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FASHION OCT 05,2022

【Case.1】EKALのある日常、どう? NANGA別注ダウンブランケットの場合

海でも山でもなく、湖へ。アーバンリサーチのブランド「EKAL(エカル)」が提案するのは、湖畔で過ごす楽しい時間。エカルは「街と自然とのあいだの距離をゆるやかに縮めていく」というコンセプトのもと、2019年にデビューしました。ちなみに、名前の由来は「LAKE」の逆さ読み。気軽にレイクショア遊びを楽しめるような、心地いいアイテムを毎シーズン展開しています。

そんなエカルのアイテムが、人びとの生活にどう溶け込んでいるのか。役立っているのか。愛用されているのか。この連載では「エカルのある日常」をキーワードに、アウトドア派の日常についてインタビューしていきます。

初回はクルマの専門店「フレックス・ドリーム」で広報を務める谷崎秀隆さん。1年を通じてアウトドアフィールドへ飛び出す彼の生活のなかで、エカルのプロダクトはどんな表情を見せているのでしょうか。リアルな使い心地を聞いてみました。


フレックス・ドリーム 広報 谷崎秀隆さん
アウトドアライフと親和性の高いクルマ、ランドクルーザーやハイエースなどを専門に販売するフレックス・ドリームで広報を務める。仕事関連でのキャンプはもちろん、プライベートでもバス釣りを楽しむ生粋の外遊び派。釣り場付近やキャンプ場でひと晩を過ごす際は車中泊が多いのだとか。

谷崎さんが愛用するEKALの「NANGA別注ダウンブランケット」って?

上質な羽毛製品づくりで知られるナンガとエカルのコラボ商品。キルティング加工を施した肌触りのいいナイロン生地に、ダウン80%、フェザー20%の割合で中綿を詰め込んだ高い保温性が魅力です。肩から羽織るための前留めアジャスターなど型から別注した特別仕様で、日常からアウトドアまであらゆるシーンで活躍必至。今シーズン、新たに「NV-GRY」「GRY-CHA」のシックな2カラーを展開しています!

「コンパクトで軽量だから持ち運びやすい。軽さは正義です」

URBAN RESEARCH MEDIA(以下、URM) この連載では、エカルのプロダクトが人びとの日常の中でどう使われているのかを紹介できればと考えています。まずは、谷崎さんのライフスタイルについて教えてください。

フレックス・ドリーム 広報 谷崎秀隆さん(以下、谷崎) キャンプなんかは昔からよく行っていました。わりとアウトドア派です。とは言っても、最近はもっぱら仕事がメインですが・・・。1年中キャンプ場など自然の中へ足を運んでいますよ。イベント会場での展示や、クルマの撮影が主な目的です。プライベートでは釣りが趣味。特にバス釣りを好んでやっています。

URM たしかに、フレックス・ドリームさんが販売されているクルマはアウトドアとの相性がいいですよね。今回のブランケットはいつ頃から使用していただいているのでしょうか。

谷崎 今年の5月から。いまのところ約3ヶ月です。

URM 比較的気温の高いシーズンだったかと思いますが、これまで使ってみていかがでしたか?

谷崎 それが意外と夏でも使う場面があって。たとえば、仕事でログハウスに泊まったとき。全部で5人いたんですが、 うち1人がすごい暑がりだったんですよ。で、その人が寝るときに室内のエアコンをキンキンに効かせまして。もうね、冷凍庫かってくらい(笑)。でもちょうどこのダウンブランケットを持参していたので、そのときは助かりましたね。

URM 仕事で出かける際はいつも持って行くのでしょうか?

