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LIFE STYLE&BEAUTY JUL 15,2021

Sonny Label Athletic Beauty presents
しなやかに美しく。彼女がいる風景
Vol.2 浅野美奈弥さん

様々なアクティビティに対応するスポーツウェアとしてはもちろん、旬感のあるワンマイルウェアとしても活躍。そんなサニーレーベル アスレチック ビューティーの趣向と親和性が高い人々にフォーカスした連載の第2回目。今回はモデル、料理家という2つの顔をもつ浅野美奈弥さんが登場。ランニングコミュニティの主宰からケータリングサービスの運営まで、日々精力的に活動している浅野さんのリアルな素顔に迫りました。


※ 撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえで取材を行っております。

RUNNING
フルマラソンでの完走が人生のターニングポイントに

— もともとスポーツや体を動かすことは得意でしたか?

浅野さん(以下、浅野) スポーツは嫌いではなかったのですが、学生時代はずっと吹奏楽部でオーケストラに所属していました。音楽が好きだったので、卒業してからは趣味でDJをやったりと、どちらかといえばインドア派でしたね。モデル活動を始めてからあるとき、フルマラソンを走る企画のお仕事をいただいたんです。ランニングに目覚めたのはそれがきっかけでした。

— まったくの未経験でいきなりフルマラソンを走るのは勇気がいりますよね。

浅野 そうなんです。それもオファーが大会の3ヶ月前ぐらい(笑)。25歳のときに体調を崩したこともあり、ちょうど自分を変えたいと思っているタイミングだったんです。だから、かなりチャレンジングな仕事だと思いつつも、受けてみようかなって。大会までは近所を毎日ランニングするなど、ひたすら自己流でトレーニング。結果、初のフルマラソンにもかかわらず完走できました。しかも4時間半という初心者にしてはとても早いタイムで。

— それはすごい! 浅野さんご自身も驚いたのでは?

浅野 自分でもまさか完走できるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったです。同時に自分にすごく自信がついたんですよ。それまでの私は自分にまったく自信がなく、ずっとネガティブ思考でした。モデルとして大きな仕事の実績もないし、それほど有名でもない。「なんの仕事をしてるの?」と聞かれても胸を張って「モデル」とは言いにくかった。それがマラソンを完走したことで気持ちが大きく変わったんです。他人に誇れるもの、自分らしくいられるものをやっと見つけた気がして。今までの迷いがぱっと晴れたみたいに、そこからどんどん走ることに夢中になっていきましたね。

— まさに転機ですね。ランニングを始めたことで他に変化したことはありますか?

浅野 以前と比べて太りにくい体質になりました。でも一番の大きな変化は考え方がポジティブになったこと。たくさん呼吸をして新鮮な酸素を体に入れて、ずんずん前に向かって進むという行為が、前向きなマインドを引き寄せるのかなと思っています。どんなに嫌なことがあっても走っている間って、マイナスな考えが浮かんでこないんです。だから気持ちを切り替えたいときや落ち込んでいるときこそ、走りたくなります。

— 2年前からは、女性限定の会員制ランニングコミュニティ「GO GIRL」も主宰されているとか。

浅野 プライベートでも親しいタレントの三原 勇希さんと始めました。現在、会員は50名ほど。月に2回、会員だけで集まる練習会があるのですが、毎回ランニングだけではなく、登山やプロギング(ゴミ拾いとランニングを組み合わせたフィットネス)などのアクティビティも取り入れています。去年はコロナ禍でなかなか開催できず大変な思いもしましたが、アプリやオンラインを使って楽しめるコンテンツを考えたりと、新たな手法をいろいろと学べたのは、今となってはすごくいい経験だったと思います。

— “みんなで走る”ということも「GO GIRL」の魅力ですよね。

浅野 一人で走るのと、誰かと走るのではモチベーションが全然違います。私もたまに友人と一緒に走るのですが“5㎞のつもりが、いつの間にか10㎞を超えてた!”なんてことも。走ることに慣れていないと孤独を感じやすいし、途中でくじけそうになることが多いんです。でもみんなで走っていると、まわりの存在が励みになって、一人のときよりも俄然パワーが湧いてくる。走っているときの苦しさも終わった後の達成感もみんなで分かち合えるし、とにかくめっちゃ楽しいんですよ(笑)。ランニングがどうも苦手という方は、ぜひ誰かと一緒に走ってみてください。

— ランニングの際の愛用アイテムを教えてください。

浅野 New Balanceのスニーカーは「FUEL CELL」というシリーズ。プロのランナーも愛用しているほど機能性が高いのですが、普段履きできそうなスタイリッシュなデザインで気に入っています。走った距離を測定するだけでなく、その日の自分のゴールを事前に設定できるApple Watchもランニングには欠かせないアイテム。水分補給にはHydro Flaskのボトルを使っています。とにかく保温性、保冷性が高いので走るとき以外にも持ち歩いています。

BEAUTY
“キレイ”をキープする秘訣はストレスを溜めない生活

— ヘルシーな生活を送るために意識していることはありますか?

