。

URBAN RESEARCH UR TECHツイルワイドイージーショーツ ¥9,900 (税込)

アイテム 2: 着こなしの印象を涼しげに見せる、“薄色”が狙い目

上のブラック主体のショーパンスタイルとはうってかわって、こちらは白を基調としたコーディネート。ひと口に白といってもパキッとした白やくすんだ白がありますが、自然でやわらかな雰囲気を作れるオフホワイトなら、気負わず取り入れることができます。キャップからサンダル、バッグにいたる小物まで、素材や白のトーンに微妙な変化をつけることでスタイルに奥行きが生まれている点もポイント。2~3℃くらい体感温度も低く感じられるような、“涼”な印象があります。

[着用アイテム]
URBAN RESEARCH DOORS × Lee WESTERNER SHORTS

老舗ジーンズブランド『リー』のパンツに、「ウエスターナー」という60年以上愛される名作がありますが、『アーバンリサーチ ドアーズ』ではそれをハーフ丈でオーダー。大きな特徴である光沢感を湛えたコットンサテンを使用し、裾のチェーンステッチやフラッシャーなどオリジナルの雰囲気を再現しています。2つタックが入ったワイドなシルエットと、オフホワイトに仕上げられた色味の相乗効果で、武骨ながらもやさしいニュアンスを獲得。

【別注】URBAN RESEARCH DOORS × Lee WESTERNER SHORTS ¥10,450 (税込)

アイテム 3: いつもは引き立て役に回るショーツを主役に考える

「Tシャツにショートパンツ、サンダル。以上」と、涼しさを求めるあまり身に着けるアイテム数も少なくなる夏は、周りと差別化するのが難しい季節です。そこでおすすめなのが、面積の大きくないショートパンツだからこそトライしやすい、デザインに主張のあるアイテム。左右でバイカラーになっている個性的なデザインでも、ショーツならリズムが生まれてアクティブな印象になります。シャツの腰巻きでウエストマークを作っている点にも注目です。

[着用アイテム]
Sonny Label マルチファンクションクライミングショーツ

右半分はベージュ、左半分はライトグリーンと絶妙な配色。一枚で主役級のインパクトがある『サニーレーベル』のショーツですが、秀でた機能面も特筆すべきでしょう。例えば、登山用のクライミングパンツに採用されるガゼットクロッチ。これにより、ただでさえ軽快な脚さばきもさらに快適になっています。しかも、撥水加工も施されているので、少しの雨なら気になりません。また、裏返してバックポケットにすっぽりと収納できるパッカブル仕様で、収納も持ち運びも楽々なんです。

URBAN RESEARCH Sonny Label マルチファンクションクライミングショーツ ¥6,930 (税込)

アイテム 4: セットアップでも着用可能な、大人っぽい小紋柄がおすすめ

ここ数シーズン、コーディネートに悩む必要がない、着るだけで即サマになるセットアップが隆盛を誇っています。最近はジャケットやフルレングスに縛られることもなくなり、半袖シャツ&ショートパンツなど軽やかな上下もお目見えしているんです。下手をするとルームウェアのように見える危険性もはらんでいますが、シャツのボタンを上まで留めることできっちりとした印象も訴求。シャツとショーツに配されたシックな小紋柄が、さりげないアクセントとしてアダルトなムードを引き立てています。

[着用アイテム]
SENSE OF PLACE コモンガラサテンショートパンツ

『センスオブプレイス』で好評なプリント柄シリーズですが、今季のイチ押しは小さな模様が間隔を空けて並んでいる小紋柄。古来より着物に使われている伝統的な柄ですが、ショートパンツのカジュアルさとの相乗効果で硬軟持ち合わせた絶妙なバランスを生み出しています。うっすら光沢のあるレーヨン素材による、つるりとした肌触りときれいな落ち感も特筆モノ。単品使いからシャツとのセットアップまで、気分やシーンに合わせた着こなしが楽しめそうです。

SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH コモンガラサテンショートパンツ ¥5,390 (税込)

アイテム 5: ビビッドカラーの1枚でアクティブなアウトドアルックに

街着としては難易度が高い派手なカラーリングも、それが良しとされるアウトドアスタイルではビビッドカラーが夏映えします。黒のポケットTシャツとレギンスで明色のショーツをサンドしたことでオレンジが一層引き立ちます。バケットハットとショーツのカラーリンクも見事。フェスやバーベキューなど野外での夏のアクティビティを楽しむなら、上品さにプライオリティを置かず、思い切って明るい色や柄でポップに演出しましょう。

[着用アイテム]
EKAL コハニングショーツ

野外でのアクティビティを想定して作られた『エカル』のショーツ。陸上はもちろん、ナイロン×ポリエステルによる速乾性の高い素材ゆえに水遊びにも使えます。ウエストに付けられたキーリングやアジャスタブルのベルト、中身が落ちないようにジップを付けたポケット、そして短めに設定された丈感など、アウトドアを存分に楽しめる意匠をいたるところに設えている点にも注目。左裾に入れられたブランドロゴの刺繍が、控えめなアクセントに。

EKAL コハニングショーツ ¥9,900 (税込)

構成/TASCLAP編集部
執筆/名知正登

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