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FASHION OCT 13,2020

インナーの「正解」は、かぐれのnaniシリーズから。

下着にこだわりがある方もない方も、冬にはトップスの下に1枚、あたたかいインナー(肌着)を着込むという方がほとんどだと思います。つまり、下着・肌着は「日中、ずっと肌に当たり続けるもの」。もっと言えば、下着は寝ているときも着けているものだから、ある意味「スキンケアより大切」なのではないでしょうか?


大幅リニューアル以降、今季で4シーズン目を迎える、かぐれのシルクインナー「nani」シリーズ。
ブラやショーツだけでなく、長袖インナーやタンクトップ、レギンスもラインナップしています。
こちら、絶妙なシーズンカラーやディテールのファッション性の高さや、シルク100%の着心地の良さで人気です。

そこで今回は、“下着・肌着のあるある”をビューティライターの立石 郁とURBAN RESEARCHスタッフが語り合った様子をお届けします。
いろいろな下着の中でシルクを選ぶポイントや自分に合った下着の選び方を、ヘルス&ビューティとファッションの視点両方でご紹介します。

PROFILE

高橋 智子
かぐれ ブランド販促。

古川 聡子
アーバンリサーチPR。

立石 郁
編集ライター・放送作家。1985年生まれ、東京出身。在学中よりラジオ局でフリーランス。その後、ファッション・ライフスタイル系の雑誌やメディアに在籍。独立後は、オーガニックコスメやナチュラルなライフスタイルを中心に、美容の記事を執筆している。
https://www.instagram.com/mimi_puffer/

大人になって、下着・肌着の選び方はどうしてる?

高橋: 早速ですが、皆さんは「下着の選び方」って、何を基準にしていますか?

立石: 私は、10代や20代の頃は「予算内で買えるかどうか」と「見た目のかわいさ」の2つだけでブラを選ぶことが多かったですね。当時は「その他の選択肢は考えられない」という程度に考えていました。
ですが結局、徐々にポリエステル素材が肌にチクチクしたり、ゴムがきつくて赤くなったり痒くなったりして、「自分の体に合うかどうか=着心地」が気になってきました。それで、着けていてもリラックスできるか、体を締め付けないかなどの優先順位が高くなりました。

高橋: 私もお店に立ってお客様のお話を聞いてみて、かぶれたり赤くなって、「化繊の下着が体質上、着られない」という方ってこんなにも多いんだと実感しました。

古川: 私は、大きめのバストをホールドしてくれる感じが欲しいのが第一です。肌着でも、体のラインを拾いすぎるデザインだと、胸が大きくて太って見えることにもつながるので避けることが多かったです。

立石: 私は20代後半ぐらいからは、自然とできるだけ天然素材の下着を着けるようになりました。でもノンワイヤーやオーガニックコットンまでいくと、どこかほっこり、かわいくなりすぎてしまうのも気になって。

…結局、下着・肌着って、ほとんどの女性がずっと「予算」と「着心地」と「ルックス」の3つの軸を行ったり来たりしているものなのかもしれませんね。その中で、自分の正解を探しているという感じなのではないでしょうか。

かく言う私(立石)も、なんだかんだ言いつつ、今でも化繊だったりワイヤーがしっかりしているものも「たまには買ってみよう!」と手に取っていて、“下着の正解探し”はずっと続いているような気がします。

ファッション誌で「普段使いのインナー特集」がない理由。

ここで少し私の話をさせていただきたいのですが、美容とファッションの仕事をしていてとても「興味深いなぁ」と思うのが、下着・肌着ってアパレルの世界より、化粧品などビューティの世界と親和性が高いことです。
美容雑誌では、下着・ナイトウエア特集は折に触れてよく関わっています。
例えば「睡眠のためのパジャマ選び」とか、「ブラを着けて寝るべきか、寝ないべきか」などの専門家の意見を伺うことが定期的に訪れます。

