スタッフが本気で選ぶ、“コレ買い” 2023AW 別注アイテム

今回のメンバーは・・・

藤原剛 / URBAN RESEARCH ルクア イーレ店
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メンズ旗艦店のアイコンとして活躍するベテラン店長。あらゆる系統をミックスした雑食系ファッションが得意。ブランド内でも屈指の服バカで、”三度の飯より洋服が好き”がモットー。

河原典裕 / URBAN RESEARCH KYOTO
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近頃SNSなどで露出が目立つ若手のホープ。スタイルの良さを活かした誰にも真似できない独創的なきれいめファッションが得意。トレンドにも敏感で、個人でも日々スタイリングを発信している。

東浦佑樹 / URBAN RESEARCH スーパーバイザー
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兵庫エリアの店舗を束ねる同ブランドのリーダー的存在。幅広いジャンルに精通したファッション通で、シンプルかつ上品なファッションが得意。休日は育児に奮闘する良きパパの一面も併せ持つ。

中島悠介 / URBAN RESEARCH プレス
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アーバンリサーチ メンズや、同ブランドのSNSを担当するブランドプレス。リラックス感のある、頑張りすぎないファッションが得意。質へのこだわりがハンパなく、セレクトブランドに関する知識の豊富さは社内でも随一。

— 2023 AW別注アイテム、どう思う？ 注目しているアイテムは？

東浦　2023AWのテーマは、ネオヘリテージですが、別注もその空気感を感じますよね。昔のものと今のもの、スポーティーなものとトラッドなものをミックスするみたいな。いい意味で振り幅の広いスタイリングが今のアーバンリサーチのメンズの提案。今までやってきたことを踏襲しつつ新しいエッセンスを取り入れているのが2023AWの特徴かなと感じました。

中島　Dessin de Modeのブルゾンはまさにそうですよね。ヴィンテージ感がありつつモードな雰囲気もあるんですけど、あえてスウェットとかで合わせちゃうみたいなスタイリングがアーバンっぽいと思うんですよね。

東浦　たしかに。レディース（インライン）でもショート丈のライダースとコートを展開しているんだけど、この別注はその中間くらいの形で作っていてかなり雰囲気あるよね。

（写真左から）
別注 Dessin de Mode×URBAN RESEARCH BLOUSON ¥53,900 (税込)
別注 TAION×URBAN RESEARCH 3WAYモッズコート ¥33,000 (税込)
別注 TAION×URBAN RESEARCH 3WAYミリタリージャケット ¥36,300 (税込)
別注 Traditional Weatherwear×URBAN RESEARCH WAVERLY ¥36,300 (税込)

藤原　新鮮でワクワクしますね！ TAIONの別注は昨年もやってましたがブラウンは新色ですよね。ミリタリー要素の強いアイテムなんですけど大人っぽくて都会的な感じがいい。

東浦　粗野な印象がなくなって落ち感がきれいにでそう。スタンドカラーも今年っぽいですね。

藤原　そうですね。あとやっぱりTAIONのいいところはインナーダウンと別々に着られて、夏以外は全部着られるところが魅力だな、と。

トラディショナルウェザーウェアの「WAVERLY」も、新しいなと思いましたね。ダイヤのサイズ感が大きくなってる。デザイン的にも面白いし、中綿も増量されていて結構あたたかいんですよ。キルティングって秋のイメージだったんですけど、これなら冬でも着られそう。

（写真左から）
別注 New Era×URBAN RESEARCH 940CS ¥5,280 (税込)
別注 Champion×URBAN RESEARCH SHERPA FLEECE JACKET ¥11,000 (税込)
別注 ROUTINE×URBAN RESEARCH テーラードプルオーバー ¥28,600 (税込)
別注 GRAMICCI SOLOTEXハイストレッチパンツ ¥17,050 (税込)
別注 RUSSELL ATHLETIC×URBAN RESEARCH 起毛SWEAT CREW-NECK ¥13,200 (税込)
別注 RUSSELL ATHLETIC×URBAN RESEARCH 起毛SWEAT PANTS ¥14,300 (税込)