谷崎 基本的には、いつもカバンの中に忍ばせておきます。これ、すごくコンパクトになるじゃないですか。だからスペースを取らないんですよね。軽さも魅力だと思います。このサイズ感で、軽量で、ちゃんと暖かい。絶妙な作りなんですよ。アウトドアギアにおいて、軽さは正義ですから。

谷崎 あと、シンプルに「いいものを使っている」という満足感があります。アウトドア好きはもちろん、最近では一般の方でも知っているナンガの製品をベースに、エカルというブランドのアイデアが盛り込まれている。そういった意味で、所有欲を満たしてくれるのは間違いないですね。長く、大切に使いたくなる感覚があります。

「ちょっと変わった使い方も含めて、アウトドアでの用途は幅広い」

URM これから秋冬にかけて気温が下がるため、使用頻度が高まるかと思います。どんなシーンで役立ちそうでしょうか? また、お気に入りのポイントなども教えてください。

184×123cmの大判サイズで、上半身をまるっと包み込める

谷崎 まずは普通に、自分がいる環境の気温が低い場合ですね。肩から掛けるだけで暖まります。おそらく、春夏秋の3シーズンはカバーできるのではないかと。よっぽど標高の高いところへ行かない限り問題ないでしょう。

URM たしかに真冬は別として、1年を通して使いどころのある製品です。

谷崎 それと、形も気に入っています。長方形のブランケットって使い勝手がよくて。家で使う布団みたいに、手軽に上掛けできるじゃないですか。マミー型だとそうはいかない。もちろん、保温力の高さを考えたらマミー型もアリなんですが、いちど入ってしまうと出にくいのがデメリット。大自然のキャンプ場で寝泊まりしていると、いきなり野生動物が現れたらと考えると怖い部分もあります(笑)。そういった意味で長方形は便利ですし、このブランケットはサイズ感も十分。大人の男性が掛け布団として使うことができますよ。

谷崎 意外なところでいえば、収納した状態で役立つ場面も。たとえば、ちょっと昼寝をするときの枕として。首の下にすっぽり収まるサイズ感なので、これが案外ハマるんです。

URM おお、枕に。たしかにちょうどいい高さかもしれません。

谷崎 あと、同じく畳んだ状態では緩衝材としても力を発揮します。アウトドアギアって、ランタンやら食器入れやら、ガラス製のものがけっこう多くて。硬質素材のコンテナにギアを詰め込むと、運ぶ際に割れないか心配になるんですよ。そんなとき、ひととおりギアを収納した後に、空いた隙間にこのブランケットを差し込めばほかのギアが動きにくくなり、破損のリスクを減らしてくれる。クッション的な意味合いですかね。本来の用途とは違うかもしれませんが、そうした使い方をすることもありますよ。

URM アウトドア遊びに慣れた人ならではの発想ですね。

谷崎 特に仕事だと、撮影用の小物として持っていくギアが多いんです。だから、「隙間を埋める」という用途を持ったアイテムは意外と貴重。あとは、クルマの荷台にいろいろとギアを積んだ際にも、同じような使い方が可能です。

URM 畳んだ状態での意外な使い方を教えてもらいましたが、広げた状態ではなにかありますか?

谷崎 そうですね・・・。たとえばこれから冬になると、アウトドアシーンで困るのが地面から立ちのぼってくる冷気。特にチェアに腰掛けている場面だと、お尻が冷えてしまうんですね。みなさん上半身は念入りにケアされるじゃないですか。分厚いダウンジャケットを着たり、首元になにか巻いてみたり。でも私は、カラダを温めるためには実は下からの冷気を防ぐことが重要だと思ってまして。そういった意味では、たっぷりと空気を含んだダウンブランケットが正解かと。やっぱり、下半身が冷えるのは堪えるので。

URM 地面からの冷気・・・ですか。たしかに、下半身が冷えるとカラダの芯が冷たくなるような感覚がありますね。

谷崎 ブランケットがあるとないでは大違い。特にメッシュ製のチェアなんかだと、すぐにお尻が冷えてしまいます。正直、コットンだろうがレザーだろうが素材に関係なくお尻は冷えるので、その対策としても1枚持っておくのはいいのではないでしょうか。

谷崎 それと、「掛け」ではなく「敷き」としても使えるのが嬉しいところ。たとえば後部座席がフラットになるクルマだったら、その上に敷いてゴロンと寝転がってみたり。これも長方形に広げられるブランケットならではの使い方ですよね。