しかしアパレルを中心としたファッション雑誌では、クリスマス時期に「ゴージャスな聖夜の下着特集」などは見かけますが、「普段使いの下着特集」は、なかなかない気がします。

メイクやスキンケアって、油分が必要・水分が必要、その両方が足りない…などの求められる「機能的な面」と、赤い口紅の色ひとつ取っても、青みのある赤がいい人、黄みのある赤がいい人、そもそも赤は好きじゃない人、グロス派の人…いろいろと「好みの仕上がり」が要求されます。
…もちろん予算感も大事ですが、なぜか「買っちゃえ!」と気分が上がる人も多いのは、化粧品の魔力ですね。

ですが基本的にスキンケアやメイクは人によって肌に合う・合わないがあるので、「誰の肌にも共通の、正解のコスメ」は、ないものと言っていいでしょう。
本来はそんな風に、下着選びとは、メイクアイテムやスキンケアを選ぶ本質のように「誰かのためにする嗜み」ではなく「自分のための心地よさの追求」「気分を上げるための行い」なのかも、と思います。

そう思えば、「下着の正解」は、化粧品のようにもっと明快に出来るのでは?と思います。
それは、言ってしまえば「予算」と「着心地」と「ルックス」の3つの軸が、化粧品と同じように自分優先のバランスであることなのではないでしょうか?

インナーは「スキンケアで同じことが起きたらどうする?」がポイント

重要なのは、「それがスキンケアやメイクだった場合、どの軸が思い通りでないと、一番気分が下がるか」をよく考えてほしいということです。
ここでまた少し、URBAN RESEARCHのお二人との対談をご紹介します。

——

高橋: お客様にお話を伺ってみると、実は、体に合わない材質やサイズの下着で締め付けが苦しかったりしても我慢して着けていた、という声も多く聞きました。

古川: 私も経験あります。試着して買ったのに、改めて着たらあれ?って。でも、少しなら我慢すればいいかなって。

立石: 下着を美容雑誌でよく紹介したり、睡眠と関連しての特集が多いことからもわかるように、朝つけて夜落とすメイクや朝晩で洗顔をしてスキンケアをする以上に、インナーは「1日のほとんどの時間、ずっと肌に直接触れているもの」なんですよね。
だから、実はスキンケアにお金をかける以上に、インナー選びはとても大事なんじゃないかと思います。

高橋: 痒みって、実はすごくストレスなんです。肌がウールのチクチクなどを「痒み」として感知した時に、その「掻きたい」気持ちがストレスになり、更に痒みが増す…という負のループが起きてしまうそうです。

さて、ここで考えてもらいたいのが、「スキンケアで同じことが起きたらどうする?」ということです。

普通、肌に合わないスキンケアやメイクをして肌が荒れたら、そのアイテムは使うのをすぐ止めますよね。
場合によっては、皮膚科を受診することも。
であればずっと着けるインナーも同じように、肌に合わないものは我慢しなくて良いのではないか…という風に思います。

今つけている下着について少し考えた時に、
「そういえばちょっと着けてて苦しいな…」とか
「ブラを外すと、ゴム跡がついてかゆい」とか、
「下着を着ている部分が蒸れると、そう言えば湿疹が出てたな」とか、
思い返すと、そういうことって結構あるのではないでしょうか?

そこで思い出すのが、私が美容の特集でお世話になった専門家の方々の言葉です。

結局「シルクがいい」とみんな言うけれど、それはなぜ?

