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FASHION JUL 20,2020

サマースタイルの特効薬。プラスワン小物で簡単スタイルアレンジ

暑さに伴い、自然とコーデもTシャツ中心に。しかしシンプルな洒落感と引き換えに、味気なさを感じるのも事実です。こんなときこそ、アクセントとなる装飾品が重宝します。


小物の足し算で、Tイチスタイルの差別化を図る

盛夏の主力トップスといえば、無地Tシャツ。Tシャツ1枚の、いわゆる“Tイチ”スタイルが着こなしのメインとなりますが、その中でも差をつけるならバッグなどの小物やアクセサリーの着用を検討するべきでしょう。明るい色や柄をポイントで取り入れればアクティブな印象や華やかさを演出できますし、黒いアクセなら淡色コーデの引き締め役を担うこともできます。しかも着こなしにおける面積が小さいゆえに、色柄挿しのハードルは下がります。重ね着けも過ぎなければ、暑苦しさはありません。小物は料理に例えるならば、最後にひと手間を加えるスパイスのようなもの。なくても成立はしますが、ワードローブのクラスアップを狙うなら上手な起用法を身に付けましょう。

例えばこちらは、ポケットTシャツにリネンパンツ、そしてサンダルと、それだけでは可もなく不可もない夏仕様の爽快なコーディネート。ですが、そこに小物を散りばめることで“普通シンプル”を脱却しています。ストローハット、サングラス、ネックレス、腕時計、リング、バングル、巾着バッグと多種多様な小物を盛っていますが、華奢なモノやダークカラーを選んでいるおかげで大人らしい品格を保持。肌面積も隠しすぎることなく、重々しさも感じさせません。ビビッドカラーの小物で一点突破するのも良いですが、このように黒を各部位でポイント使いするのもおすすめです。小物を足す量は、デザインの強さに応じて決めましょう。

夏スタイルをワンランク上に。「アーバンリサーチ」の小物セレクション

小物の取り入れ方がイメージできたところで、いよいよ今夏取り入れるべきアイテムたちをご紹介。グッドセンスな別注モデルから旬のデザイン、機能性に長ける一品まで、今身に着けたい6つの小物を厳選しました。

アイテム 1
TOM WOOD ID Bracelet

バリューなスーツを着ていても革靴が上質ならばサマになって見えるように、ラフなTイチスタイルも本物のシルバーアクセを身に着けることで大人らしい貫禄が備わります。ミリタリーから着想を得た『トムウッド』のIDブレスレットならば、迫力十分。メッキ加工ではない、純銀率92.5%を誇るスターリングシルバーならではの重厚感が漂っています。価格は17万円超えとひるむかもしれませんが、一生物と見込んで手に入れる価値は十二分にあります。

アイテム 2
EKAL エクスプローラーハット

『エカル』のこちらは、「エクスプローラー(=探検家)ハット」のモデル名にふさわしい機能を搭載しています。撥水加工が施されているので、小雨程度ならしのぐことができ、後ろにはアジャスターが付いているのでサイズ調節も楽々。首の後ろ側には取り外し可能な日よけが付いているため首だけ日焼けする心配もありません。マスク着用でリスクが増した熱中症対策にも◎。ボディと同色で入れられたロゴ刺繍が、控えめにアピール。

アイテム 3
SENSE OF PLACE ボストンサングラスB

アイウェアで丸型を取り入れたり、旬だからといってダブルブリッジを選んだりすると、個性的な半面難易度も高まるもの。その点、丸みのある逆三角の形状のボストンタイプなら初心者でも程良く洒落感を主張できます。しかも、人から取っつきにくく見えるサングラスでも、クラシカルな円形フレームのためあくまで柔らかな印象を創出。薄いブルーのレンズも、真っ黒のレンズと違って相手から視線の動きがわかるため安心感も与えられます。また、アンダー3,000円と、コストパフォーマンスも優秀なんです。

アイテム 4
Sonny Label×New Era NEYYAN PACKABLE930

炎天下では着用が必須の帽子も、室内に入るなど脱ぐ機会があれば持ち運びに悩むところ。ですが、こちらの『ニューエラ』のベースボールキャップはうれしいパッカブルタイプ。ツバが柔軟性に優れた素材なので、手のひらサイズに小さくたたむことが可能です。また、フロントにはニューヨーク・ヤンキースのロゴがあしらわれていますが、ミニサイズなので“いかにも”な強い主張が控えられている点も好印象。太陽のような明るいオレンジは、『サニーレーベル』による別注カラーです。

アイテム 5
URBAN RESEARCH DOORS URDミニショルダーバッグ

カードやスマホ決済を行うキャッシュレス時代が到来し、財布や持ち物もどんどん小型化。それに伴い、バッグもミニサイズが主流になってきました。特に昨今はサイズに加え、軽さも検討材料として重視されるように。『アーバンリサーチ ドアーズ』のショルダーバッグは、どちらの要素も兼ね備えた秀作です。小さく見えてもその実、収納力は抜群。ハリのあるナイロン素材をマテリアルとして使用することで、約80gと身に着けていることを忘れるほどの軽さを実現しています。アウトドア感のある山脈モチーフのオリジナルロゴも、夏気分を高めてくれます。

アイテム 6
afecta×URBAN RESEARCH STREAM BODY BAG

電子機器は機能の進化とともにサイズダウンしてきましたが、『アーバンリサーチ』が『アフェクタ』に型から別注したボディバッグも、これまで培われた技術とアイデアにより存分に小型化が図られています。使う人のことを考えてポケットやパーツが配置されているので、使い勝手の良さはこの上なし。まさに機能美ともいうべきミニマリズムが体現されています。また、熱や摩擦に強いポリエステル素材を表面に、裏にはPVC加工が施されているので型くずれしにくく防水効果も期待できます。

構成/TASCLAP編集部
執筆/名知正登

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