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FASHION AUG 13,2021

ビジネスパーソンが着るにふさわしい日常着。
workahoLCの考える“ちょうど良さ”。

厳選された「逸品の一品」を集めるというコンセプトで発信しているURBAN RESEARCH BUYERS SELECT(以下、URBS)から、今のビジネススタイルにアジャストするセットアップ提案として“workahoLC(ワーカホルク)”がスタートします。
カチッとし過ぎず、大人としてちょうど良い、気負いなくデイリーで使える日常着です。

今回は、商品企画から携わっているクリエイティブディレクターの梶原 由景氏と、商品使用イメージ像であった明石 ガクト氏を迎えて、workahoLCについてクロストーク。
人々の価値観も生活様式も変わった今、我々にできることは何かを考える中で誕生したworkahoLCのバリューについて紐解いていきます。


※撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえでインタビューを行っております。

梶原 由景(Yoshikage Kajiwara)
1965年生まれ。「ビームス」を経て独立し、クリエイティブディレクターとして活躍。2015年11月、藤原 ヒロシ氏とコンテンツサイト「Ring of Colour」を立ち上げたほか、近年はアパレル関連企業の新規事業のコンサルティングに携わる。
Instagram : @ kajiwara_lc

明石 ガクト(Gakuto Akashi)
上智大学卒業後、IT企業に勤め、2014年6月にミレニアル世代をターゲットにした新しい動画表現を追求するべくONE MEDIAを創業。独自の動画論をベースにInstagramやYouTubeなどオンラインでの配信のみならず、デジタルサイネージでの動画配信を行い圧倒的なエンゲージメントを達成している。2018年に、著書『動画2.0 VISUAL STORYTELLING』、2020年には電子書籍『動画の世紀 The STORY MAKERS』を発売。
Instagram : @ gakuto_akashi

村手 謙介(Kensuke Murate)
URBS(アーバンリサーチ バイヤーズ セレクト)ブランドマネージャー。
学生時代からアーバンリサーチに勤務。現在はメンズバイイング・商品企画などさまざまな業務を担っている。
Instagram : @ muraken_world

LOWERCASE 梶原氏とURBSの新たな提案

村手 梶原さんとご一緒にお仕事をさせていただく中で、新しい取り組みをしていきたいと考えていました。
新型コロナウイルス感染症対策によって日常生活もガラッと変化をしていく中で、何か人々の需要に応えられるものがあるのではないかと思っていたんです。

梶原 人々のビジネススタイルやライフスタイルが変化していますよね。変化を受けて、URBSでの答えをお客さんに提案していきたいと話をしていましたよね。
最近は、背広を着てオフィスに出向くというスタイルが減っている一方で、リモートワークが増えています。
それであればワンマイルウェアのような、ビジネスシーンで着用できるセットアップの提案をしていくのがいいのではないかと考えていきました。

梶原 カジュアルなビジネスにも使用できますし、リモート会議で着用も問題ないです。そのまま近所のコンビニへも行けます。ビジネスウェアというより、ビジネスパーソンが着るにふさわしい日常着です。

村手 その際に、明石さんのような方を最初の段階から使い手のイメージ像として設定していました。
ビジネスウェアはいろんなブランドが展開していますが、サイズ感に気になる部分があったり価格帯も高めだったりとデイリーで使うには、まだオフィスに寄っている印象を感じていました。

もっとラフに着られてデイリーで使えるものにしたいし、シンプルにしていきたかったんです。
素材はコーデュラナイロンを使用して、色もインクブラックのようなマットな素材感に合わせた色味にしました。機能ウェアでありつつ、カジュアルさを目指しましたね。
我々の世代はインポートのハイブランドの勢いがあった世代で、シルクを洗っていたり、ダメージを与えていたりなどのちょっとしたアクセントが魅力でしたので、そういったエッセンスを反映させています。
ですので、他とは違うものに仕上がっています。

使いこなせる、ちょうど良さ

村手 梶原さんや明石さんが普段着ている格好や、好きなものから着想を得ています。
おしゃれを楽しむ観点や、クリエイティブな発想で作っていったので、全く新しいものになっていますし、着用したシルエットや細かいディテールの違いを感じていただけるのではないかなと思っています。

