スタッフ4人が本音で語る! 「『別注』アディダス × アーバンリサーチ スタンスミス」品評会!
スニーカーブーム真っ只中の今、世の中にはさまざまなスニーカーが溢れていますよね! それはオフのカジュアルスタイルだけじゃなく、最近ではオンタイムでもスニーカーを取り入れたキレイ目スタイル“ビジカジ”も当たり前になってきて、もはやスニーカーは単なる一過性のブームではなく、僕らのライフスタイルには欠かせない存在と言っても過言じゃありませんね。そんな今だからこそ、オン&オフを問わずに履けちゃうスニーカー「スタンスミス」が注目を浴びているのです。そしてスタンスミスと言えば、アーバンリサーチの別注! 前回のグレーのカラーリングを採用した別注モデルは即完売したとのことで話題となりましたが、2022AWでも早速アーバンリサーチのスタンスミスの別注モデルがスタンバイ中とのこと! そこで今回は、アーバンリサーチのスタッフ4人が集まり、品評会を実施! その様子をリポートしちゃいます!

アーバンリサーチ ルミネ有楽町店 スタッフ 小笠原
アーバンリサーチ SSV 森本
アーバンリサーチ ルミネ新宿店スタッフ ショウ
アーバンリサーチ ルミネ池袋店スタッフ 浅古
※撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなど、コロナウィルス感染拡大防止対策を施したうえで取材を行なっております。
スタンスミスについてそれぞれの思いとは。
森本 10年以上前にアーバンリサーチに入社した頃、僕はエセスケーター(笑)みたいなスタイルをしていました。当時のフランスメイドのスタンスミスを愛用していた諸先輩が結構いて、その中の一人の方がフランスメイドのスタンスミスにスラックスとトップスにはミリタリージャケットを合わせていました。それを見た僕はかなりの衝撃を受けて、速攻でフランスメイドのスタンスミスが欲しくなって古着屋へ行きましたね。
小笠原 フランスメイドのスタンスミスってかなりレアですよね?
森本 だけど当時はまだ結構売っていて、すぐに購入しました。そして翌日、スタンスミスにスラックスを合わせて出社したら、先輩に“お前マネすんなよ”ってキレられました(笑)。
浅古 社会人デビューで洗礼を受けたってわけですね(笑)。
森本 正にそれです(笑)。そういったこともあって、僕のスタンスミスを使った着こなしのベースには、キレイ目アイテムとカジュアルアイテムをバランスよくミックスさせるって言うのがありますね。

小笠原 僕は映画や音楽、文化から洋服が好きになるタイプなので、アディダスって聞くとストリートのイメージですね。80年代のヒップホップユニット「RUN DMC」がミュージックビデオでアディダスのライン入りジャージとスーパースターをスタイリッシュに履きこなす姿が印象的です。

ショウ 私は台湾から2015年に来日したのですが、その当時もスタンスミスは流行っていて、ネットでは完売状態でした。そこで私はアディダスが当時展開していたオリジナルでオーダーできるカスタマイズサービス「mi adidas(マイ アディダス)」で購入しました。

浅古 どんな風にオーダーしたか覚えていますか?
ショウ アッパーはホワイトで、ソールは全てブラックでオーダーしました。その完成品をSNSにアップしたら結構反響があって、台湾の友人にも頼まれて何足か代わりにオーダーして送ってあげていました。

浅古 私は大学生の頃によく履いていました。その当時はあまりファッションに気を使っていませんでしたね(笑)。あれから選ぶ洋服も変わって、そしてファッションに携わる現在でもスタンスミスを履き続けています。スタンスミスって、それだけ汎用性が高くて万人に愛されるスニーカーなんだなと、実感させられます。それに、シルエットの幅が意外に広めなので、圧迫されないから長時間履いていても疲れにくいんですよね。シンプルでシックなルックスも魅力だし、快適な履き心地という点でも魅力ですね。