さまざまなヘルス&ビューティの専門家の先生にお話を聞くことも多いのですが、本当に、いろんな方が異口同音に「夏も冬も、パジャマや寝具、インナーはシルクが一番いい」と言います。

その理由は、
・ シルク(絹)は、吸湿性・保湿性・放湿性にすぐれていて、夏涼しく冬暖かい。
・ 絹に含まれる「セリシン」という物質が人の肌と同じアミノ酸タンパク質で出来ているから、手触りが良く皮膚とも相性が良い。
・ 科学的に作られたのではない、肌にやさしい天然物質である。

…もしかしたらこのシルクのメリットの中から、いずれかはどこかで聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
シルクが「肌を磨く」「着る美容液」「天然の第二のお肌」などと言われる由縁もここから来ています。

「肌にいい」を追求すると、どうしてもシルクに行き着いてしまうのですが、そこはやっぱりお財布と相談しなければなりませんよね。
そして「シルク」と言うと、どうしても年齢層が高くてリッチなイメージや、あのツヤツヤした光沢だったりと、ゴージャスなイメージも根強いもの。
そして、世の中にはなぜか「肌の当たらない表面だけがシルク」という謎の下着も存在しています…。

美容で「ちょっと冒険」するなら、下着を変えてみては。

そこで高橋さんと古川さんにおすすめしてもらったのが、かぐれのnaniシリーズでした。
見た目はコットンのようにマットな質感なのに、手触りはあのシルクのつるすべ感! とっても不思議です…。

古川: naniシリーズはカラーリングも絶妙なくすみカラーで甘さ控えめです。
下着見えしないデザインで、カジュアルにも上品にも着やすいところもポイントです。
リブの感じもランダムで、タンクトップなどはサイドに多めにリブが寄っているので細見えも叶いますし、インナーはカッティングもこだわっているので、普段の服にすごく合わせやすいと思います。

高橋: ノンワイヤーなのですが、オリジナルの「ソフトカップ」付きでしっかり裏から下からバストをホールドしてくれるんです。もちろん、肌に当たる部分もオールシルクで作りました。

古川: タンクトップも、着てみると適度に体に沿ってくれて、腕まわりのカットも広めです。なので、どんなバストサイズの方でも腕さばきが絶妙にラクなんです。

立石: 手に取ってみて、とても軽いのも驚きでした。繊維の細いシルクだからこそ伸縮性もあるから、古川さんが言うように体にちょうどよくフィットしてくれるのかもしれませんね。

個人的には、手に取りやすい金額なのが嬉しい!と思いました。
ブラとショーツ合わせて、税抜きで10,000円とちょっと。
このお値段、エイヤッと買うクリスマスコフレや、美容液のプライスとちょっと近いと思いませんか?

暮らしに潤いが欲しいとき、こだわりの素材を使ったいいご飯を奮発して食べてみたり、ちょっと頑張って1万円以上する美容液やヘッドスパ、エステに手が伸びる…。
どれも必要なことだと思うのですが、その奮発の選択肢に、naniシリーズのような「手に取りやすい金額で、納得の行くシルクの下着を買う」ということも入ってきてもいいと思います。

大人が着てちょうどいい、女性らしい下着ってこんな感じ。

最後に、アパレルブランドならではのデザインにこだわった点について伺いました。

立石: 下着としての機能的な部分以外で、こだわったポイントはどこでしょうか?

高橋: ベーシックカラーのブラックとベージュに加え、今期の限定カラーはココア(ブラウン)とカーキです。こんなシックな色で、甘すぎないデザインの下着って意外とないんですよね。

古川: セクシーすぎないのも、着ていていい気分なんです。

高橋: レースが少し付いている部分もありますが、色々なデザインを試作して、フリルを取りすぎると「なんだか素っ気ない、着けていて楽しくないな…」と感じるものになったのは、適度なさじ加減って難しいものですよね。

古川: お洋服選びみたいにプレーンな気持ちで選べるから、その日の気分で手にとってもらいたいです。

マニッシュな服を着てもメイクはするように、今日の靴や口紅を選ぶ気分で下着を選ぶことができるって、とても自由なことだと思います。
ぜひ自分の楽しみとして、かぐれのnaniシリーズを手に取ってみませんか?

nani 2020 AUTUMN/WINTER
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