河原　僕はラッセルアスレティックが気になったんですが、想像以上によかった。特にスウェットパンツのシルエットが秀逸で、いろんな着こなしにハマりそうです。

中島　僕はこのルーティンのニットが一番気になってました。

河原　結構オーバーサイズですよね！

中島　去年はレディースで別注していたんですけどメンズは今季が初めてで、秋冬のアーバンリサーチのアイコン的なブランドに今後なっていくんじゃないかな？と思ってます。新潟のニットメーカーで作られていて、ディテールへのこだわりがすごいんです。個人的にはもっとみんなに知ってほしいし育てていきたいブランドですね。

河原　片畦編みって固かったり毛玉ができやすかったりで扱いにくいイメージですが、これはすごく柔らかくて滑らかですね。ニットはこれまであまり着てこなかったんですけど実際手に取ると欲しくなってきました・・・。

藤原　グラミチは、やっぱり安定ですね。

河原　信頼と安心のグラミチです。店頭でも人気でファンも多いですよね。

藤原　ワイドが流行っても、やっぱりこのスリムな形を求めている人が多い。ストレッチがきいていて穿きやすいし。年齢問わず使いやすい。

東浦　スタイルをよく見せたい人にはぴったりだよね。

まだまだ話は尽きませんが、ここでそれぞれのスタッフが最もイチオシの「コレ買い」な別注アイテムをピックアップしてご紹介します！

ルクア イーレ店 藤原の“コレ買い”

別注 Traditional Weatherwear WAVERLY

別注 Traditional Weatherwear×UR WAVERLY ¥36,300 (税込)

トラディショナルウェザーウェアでは定番のWAVERLY JACKET。オンオフ兼用で着られ、軽量なところもこのアウターの良さだと感じています。今回のアーバンリサーチ別注の良さとして個人的にグッとくるポイントは、中綿がインラインに比べ125%も増量していることで、より保温性に優れている点ですね。ダイヤキルトが大きめなデザインに変更されていて、アウターが“個”として主張できて良いですね。
ウールコートも格好良いですが、やはり軽くて暖かいかつ大人っぽさも出せるこのジャケットはこの冬持っておくべき一着だと思います。

STYLING

別注 Traditional Weatherwear×UR WAVERLY ¥36,300 (税込)
semoh Graphic Shirt ¥37,400 (税込)
久米繊維別注タートルネックL/S TEE ¥6,050 (税込)
semoh Melton Cargo Trouser ￥44,000 (税込)

ブリティッシュな印象が強いアウターなので、全体的にモダンで大人っぽいスタイリングを意識しました。秋冬はどうしてもダークトーンになりがちなので、どこかに色や柄を取り入れることが多いです。チラッと見えるアクセントは全体のバランスとしてオシャレ度が一気に増すと思います。カジュアルに合わせるのも良いですが、全体的にモノトーンで合わせ、足元もローファーやショートブーツ等のレザーシューズで合わせるのがスタイルも良く見せられるのでオススメです。

KYOTO 河原の“コレ買い”

別注 RUSSELL ATHLETIC 起毛SWEAT CREW-NECK
別注 RUSSELL ATHLETIC 起毛SWEAT PANTS

別注 RUSSELL ATHLETIC×URBAN RESEARCH 起毛SWEAT CREW-NECK ¥13,200 (税込)
別注 RUSSELL ATHLETIC×URBAN RESEARCH 起毛SWEAT PANTS ¥14,300 (税込)

