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FASHION MAR 17,2022

高山直子さんとSonny Labelのコラボレーションが実現!
“一着でちゃんと絵になる”リラクシーな夏の服

アイデザイナーとしての肩書きをもつ傍ら、ライフスタイルインフルエンサーとしても活躍する高山さんが、このたびサニーレーベルとコラボレート。素材やディテールにもしっかりとこだわったスペシャルアイテムは、照りつける夏の太陽が待ち遠しくなるようなスペシャルなラインナップ。コラボレーションのこだわりに加え、仕事と育児に奔走する、高山さんの多忙な日々についてもお話を伺いました。


※撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえでインタビューを行っております。

“大好きな夏の海と青空”に似合う服がコンセプト

— 今回のコラボレーションアイテムのテーマはありますか?

高山直子さん(以下、高山) 気張らないデイリーカジュアルを提案しているサニーレーベルは、私の中で“大人リゾート”というイメージがあるブランド。私自身、もともと海や旅行が好きだったということもあって、コラボレートするなら、よりリラックス感があって、夏の海や青空にすんなりと似合う日常着を作りたいなと思いました。

— 今回はレディースだけでなく、メンズやベビーも登場しているとか。

高山 はい。私は一昨年、娘を出産して現在3人+愛犬2匹なのですが、家族で海辺に遊びに行く絵を思い浮かべて、そこで着たくなるようなアイテムを作りました。メンズ、レディース、ベビーすべて共通の素材を使用しているので、家族で着こなすことで、さりげない“お揃い”感が醸し出せるかと思います。

大切にしたいのは“肩ひじ張らずに心地よくいられる” こと

— 高山さんご自身、夏の服でいつも気にされていることはありますか?

高山 夏に限らず、洋服選びで一番重視していることは着心地のよさですね。どんなに可愛くても着ていてどこかに違和感があると、それが着心地の悪さに繋がり、気分も下がってしまいます。肩ひじ張らず心地よく着られることは、おしゃれを楽しむうえで、とても大事なポイント。あと夏は特に汚れが気になりやすいので、自宅でそのまま洗える素材であることも絶対に譲れません。

— 今回のコラボレーションアイテムもすべて自宅で洗えるそうですね。ちょっぴりシックなアースカラーも魅力的です。

高山 しっかりと洗えるにもかかわらず、リネンライクな素材や肌触りのいいニットを使用しているので、ラフに見えすぎないところも魅力なんです。カラー展開は海と空になじみつつ、どなたでも似合うような色にしたくて、ベージュやカーキなど、少しシックなトーンを選びました。手持ちのベーシックなお洋服とも合わせやすいと思いますよ。

素材からシルエットまで。譲れないこだわりが満載

— では具体的に、高山さんが今回、特にこだわったポイントを伺っていきます。まずワンピースですが、形がとてもきれいですね。

高山 ゆるっとしていて、一枚でサマになるワンピースがもともと好きなんです。こちらは夏にぴったりな清涼感のあるリネン調の素材で作りました。ウエストにシャーリングを寄せていたり、胸もとに太めのロープをあしらいマリンテイストに仕上げていたりと、シンプルながらも手の込んだディテールにしています。暑くてコーディネートを考えるのが億劫になる日も、着るだけでテンションが上がるはずです。

— ニットやスカートにはどんなこだわりがありますか?

高山 プレーンな形のノースリーブニットはオーガニックコットンを使用しているため、驚くほどなめらかな肌触りなんです。さらに肩に少しかかるような長めの袖で、二の腕もすっきり見えます。スカートは歩くたびにふわりと風をまとうような、きれいな揺れ感が出るように意識しました。どんな体型の方でも似合うことを考え、腰まわりはすっきりと、裾にかけてボリュームを出したシルエットに。フルマキシ丈なのですが、2サイズ展開にして体型によって選んでいただけるように設定しました。

— ニットのセットアップは柄が特徴的で、着まわし力もありそうですね。

高山 この印象的な柄とナチュラルな素材感にひとめ惚れしました。サマーニットなので真夏も涼しく着られるのが特徴です。トップスはサイドが開いているので、さまざまなレイヤードが楽しめます。春先は長袖のカットソーを、夏はタンクトップをインナーとして重ねても素敵ですよ。

— ベビーのセットアップも自信作だとか。

高山 男の子でも女の子でも着られるようなアイテムに仕上げました。前後逆で着られるようなデザインにしたり、着脱がスムーズにできるようにボタンをつけたりと、さりげない工夫をこらしています。ふんわり膨らんだかぼちゃパンツもこのサイズ感だからこそ可愛いですよね。

ゆったりと過ごす入浴タイムで1日の疲れをリセット

— 高山さんはインフルエンサーとしての活動の傍ら、ご自身のサロンを構えアイデザイナーとしても活躍されていますが、そもそもこちらのお仕事をするきっかけは?