URM たしかに、マミー型ではその使い方は難しそうですね。

谷崎 そうそう。それに、生地の肌触りもいいから寝転がったときに気持ちいいんです。

谷崎 アウトドアシーンでもうひとつ挙げるとすれば、同伴者に女性がいる場合。やっぱり男性よりも、女性のカラダの方が冷えやすいと思うんですね。で、キャンプ場なんかだと、気温がどうしても読みきれない部分があって。長いこと外遊びに親しんでいる私でも、アテが外れることがあります。そんな場面でダウンブランケットを持っていれば、寒そうにしている女性の肩にサッと掛けてあげられる。一緒に行く人みんなでアウトドアを楽しむためにも、そんな余裕を持っているといいかもしれませんね。

「主張しすぎないから、オフィスや自宅でも使えそう」

URM このダウンブランケットはミニマルなデザインで汎用性が高いのも特徴です。アウトドア以外ではどんな使い方が想定できますか?

谷崎 そうですねえ・・・。最近はほら、アウトドアブランドのアイテムを普段使いするのが流行ってるじゃないですか。ひと昔前と比べて、ずいぶんお洒落なものが売られていますよね。そういった意味で、このダウンブランケットもアウトドア以外の場面で役立つと思うんですよ。しかも、性別を問わず。ユニセックスというんですかね。主張が強すぎない見た目だから、どんな人にも、そしてシーンにもハマりそう。

URM カラーリングや細部のあしらいが控えめなので、あらゆるシーンに馴染んでくれそうですよね。

谷崎 オフィスで働く女性にもよさそうですよね。特に、事務職の方。職場の空調って効きすぎていることが多いじゃないですか。それが冷房の場合、事務職でじーっと机の前にいて、あまり動かない方は寒いと感じていることも多いと思うんです。そんな人が膝掛けとして使うのはアリでしょうね。

谷崎 また、さきほども言ったように、このブランケットは軽量かつコンパクト。持ち運びが楽なんですよね。だから職場に持参するにもカバンの中に入れておけばいいですし、ロッカーが設けられていればそこに仕舞っておいてもOK。収納時のサイズ感と携行性の高さは、アウトドア以外のシーンでも魅力ですよね。

URM たしかに、オフィスにひとつ置いておけば季節を問わず役立ってくれそうです。

谷崎 それと・・・私はまだ試していませんが、自宅にも合うんじゃないかと。我が家のソファの上に置いておいたら、知らぬ間に家族が使っていそうです(笑)。シンプルな見た目だから、家具のデザインを損なわずに活躍してくれるんじゃないでしょうか。

URM いろいろとお聞かせいただき、ありがとうございました。あと数ヶ月もすれば本格的な寒さが到来します。仕事でキャンプ場へ行く際など、エカルのダウンブランケットをたくさん使ってみてください。

谷崎 はい。キャンプはもちろんですが、趣味の釣りでも使える場面があればいいな、と。これから使用頻度は間違いなく高まるので、ダウンの暖かさに触れるのを楽しみにしてます!

NANGA×EKAL 別注 ダウンブランケット4
¥22,000 (税込)

シーズンレスで活躍するNANGA別注のダウンブランケット。
今季から「NV-GRY」「GRY-CHA」の2カラーが新たに登場。

寝転がった際は掛け布団として、チェアに座るときはひざ掛けとして。フロントにアジャスターを設けたので、肩から羽織るスタイルも可能です。
重量は500mlペットボトル約1本分。超軽量、超コンパクト。どこへ連れて行くにも使い勝手よし。
キャンプなどアウトドアはもちろん、自宅などインドアでの使用もおすすめです。

フレックス・ドリーム
ハイエースやランドクルーザー、USトヨタなど。アウトドアで遊べるクルマの専門店。全国各地に16店舗を展開する。オーストラリア発のオフロードパーツブランドARBの正規輸入元や、アメリカ軍が唯一認めた特殊防護用塗装「LINE-X」の自動車部門国内正規ディーラーを運営。車体のカスタムも行う。タフに走れるクルマを揃える店として、アウトドアフリークからの信頼も厚い。アウトドアを始めとする各種ブランドとのコラボも積極的に行うなど、今後もその動向から目が離せない。

公式サイト:flexdream.co.jp
instagram @ flex_dream

Photo/Takuro Shizen
Edit & Text/Kotaro Tsuji

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