アーバンリサーチとアディダスは好相性。
森本 これまでにアーバンリサーチのアディダス別注モデルは、コンチネンタル80→スーパースター→スタンスミス→キャンパス、そして5回目となる今回もスタンスミスがベースとなっています。やっぱりアディダスのシューズって、皆さんのデイリーユースとして広く普及しているし、日常的な物って気がしています。そしてアーバンリサーチのウエアも、シンプルで洗練されたスタイルを提案しているので、アーバンリサーチの雰囲気をアディダスのシューズだと表現しやすいと考えています。
小笠原 中でもスタンスミスは、アーバンリサーチのスタッフでも愛用者が多いですし、より相性がいいですね。
浅古 そうですね。アディダスが展開するモデルの中で、スタンスミスはスーパースターやキャンパスなどと比べて、よりクリーンで洗練されたイメージがあると思います。そのイメージと、アーバンリサーチのイメージがうまくシンクロしていますよね。
ショウ 私的にはスタンスミスって、革靴のようなイメージが強いですね。実際に大人の女性のための洋服によく似合いますから。
浅古 アーバンリサーチの洋服は幅広い方々から選んでいただいています。スタンスミスも世代を問わずに多くの人に愛されていますよね。それと、子供っぽ過ぎず、大人過ぎない、その絶妙なデザインも、アーバンリサーチの提案するスタイルとよくマッチしていると思います。

小笠原 本当にそうですよね。ストリートからビジネススタイルまで対応できちゃうスニーカーって、他にはなかなか見つからないですよね。誰からも愛される型といいますか、履く人を選ばない。アーバンリサーチの洋服も同様だと僕は考えますね。シンプルだから時代に流されないって部分も大きいかな。
森本 それって重要ですよね。スニーカーのジャンルの中でもトレンドの傾向って時代ごとにあるけど、スタンスミスに関してはどんな傾向が来ても、関係なく履けちゃうっていうのも強みですよね。

別注スタンスミスはアーバンリサーチらしさ溢れるカラーリングがポイントに。
森本 第5弾の今回はトープカラーで、若干落ち着きのある色味ですよね、ちょっとだけトーンが強くてスモーキーというかね。
小笠原 僕個人的には“アーバンリサーチしかやらないカラーリング”だと感じます。アーバンリサーチの唯一無二な感じがポイントだと思います。
森本 スタンスミスの別注を作るにあたって、ホワイトではなくスモーキーなブラウン系っていう部分が面白いですね。
ショウ スタンスミスっていえばホワイトをメインにグリーンの差し色を加えた、シンプルでクリーンなイメージですが、あえてブラウン系の強めなトーンを乗せるのが、凄く新鮮ですよね。
浅古 これは8月発売ってことで、秋冬のコーディネートとの色馴染って意味でもマッチしますね。
森本 確かにそうですね。ブラウンとか秋っぽい色味のコーディネートに、パキッとしたホワイトのシューズだと浮いちゃったりもするので、馴染感って部分も重要ですね。逆にシューズのトーンを軽くしたいなら、ホワイトのシューレースも付属しているので、付け替えることもできますし。
小笠原 そうですね。デフォルトそのままで履くのはもちろん、気分でミッドソールのホワイトに合わせて、ホワイトのシューレースに交換するのもありですね。

ショウ 私は最近、こういうシックなカラーリングが好きですね。女性らしい雰囲気もあるし、やっぱり洋服に合わせやすい。あまりハッキリとしたカラーリングだと足元ばかりが目立っちゃうし、洋服にしっとりと馴染むカラーリングを好みますね。ちょうどいいと思います。
森本 ウィメンズの今のトレンドカラーって思い当たりますか?
浅古 ホワイトに少し黄色がかった色味が加わったアイボリーとか、ベージュ系に人気があります。例えばグレーにベージュを重ねた“グレージュ”とか。ピンクやブルーといったハッキリとしたカラーよりも、ニュアンスカラーに注目が集まっていると思いますね。