明石 僕は、1週間前から使用させてもらって既に2回洗ってます。
普段は機能性のある某クリエイター向けウェアを着ているのですが、フルスペックな感じがしているんです。カメラでいう大きなサイズの高性能で機能も充実しているような。もちろん出張などで使用するには、とても便利なのですが、今はリモートの会議が増えていますので、その際にサッと羽織れるのがいいですよね。 ダルダルな格好だと会議って空気が締まらないんですよ。

明石 あとは、必要十分なものだけに絞られているので、使用していて“使いこなせている”という感覚があります。
着こなすという以前にビジネスで着る衣類って、ここにスマホを入れて、ここは名刺入れ、ここは財布というように自分の定位置が決まっていると思うのですが、ピタって収まってましたね。
夏の暑い時期には、ジャケットを脱いでカバンにグシャっと入れてもシワにならないですし、洗って干すとすぐ乾くので「これはいいじゃん」ってシンプルに思いました。

村手 狙い通りというか、考えていたことを全て代弁してくれたかのようです。

明石 通販番組ばりに言ってしまいましたかね(笑)。

村手 いえいえ、とてもありがたいです。言っていただいたように、機能性ビジネスウェアだとフルスペック過ぎるというのはありますよね。たくさん洗ってガンガン着てもらうのにもってこいなので、まさにデイリーで使える日常着だなと感じています。

今着たいものへアップデート

梶原 村手さんはフリーマンズ(FREEMANS SPORTING CLUB)で商品企画に携わっていたこともあって、普段からセットアップを着ていますし、提案をしてますよね。今回のプロダクトの仕上がりを見ると、現場を熟知した人が作ったものだと感じます。

先ほど、収まりがいいということでしたが、それは村手さんがフリーマンズを経たからこそできたアプローチですよね。細かいディテールは、今回村手さんにお任せしているんです。

村手 既に持っているセットアップがあるのですが、梶原さんと製作したシャツを着ようとすると、シャツがオーバーサイズで作っているので、ジャケットが合わないことがあったんですよね。身幅が細いというか、今の僕たちが着たいと思う少し緩めのシルエットに上がはまらないと感じて。
今Lサイズを着ていますが、そういったネックに感じたことの改善策をプロダクトに反映しているので、とてもしっくりきてます。

明石 セットアップでいうと「僕もそろそろGORE-TEXのセットアップでも…」と思ったりもしますけれど、実際はまぁ着ないですよね。どうしても上だけ、下だけとなってしまいがちです。若い世代はセットアップを着ていますが、アラフォー世代なので敷居が高く感じます。

明石 でもこちらのプロダクトは、セットアップで着たいって思わせてくれるんですよね。
理由を考えると、世にあるセットアップとしての魅力が足りないなんちゃってセットアップみたいなものは、上下のどちらかでいいかとなってしまいますし、逆にちゃんとした魅力あるプロダクトは、特別な日でしか使用しなかったりします。 仕事する上での日常着として、使用するハードルを下げてくれたのが今回のプロダクトなのではないでしょうか。

アクティブなライフスタイルまで満足させるファッション性を持った2型

村手 正統派に見える“レギュラー”と、カジュアルに落とし込んだ“リラックス”の2型をご用意しています。
レギュラーは従来のスーツに近いようなイメージですね。僕が着るなら仕事柄的にもリラックスでしょうか。

梶原 リラックスもいいですよね。意外だったのは、上がってきたプロダクトを着るとレギュラーがいいなと思ったんですよね。

村手 普段スーツを着ている人がいきなりリラックスを着るのは、敷居が高いですよね。
なのでレギュラーは、ポケットにフラップが付いてますし、パンツは少し細身で股上の深さもリラックスより浅くなっています。

梶原 従来のスーツに近い形ではありますが、アップデートしているのでそんなに細身にもなっていないですし、着心地はいいです。

明石 僕は普段リラックスのようなプロダクトを使い回しているのですが、着てみると意外にレギュラーがフィットしていいなと思いました。フラップがついたものは、結婚式以来の何年ぶりという感覚ですが、着用していると違和感なくはまった感じがしました。

村手 素材は、先ほども言ったようにコーデュラナイロンを使用しています。軽く、タフさもあり、ツヤがあって品もあります。また今までの梶原さんと提案してきたラゲージとの親和性もあるので、こちらの素材にしました。

