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EVENT&WORKSHOP JUN 09,2022

URBAN RESEARCH Co., Ltd. presents
“TINY GARDEN FESTIVAL 2022” イベントレポート&スナップ

2022年5月28日(土)・29日(日)の2日間、長野県茅野市の八ヶ岳の麓、蓼科湖にある「TINY GARDEN 蓼科」にて、株式会社アーバンリサーチが主催するフェス「TINY GARDEN FESTIVAL 2022」が開催されました。
2019年までの会場の群馬県嬬恋村にある「無印カンパーニャキャンプ場」から場所を移して開催するのは今回が初。コロナウイルスの影響で中止となり3年ぶりに開催した同フェスは、今回で8回目でした。
「LOCALITY(地域性)」・「SUSTAINABILITY(持続性)」・「SAFETY(安全性)」の3つのキーワードをテーマのもと行われた「TINY GARDEN FESTIVAL 2022」の会場の様子と来場者・出店者・スタッフも交えたスナップも紹介していきます。


※撮影時のみ一時的にマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策に取り組んでおります。

キーワードは、「LOCALITY」「SUSTAINABILITY」「SAFETY」

メイン会場となる「TINY GARDEN 蓼科」は東京から車でも公共交通機関を利用しても、2時間半の場所にあります。八ヶ岳の新緑に夏を感じつつ、茅野駅から30分ほど行くと、蓼科高原の玄関口でもある蓼科湖が見えてきます。
標高1250mに位置するその場所は、当日の晴天も相まって、八ヶ岳の緑と蓼科湖の青のコントラストや、初夏の爽やかな風がきらきらと感じられました。

いよいよ到着したフェス会場。
今回のフェスのキーワードは3つ、「LOCALITY(地域性)」・「SUSTAINABILITY(持続性)」・「SAFETY(安全性)」。
「フェス(密になる)」と「SAFTY(安全性)」? と疑問に思う人もいるでしょう。早速受付では、検温・アルコール消毒を実施し徹底した健康管理を行っていました。

検温を終え、参加者がリストバンドをつけている姿。家族が一丸となってキャンプグッズを運んでいる姿は、3年前の日常に戻ったかのように感じられました。

会場であるキャンプ場に入ると出店ブースが軒を連ねていますが、各ブースが距離を保って配置されていて、会場づくりの面でも工夫されています。

入口すぐのアーバンリサーチ出店ブース。スタッフも全員マスク着用。
さまざまな「フェス飯」を食べられるフードエリアも。来場者それぞれが距離を保てるよう配置されている。

来場者も、ライブを観たり、ワークショップに参加する際にもマスクを着用し、さらに、一定の距離感を保ちながら楽しんでいて、主催者・出店者・来場者一丸となっての配慮が見られました。

今回開催するにあたり、フェスに関わる人全員に理解と協力を得ながら、価値があり安心して過ごせる環境づくりを目指した、と実行委員会メンバーは言います。

周りとの距離を保ちつつ、ライブを楽しむ来場者。

ファミリー層も多いTINY GARDEN FESTIVAL。小さなお子さんと一緒でもこれなら安心ですよね。

ファミリーでも、カップルでも、友人とも楽しめる豊富なイベントラインナップ

今回のフェスでは、TINY GARDEN 蓼科に常設されている「EKAL SHOP」を中心にした株式会社アーバンリサーチのブランドが展開する「物販エリア」、アーバンリサーチと関わり深いブランドがワークショップ・物販などを行っている「マーケットエリア」、フェスに行く人は絶対に注目しているはずな・・・いわゆる「フェス飯」を楽しめる「フードエリア」、注目のアーティストを観られる「ライブステージ」、さらには、「対岸エリア」と呼ばれるエリアがあり、蓼科湖の周りをぐるりと一周してさまざまなコンテンツが用意されていました。

まずは、「TINY GARDEN FESTIVAL」のアーチ型の看板を潜るとそこに見えてきたのは色とりどりの屋根が印象的な「マーケットエリア」。

お子さんとも一緒に参加できるワークショップが豊富で、楽しんでいる姿をたくさん見ることができました。
世界に一つだけのマイボトルが作れる「thermo mug」のブースでは、集中力全開で絵を描くお子さんたちが微笑ましい!
「THOUSAND MILE」が行うサコッシュづくりワークショップは、初日から予約殺到で、大盛況の様子。会場を見渡しても、フェスファッションにプラスされたパープルのサコッシュが映えていました。
「a plus & dld」ではアクティビティとしてサウナが作られており、テントブースの中に確乎たる存在感がありました。オリジナルの香りを作成することができる「Yohaku」では、香り好きのお母さんとお子さんが一緒に参加する様子が多くみられました。