このAWは程よいスウェットが着たいと思っていたところ、キャッチーかつミニマムなこの別注が目に留まりました。
モノトーンで統一されたRUSSELL ATHLETICロゴは、ロゴ本来のキャッチーな印象は残しつつも主張しすぎていない感じが絶妙です。
1枚で着ても、上からアウターを羽織っても、キャッチーさとミニマムさを合わせ持つこのスウェットならいろんなコーディネートにはまっていきそうです。
まさに「気づいたら1番着てた」ってなるやつではないでしょうか。

STYLING

別注 RUSSELL ATHLETIC×URBAN RESEARCH 起毛SWEAT CREW-NECK ¥13,200 (税込)
別注 RUSSELL ATHLETIC×URBAN RESEARCH 起毛SWEAT PANTS ¥14,300 (税込)
メランジツイードボックスジャケット¥25,300 (税込)
FREEMANS SPORTING CLUB SZ BANDANA ¥1,980 (税込)
スウェードビットローファー ¥20,900 (税込)

今季スウェットパンツとビットローファーの合わせが気になっていたので、このマッチングをメインとして考えました。ミニマムなスウェットだからこそ僕っぽい味付けをするべく、好きなジャケットを合わせることでより大人なスタイルに。
このままでもいいのですが、少し狙いすぎに見えるかなと思ったので振り切ってスカーフまであわせてスウェットじゃないほうのバランスに比重を高めました。
このほうがよりスウェット上下の抜け感が小洒落て際立つかなと。全体的にはURらしく上品なバランスに傾けてスタイリングできたかなと思います。

スーパーバイザー 東浦の“コレ買い”

別注 Dessin de Mode BLOUSON

別注 Dessin de Mode×URBAN RESEARCH BLOUSON ¥53,900 (税込)

映画の主役になれるようなブルゾン。初めてこのブルゾンを見たときにそう感じました。
僕自身もブルゾンは好きで何着か持ってはいるんですが、このシール織りという1940年代の機械でしか織れない生地に一目惚れして購入を決意。現在はこの生地自体も他の用途でしか使用されていないそうで、新たに作ることはできないそうです。ヴィンテージ感もありながら上品にも着られる一着。この冬はヘビロテ間違いなしです。

STYLING

別注 Dessin de Mode×URBAN RESEARCH BLOUSON ¥53,900 (税込)
ウォッシャブルクルーネックニット ¥13,200 (税込)
guepard gp-01 ¥35,200 (税込)

このブルゾンがとにかくカッコ良く見えるようにブルゾン以外のアイテムはスッキリとスタイリングしています。今季注目度の高いスウェードパンツとの組み合わせですが、スウェットと同配色にすることにより癖も抑えアイウェアや小物で雰囲気が出るようにスタイリングしています。

プレス 中島の“コレ買い”

別注 ROUTINE×URBAN RESEARCH テーラードプルオーバー

別注 ROUTINE×URBAN RESEARCH テーラードプルオーバー ¥28,600 (税込)

元々リラックス感のあるアイテムを好んで着ていましたが、このたっぷりボリュームのあるシルエットが目を惹きました。ROUTINEのニットはただ大きく作っているのではなく、極上の着心地と計算しつくされた膨らみのあるシルエットが他にはない幸福感を得られます。リバーシブルで着ることができ、表情豊かな着こなしを楽しめるところも魅力の一つ。創業から50年のニット工場が立ち上げたファクトリーブランドならではのこだわりが感じられる、”ニット好きのためのニット”です。

STYLING

別注 ROUTINE×URBAN RESEARCH テーラードプルオーバー ¥28,600 (税込)
ウールシャギータックワイドパンツ ¥14,300 (税込)

このたぐいのニットは一枚で着るのが一番かっこいいと思ってます。ただそれだけだと物足りなさも感じるので、インナーに白Tを入れ抜け感を。カラーは迷いに迷いオレンジをチョイス。一枚で映える温かみのある色味が素敵です。柔らかい雰囲気の上半身に対して、下半身はきれいめなワイドパンツで上品さもプラス。子供っぽく見えないよう、ニットを着るときのシューズはレザーシューズがマイルールです。

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