小笠原 正に今回の別注モデルのカラーが当てはまっているんです。ブラウンやグレー、ワインレッドなどさまざまなカラーの中間色的なカラーですよね。今のウィメンズのトレンドにもうまくリンクしています。
浅古 そうなんですよね! ピッタリです、秋冬の洋服にも合わせやすいし。しかも少し濃いめなので、ショウさんのようなホワイト多めのウエアコーディネートだと、アクセントにもなってくれる。ニュアンスカラーだから決してシューズだけ浮いちゃうってこともありません。もちろん今日の私のグリーンのワンピースにもすんなりと馴染んでくれちゃいますからね。
森本 実はメンズも今、同じモデルで3色展開だったら、一色はこういったグレーとブラウンの中間色的なカラーが入っています。そしてその中で、どれが一番売れるかといったら、こういったニュアンスカラーなんですよ。これはどの品番でも大体そうですね。それと今回の別注では、現行モデルではあるアッパーサイドのモデル名のロゴを省いたのもポイントかと。よりシンプルで革靴っぽい雰囲気が高められていて、ビジカジとかオンスタイルにも合わせやすくなっています。
小笠原 ここ数年、ダッドシューズと呼ばれている、ボリューム感のあるシューズが主流でしたが、スタンスミスはそのブームのカウンター的な存在でもありますよね。ちょうど今、足元のボリュームを抑えたデザインに注目が集まっていますから。
森本 そうですね。そういったトレンドの流れにもフィットしていますよね。キャンバス地のローテクスニーカーだとちょっと軽すぎるけど、そこまで軽過ぎず、スマートな印象をキープできるのが、スタンスミスのよさでもありますからね。
COORDINATE
オーバーサイズのデニムジャケットをメインにルーズなシルエットのスラックスを合わせて、今っぽいサイズ感でまとめた秋のカジュアルスタイル。スタンスミスのトープカラーがアクセントに機能し、コーディネート全体をグッと大人っぽい雰囲気へと誘います。
アメリカンカジュアル&ストリートのミックススタイルで決めた小笠原。普段ならレトロランニングシューズを合わせるところを、今回はスタンスミスでアレンジ。通常モデルのホワイトだとスポーティテイストが強くなりすぎるが、トープカラーのスタンスミスだと、渋さと共にどことなくヨーロピアンな雰囲気も加わり、洗練された着こなしへとブラッシュアップ。
シューズにスポーティなイメージがある分、全体をシックな雰囲気にコーディネート。ウエアのカラーはスタンスミスの色味に合わせて、全体をブラウンのワントーンで統一して、スッキリとした印象に。ワンピースのシルエットはフレアではなくストレートをチョイスして、エレガントで大人なテイストを強調しています。
スカートで女性らしくカジュアル過ぎないように心がけたという浅古。トープカラーのスタンスミスはどんなカラーとも相性がいいので、スカートの色味は鮮やかなオレンジをチョイス。シューズの印象がシックな分、ウエアの色味で遊ぶことができます。

別注 アディダス×アーバンリサーチ スタンスミス
品番:[MEN] AJHP5511-UM26、[WOMEN] AJHP5511-UL26
価格:¥14,300 (税込)
カラー:TAUPE
サイズ:
[MEN] 25.5cm / 26cm / 26.5cm / 27cm / 27.5cm / 28cm / 28.5cm / 29cm
[WOMEN] 23cm / 23.5cm / 24cm / 24.5cm / 25cm
アディダスが掲げる「プラスチックゴミ ゼロの未来へ。」に向け、リサイクル素材を一部使用したサステナブルなスタンスミスをベースにした別注モデル。アッパーサイドのサイドロゴを省き、よりシンプルにブラッシュアップ。「STAN SMITH 80s」を彷彿させる洗練された印象に。こだわりのカラーリングは、メゾンな空気感を纏う「トープ」。スモーキーな色合いは、汎用性に優れており、ユニセックスで着用したい一足へと仕上げられています。

【発売日】
2022年8月11日(木・祝)
【取り扱い店舗】
URBAN RESEARCH 各店
URBAN RESEARCH ONLINE STORE
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Edit & Text/Arata Homma