フェス会場となるアーチをくぐると、そこに見えてきたマーケットエリア。

昼時になると「フェス飯」を求めて、「フードエリア」の各ブースは列を成していました。
毎年大好評の「HIGUMA Doughnuts」ではふわふわとした揚げたてのドーナツを。
東京・学芸大学にある「Ri・carica」のブースでは、名物の手打ちパスタ「ピチ」などが食べられます。

フードエリアは、28日(土)限定の出店で「傍 / katawara」が、29日(日)限定では、「カルパ」「本田食堂」とお店のラインナップも変わっていました。
これは2DAYSチケットで来場した人には嬉しかったのではないでしょうか?

昼時になると「フェス飯」を求めてフードエリアへ。

ちょっと外に出てみようと、メイン会場を出て「対岸エリア」と呼ばれるエリアへ。
そこには、アーバンリサーチの各ブランドのブースが出店しており、イベント期間中だけのスペシャルなマーケット「TINY GARDEN MARKET」が開かれていました。
「URBAN RESEARCH warehouse」は「SWAP meet」として出店しアーバンリサーチで取り扱っていたアーカイブアイテムを販売。
「THE GOODLAND MARKET」では何度でも使用できるシリコン製のボトルであるstojoや、アップサイクルした竹の歯ブラシなど今回のフェスでも役に立つアイテムを取り扱っていました。
廃棄衣料をアップサイクルしたサステナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost」では、同ブランドのアイテムや「commpost」の生地を使用したサコッシュづくりのワークショップ、他にも「古着バトン」で回収された古着衣料を販売していました。

さらに少し蓼科湖を周ると、カヌーやE-bikeの体験もできるエリアが。蓼科湖の玄関口となる位置からスタートするカヌーですが、オールを漕ぐごとに開けていく八ヶ岳の風景は絶景だったでしょう・・・。
蓼科の絶景を体感できるといえば「BROOKS Presents」のマラソンイベント。
蓼科湖一周 約1kmのコースを楽しむ様子が垣間見えました。
フル装備で、マラソンを楽しむ人もいれば、お子さんとウォーキングする人たちもいて、参加者の一体感が感じられました。

「対岸エリア」では店舗で行っている羽毛製品の回収も行っていた。
「カヌーガイドツアー on 蓼科 by 八ヶ岳アドベンチャーツアーズ」
「BROOKS Presents 蓼科湖を走ろう!」蓼科湖をぐるりと一周するマラソンイベント。

フェス当日は、快晴に恵まれ最高気温29度と「THE・フェス日和」と言える気候でしたが、夕方になると気温が下がってきます。
標高も高く、昼夜の寒暖差のある蓼科では、このように衣類まで購入できるのが嬉しい。
来場者からは、「上着を忘れてしまったのでEKAL SHOPで購入しちゃいました」なんて声も聞こえてきました。一日目終了後にバーベキューを楽しむ予定だった家族は、キャンプ用品も追加購入したのだとか。

「TINY GARDEN 蓼科」常設の「EKAL SHOP」。

さてお待ちかねの、ライブステージ!

フェスといったら気になるのが、ライブが行われるステージエリア。
しかし、「TINY GARDEN FESTIVAL」はこれまた一味違う・・・!
ライブステージは、普段は「焚き火エリア」と呼ばれる場所にあり、風通しのよい場所に位置していました。
周りにはキャビンが建ち並び、地面はふかふかの芝生で、お子さんは寝転んで自然と一体になっているような様子も。

ライブステージの内容は、以前の「TINY GARDEN FESTIVAL」でも好評の企画が目白押し。
まずは、「ほっほさんのマジックショー」からのスタート。お子さんたちも「3年ぶりだよ! 待ってたよ!」と言うように前のめりになってステージに集まってきていました。
「今治.夢スポーツ トークショー」では、現在の環境問題と真摯に向き合う大切さが語られます。SMELLYのキャラクターであるメリーたんも登場し、お子さんたちにも親しみやすく伝わるよう表現されていました。

ステージ目の前にある「ヨガスモールクラス」では、自然と一体になって楽しんでいる姿が色濃く見えたのが思い出深いですね。

“音楽”のライブイベントは、暑さも少しずつ収まってきた15時過ぎに、まずは「Keishi Tanaka」さんからスタート。アコースティックギターの気持ちいい音色がTINY GARDENのフィールドにもマッチ。