梶原 僕のパーソナリティのイメージがそうだというのもあります。

村手 ストーリーは大事にしてますね。素材にしても誰と一緒にするかで全然違いますし、LOWERCASE 梶原さんと言えばコレというのがあります。

梶原 着こなしで言えば、レギュラーはTシャツでもいいですし、リラックスであればシャツが合うと思うんですよね。リラックスにTシャツだと砕け過ぎる印象もあるかなと。

村手 あとは今持っているもので合わせられますよね。ウエスト部分にドローコードが付いているので、わざわざベルトやTシャツを買わなくてもいいですし。

梶原 今あるライフスタイルの延長にあるというイメージですね。

村手 ビジネスウェアは、結構いろんなセレクトショップでも見かけますが、いまいちフィットするものがないんですよね。

梶原 リアリティがないんでしょうかね?
今回のプロダクトは、今の流れをちゃんと理解しているカジュアル重衣料やスポーツ系のテクニックが得意な工場に依頼をしていて、どんな人々に着てもらいたいかの着地点がありましたし、その方のライフスタイルに寄り添った形や価格帯になっています。

明石 働き方もこの1年ですごく変わったじゃないですか。オフィスに行くタイミングと自宅で仕事をすることが、最初は結構分離していたと感じていました。ですが1年以上続けていくと、だんだん境界線が薄れていっている印象を受けます。なので働く人のワードローブも大分変化していますよね。
前はスーツを着ていた企業の方も、最近お会いすると緩くなっていることがよくあります。

出勤のタイミングが不定期になったり、リモートであれば上半身だけ整えれば大丈夫になったり、電車通勤を自転車通勤に変えたりと変化していってます。

そこにこういったシームレスなプロダクトは、魅力的ですね。
ベルトをしてもいいし、僕は紐だけで結んでますし、シャツでもTシャツでもいい。
極端な話、オフィスと自宅に1着置いておけばどうとでもなりますし、それが叶う価格帯ですもんね。

梶原 オフィスのどこかに置いておくのいいですね。オフィスにワンセット。

村手 どこかの企業と一緒に取り組みしますか(笑)。

workahoLCの展望

梶原 今後の展開は、もう少し経つと寒い季節になるので、こちらのセットアップの上に羽織れるものとしてBarbour(バブアー)とworkahoLCの企画も進行しています。

明石 Barbourですか。オイルドジャケットですか?

梶原 オイルではないです。

村手 オイルは今回のセットアップには合わないと考えまして、違うものにしました。セットアップに合わせられるように、オーバーサイズにしています。2Layerで雨も弾くので、傘を持たなくていいのがポイントです。

明石 オイルじゃないの嬉しい! 今のを聞かせていただいてブランドコンセプトがより理解できたような気がします。

ワークチェアの業界もここ1年でものすごく変化しているんですよ。
今コズムチェアが結構売れているようで、エンボディのような細かい調整を排除しています。座った人の重さによって高さがオートマチックに変わるので、どんな人が座っても大丈夫なんです。

決まった席に座る文化というものが変わっていく中で、作り手も再解釈をして再構築しなければいけない。
workahoLCは、そんなことを考えて発信しているブランドなのではないかなと感じました。

梶原 その時の状況に合わせて最適なものを作るということを常々考えていますね。良い方向へアップデートしていきたいですし。

明石 “これでいいんだよ感”っていうのがありますよね。お店でいうとすごい高い高級店は、美味しいのが当たり前ですが、気軽に入れて予約も大変ではないけど、自分のお気に入りというか。
自分に合っているちょうど良さがありますね。

食べログやインスタなんかでも評価が高いところに人が集まったりしていますが、評価が高いお店をシェアして反応をもらったり、写真を撮ったりで1年を過ごすととても疲れませんか。
なのでそういったムードも捉えて、“自分のちょうど良さ”を代弁してくれていると感じました。

村手 そう思ってもらえると嬉しいです。アパレル業界が厳しいと言われている中で、日々の業務も変えていっていますし、通常の時より優先しないといけないことが増えてきています。
なので普段の格好に対しても、通常の時とは違う“今の時代を乗り越えてくれる”ような服を纏いたいという思いもあります。それを表したのがworkahoLCですし、僕個人としても今出す理由がありますね。

ブランドとしては、生活が変化していく中で、workahoLCのセットアップが生まれ、今後はそこを中心にまた新たなビジネスウェアとして合わせるものをアップデートできたらと考えています。

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