高山 美容師として働いた後、いったん全く業種の異なる仕事をしていたのですが、女性に関わる美容のお仕事がしたくなり今の職業を選択しました。“きれいになりたい”という気持ちは、女性にとって生きる活力。私が少しでもそのサポートができたらなと思っています。自分の施した技術で元気になったり、喜んでもらえたりするのが本当に嬉しくて。お客様からの反応が私のやりがいに繋がっています。

— 現在、お仕事に育児に家事と、かなり多忙かと思いますが両立の秘訣は?

高山 毎日、いっぱいいっぱいなのが本音です(笑)。特別な努力をしているつもりはないのですが、複数のことを同時に進行するのがわりと得意なほう。「料理をしながらこれをやって」みたいに、パズル感覚で時間をうまく調整しながら、日々なんとかこなしています。あとは毎日、子供を寝かしつけた後、ゆっくりと入浴をするのが一番の楽しみであり、ストレス解消法です。お風呂に入っているときは唯一、一人になれる時間なので、ネットニュースや漫画を読んだり、好みの入浴剤を入れたり、気の向くまま好きなように過ごしています。私は睡眠をしっかりとらないと頭も体も働かなくなってしまうので、お風呂から上がったら即就寝。早い日は22時ぐらいには寝てしまいますね。

“誰かのために”という思いが、自分自身の原動力に

— インスタグラムでは食卓に並ぶお料理を投稿されることも多いですよね。

高山 学生の頃、カフェでバイトをしていたので、基礎的なことは身についていますが、料理は特段、好きなわけでもないんですよ。一人暮らしだったら私、毎日卵かけごはんでもいいぐらい(笑)。今は食べてくれる家族がいるから、料理も頑張れるんです。ただどうせ作るなら、ちゃんとおいしいご飯を作りたいというだけ。出産してから、特に出汁や基礎的な調味料にはこだわるようになりました。外出先では市販の物を口にすることも多々あるので、家にいるときは、なるべく添加物をとらないように意識しています。味付けもシンプルにしたいので、使うだけで味が決まる、おいしくて体にいい調味料を常備していますね。

— アイデザイナーのお仕事も日々のお料理も、高山さんの根本には「誰かのために」という思いがあるように感じました。

高山 確かにそうかもしれません。自分一人のためだったら、ここまで頑張れないと思います。私が手を施したものや提案したものに対してポジティブな反応があると、単純に嬉しいだけじゃなくて、気持ちやモチベーションもぐんと上がる。それが私を動かす原動力になっているんでしょうね。

— 今後、新たに挑戦してみたいことはありますか?

高山 今はファッションに関するお仕事のほうが多いので、もう少しライフスタイルに特化したものを手掛けていけたらと思っています。あとは人と人とを繋げるお手伝いを仕事にするのが次の目標。今の時代って他人とのコミュニケーションが希薄だと言われていますよね。私はまだ30代なので、もう少し歳と経験を重ねて50代ぐらいになったら、そういったことに悩んでいる方に説得力のあるアドバイスができそうだなと。まだまだやりたいことは尽きませんね。

高山直子
PROFILE
アイラッシュ&アイブロウサロン「un CALiN」代表。アイデザイナーの顔をもちながら、ライフスタイルインフルエンサーとしても活躍。雑誌やテレビなど、さまざまなメディアに出演し「女性の美のトータルプロデューサー」として活躍の場を広げている。

INFORMATION

2022年3月25日(金) 12:00~
URBAN RESEARCH ONLINE STOREにて予約開始

2022年4月12日(火)〜
アーバンリサーチ サニーレーベル 全店URBAN RESEARCH ONLINE STOREで販売開始


URBAN RESEARCH Sonny Label
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Composition & Text: Kumiko Nozaki
構成・文:野崎久実子

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