浅野 ランニングやヨガを定期的に行なっているので、自然と早起きが習慣になりました。朝から活動することで体調も良くなった気がします。あとは会いたいときに好きな人たちに会って、思いきり好きなことをしています。モデルと料理のお仕事を両立していると肩に力が入りすぎることもあるので、リラックスする時間を大切にしたくて。

— 食事に関してはいかがでしょう?

浅野 毎日、できるだけ3食しっかり食べるようにしています。モデル1本でやっていた頃はダイエットのことばかり気にしていました。「あれは食べちゃダメ」「これは控えなくちゃ」みたいな制約を自分で作っていたため、食事そのものを楽しめなくなってしまって。でも今はストレスを溜めないことを一番大事にしているので、食べたいと思ったときは何でも食べちゃいます(笑)。数年前より体重は増えたけれど、肌の調子もいいし、なにより自分の体は今の方が好きです。

— 美に関するものでお気に入りのアイテムはありますか?

浅野 もともとスキンケアを念入りにする方ではなかったのですが、ON&DOのコスメを使い始めてから肌が一切荒れなくなりました。五島列島の椿を丸ごと使用している、その生産背景も好きな理由です。I’m fromのフェイスマスクは鎮静作用のあるヨモギパウダーが入っているので、顔の赤みが気になるときに。普段はファンデーションをつけないので、目もとが明るくなるnaturaglaceの目もと用ファンデーションとリップのみで過ごしています。 あとは小腹が空いたとき用に、オーガニックなプロテインバーやドライフルーツを持ち歩いたりも。フルーツは繰り返し使えるサステイナブルなみつろうラップ(美菜屋のオンラインショップで販売中)で包んでいます。

LIFE
モデルと料理家、2つの肩書きをもつ今が一番自分らしくいられる

— 浅野さんは現在、ケータリングサービス「美菜屋」も経営されているとのこと。スタートしたきっかけは何ですか?

浅野 間違った食事制限やダイエット法で体調を崩した過去の経験を生かして“食べてキレイになる”ことを発信したかったんです。特にモデル業の撮影でお世話になったスタッフの皆さんに届けたい、還元したいという気持ちが強くて、現場ではいろいろなお弁当を食べることが多かったので、飲食店ではなくケータリングという形にしました。開業を決めてからモデルのお仕事を1年間休業。料理家さんのアシスタントをしつつ、ケータリングのノウハウを学び、フードスタイリストやダイエット検定などの資格も取りました。

— 「美菜屋」のコンセプトは「美しい菜をたべる、菜を食べて美しくなる」だそうですね。

浅野 はい。お弁当ってどうしても栄養が偏りがちなものが多いので、バランスが良く、野菜がたくさん食べられるお弁当を作りたいなと。そういうお弁当を1日1回でも食べれば誰でも美しくなれることを伝えたいと思いました。

— 調理をするときは割烹着を着用しているのも印象的です。

浅野 モデルのお仕事があるときに、洋服に匂いがつかないように着たのが最初なのですが、着てみたら袖はたくし上げられるし動きやすいし「エプロンよりもいいじゃん!」となって、それからずっとこれです(笑)。オリジナルの割烹着を作ってもらって、スタッフ全員で着ています。

— 7月21日にはテイクアウト専門のお店がオープンするそうですね。

浅野 そうなんです。今までは配送でお届けする形のみだったのですが、店頭で美菜屋のお弁当を販売できることになりました。お弁当はもちろん、何度も試作を重ねてできたフルーツサンドも自信作。サンドウィッチは耳を切り落として販売しているところが多いのですが、食材のロスを防ぐため美菜屋は耳ありで作っています。ボリュームがあって、耳までおいしく食べられるパンを使用しているので男性にも好評なんです。

— 現在、浅野さんはモデルと料理家という2つの顔をお持ちですが、これからその肩書きがさらに変化していく可能性はありますか?

浅野 この先、肩書きが増えることはあっても、ひとつに絞られることはないと思っています。いつかお料理教室も開いてみたいし、セカンドキャリアについてモデルにアドバイスをする仕事もしてみたい。数年後にもし出産をしたら、母親というポジションも加わって、また違うことをしたくなるかもしれない。やりたいことが年々、増えていくんです(笑)。若い頃はまわりにいる年上の大人たちに「ひとつのことを極めるべきだ」と言われたこともありますが、多様性が求められる今の時代、肩書きがたくさんある方が強いなと、ひしひしと感じています。これから他にどんな肩書きが増えていくのか、自分でもとても楽しみです。

PROFILE

浅野 美奈弥
北海道出身。学生時代からモデル活動をスタート。体調を崩したことをきっかけに、スポーツと食で健康的な生活を見直すことを決意し、料理家を目指す。モデル業を続けるかたわら、2018年7月、ケータリング「美菜屋」を本格始動。7月21日にはテイクアウト専門の店舗もオープン。 
インスタグラムは@ minami_asano

▼ARCHIVES

Sonny Label Athletic Beauty presents しなやかに美しく。 彼女がいる風景 Vol.1 渋木さやかさん

Composition & Text: Kumiko Nozaki
構成・文:野崎久実子

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