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NEWS APR 17,2020

天童木工の家具を「URBAN RESEARCH FURNITURE」にて販売


URBAN RESEARCH ONLINE STOREの家具ショップ、「URBAN RESEARCH FURNITURE」にて、2020年4月17日(金)から天童木工の家具を販売いたします。

天童木工には語りつくせないほどの、モノづくりに対するこだわりや姿勢があります。
今回はそんな天童木工について、少しだけご紹介します。

天童木工の工場がある山形県天童市は、山形盆地のほぼ中央に位置しています。
天童といえば将棋の駒が有名で、昔から職人気質な地域として知られています。

天童木工の創業は1940年。
地元の大工や建具、指物の業者が集まり、天童木工家具建具工業組合として始動したのが始まりです。

創業当時、隣県の仙台市に本部が有った国の機関「工芸指導所」に剣持勇が在籍しておりその指導によって、「成形合板」という技術に出会います。
その後剣持勇の導きにより 丹下健三や柳宗理と言う日本を代表する建築家やプロダクトデザイナーたちとの協業が始まり、その技術を高めて行きました。
成形合板とは1ミリ~1.5ミリ程度に薄くスライスした木材に接着剤を塗布し「治具」と呼ばれる型に入れ熱を加えプレス加工されたものです。

「成型合板」の技術により、木材でありながら、非常に美しい曲線を描くデザインが可能となります。
これが天童木工の家具に見られる一番の特徴です。

北欧など海外で広まってきたこの技術を国内でいち早く実用化したことにより多くのデザイナーや建築家の支持を受けました。

丹下健三デザインの通称「ダッコちゃんイス」。
当時、大流行していた人形に似ていると誰からともなく言い始め、ついた愛称です。
立体的な面を一体成形で実現した、成型合板の特徴が凝縮されたイージーチェアです。

丹下健三
イージーチェア

CODE:T-7304KY-NT
PRICE:¥506,000 (tax incl.)
SIZE:W757 / D684 / H753 / SH400
COLOR:エヌシー (マスタード)
DESIGN 1957年

柳宗理デザインの「バタフライスツール」。
こちらをご存知の方は多いかと思われます。
お湯に浸し柔らかくした塩ビシートを柳自身の手によって生み出されたカタチを「木で製作したい」と言う 要望から産まれたもので、これを実現するには「成形合板」の技術でしか造り得ない逸品です。

柳宗理
バタフライスツール

CODE:S-0521MP-NT
PRICE:¥51,700 (tax incl.)
SIZE:W425 / D310 / H387 / SH340
COLOR:メープル (ナチュラル)
DESIGN 1956年

剣持勇の「柏戸イス」は、ブロック状に積み重ねたスギの無垢材を削り出した異色の製品です。
元々はとあるホテルのロビー用としてデザインされましたが後に既製品化し、当時人気力士の柏戸関の横綱昇進のお祝いに贈呈したことからこの名前が付きました。

剣持勇
柏戸イス

CODE:S-7165SG-NT
PRICE:¥715,000 (tax incl.)
SIZE:W850 / D770 / H630 / SH330
COLOR:スギ無垢材
DESIGN 1961年

天童木工では家具以外にも高級自動車のハンドルや内装パネルなども生産しています。
その他にも楽器やアクセサリーなどいろいろな業種・ブランドとも協業しています。

今まで培ってきた、確かな技術。
「出来ないとは言わない!」というモノづくりに対する挑戦的な姿勢。
今までも、これからも、天童木工から目が離せません。

URBAN RESEARCH ONLINE STORE
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