会場はさらにいい感じのムードに包まれたままに、「Salyu」さんのライブへ。癒しの音色が会場を包み込みました。

「Keishi Tanaka」さん。ライブステージにて演奏。
「Salyu」さんのライブシーン。チェアに座ってライブ鑑賞はキャンプ場ならでは。
「Salyu」さん。ライブステージにて演奏。

夕刻になると、焚き火エリアに火が灯されます。いよいよ焚き火の時間です。
ここまで初夏の日差しを感じていたフェスも過ごしやすい気候に。そこで始まったのは「Keishi Tanaka」さんの2回目のライブ。

円になり焚き火を囲む来場者。焚き火を前に歌う「Keishi Tanaka」さんの画は、きっと観ていた方も強く印象に残っているのではないでしょうか。

数曲を演奏しすっかり日も落ちた頃、「Keishi Tanaka」さんの「誰か歌う人いない〜?」と言う呼びかけに、会場にいた一同驚きの方がレスポンスをしてくれました。
なんと湘南乃風のメンバー「若旦那」としても活動する「新羅慎二」さんが歌を披露してくれたんです!!

突然の登場はあたたまった会場にさらに熱をもたらしてくれました。
二人のデュエットで“チル”な気分にもなりつつ1日目は幕を下ろしました。

「Keishi Tanaka」さん。焚き火の前で歌を披露。
来場者と笑い合う「Keishi Tanaka」さん。
サプライズで登場する「新羅慎二」さん。

「新羅慎二」さん。一層熱をもたらしてくれた演奏。

2日目は「グッドモーニングヨガ」から始まり、「ほっほさんのマジック教室」とお子さんたちの喜ぶプログラムに続いて登場したのは「御諏訪太鼓伝承者・太鼓打師 山本麻琴」さん。
強い日照りの中で力強い太鼓の音が一層、会場を盛り上げました。感化されたお子さんたちもステージ前に集まります。

「御諏訪太鼓伝承者・太鼓打師 山本麻琴」さん。太鼓の音が会場全体を包む。

太鼓の音色で会場があたたまった後には、Tempalayのドラムを務める「藤本夏樹」さんのライブ。心地よいビートから始まった演奏は、会場の雰囲気をガラッと変えて一気にチルなムードに。

「藤本夏樹」さん。心地よいビートで会場の熱を高める。

そして2日間の大トリを務めたのは、1日目の夜にサプライズ登場をされた「新羅慎二」さん。1日目の夜とは異なる雰囲気で、「純恋歌」を歌い上げ、会場はさらに盛り上がりを見せました。

「新羅慎二」さんの歌に合わせて乗り、盛り上がりを見せる客席。
「新羅慎二」さん。純恋歌を歌い上げる。

ライブステージは盛り上がりのうちに幕を閉じました。

FASHION SNAP

今回、フェスを通して出店者、来場者、関係者のスナップを決行。本格キャンプ派のファッション、都会的なファッションなど、それぞれのスタイルを見ることができました。そのスナップの一部をピックアップし、紹介していきます。(敬称略)

ゆきさん・のりちゃん・ざっきー
RIA・REINA
てらママ・かの・てらパパ
岡本敏成・香織
りゅうちゃん・ゆうちゃん・りょうちゃん
ゆうじん・まりえ・みずき・かえで・あおい

そのほかのスナップは、TINY GARDEN FESTIVALのInstagramで順次公開されるそう。そちらもぜひチェックを!
> TINY GARDEN FESTIVAL Instagram

自然を感じ、参加者全員が一体となった

3年ぶりであった今回の「TINY GARDEN FESTIVAL」は、コロナ禍であっても徹底された「SAFETY」のうえで、開催。
それには運営側の準備はもちろんのこと、参加者全員の協力のもと、一体となったからこそ、今回の笑顔がうまれていました。

会場も変わりましたが、“自然が豊富なこの立地でしか、楽しめない”と思わされる機会が多く、普段都会にいる自分も自然と一体となり、時間をゆっくりと感じることができました。

フェスでない期間でも「TINY GARDEN 蓼科」へ遊びに行きたい・・・!
そして、ぜひ遊びに行ってほしい!

撮影/五味貴志 ジョハン(URBAN RESEARCH Co., Ltd.)
取材・文/澤田桜子(URBAN RESEARCH Co., Ltd.)

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