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FASHION OCT 15,2019

ROSSO WOMAN 2019AW VOL.2


森 絵里香
モデル、オーナーセラピスト

私たちの憧れの存在、森 絵里香さんが品のある美しさを保ち続けられるのは何故だろう…
ROSSOのフェイクレザースカートと、名ブランドの薔薇の香りがその理由を解いてくれた。

これまでとは違う、新たなアイテムとの出合い

深いブラウンのフェイクレザースカートは、一見するとハードに見えるかもしれない。しかしROSSOのソレは、辛口だけど抜け感があり、楽だけどきちんと見える。「実は普段はあまり選ばないタイプのスカートなんです。ブラウンはあまり着ないし、コーディネートを組むのが得意じゃないのでワンピースを選びがち。」そう話しながらも、思い切り軽やかに着こなす。お気に入りポイントを聞くと、言葉が溢れた。「着心地が驚くほど軽いんですよね。足首が少しだけ出る長さなので、ショートブーツとばっちり合う。細かいプリーツが甘すぎず、でも実はギャザーが入っているのでふわっとしたシルエットを出してくれる。今年っぽいブラウンには挑戦したいと思っていましたし。」この日彼女は袖口に大ぶりのファーがついた朱色のニットを合わせた。着てみたら、迷うことはなかったようだ。スカートに隠されたこだわりの積み重ねが、今の彼女とよくマッチしている。

モデルと、もう一つの私らしい仕事

10代の頃からモデルとして第一線で活躍してきた。そのキャリアは既に20年。そんな彼女が、バストアップに効果的なトリートメントが受けられるプライベートサロン「be-con」をオープンした。「5年ほど前、専属モデルを務めていた雑誌で、ハワイ・ホノルルマラソンでフルマラソンに挑戦するという企画がありました。本番の1年半前から準備をしていたのですが、最初持っていたヨガウェアを着て走っていたんです。そうしたらバストがどんどん下がってきてしまって。それでバストマッサージに通い始めました。」元々マッサージに興味はあった中で、30代も半ばにさしかかったとき、新たな道を考えはじめた。この先自分らしく、働き続けるためには…。そして自身がはまっていたバストマッサージを仕事として始めることを決意した。

“森 絵里香”という香り

モデルとセラピスト、二つの仕事に励む毎日が始まった。「まだ1年ほどなので、ようやく生活に慣れてきたところです。」ご存知のようにモデルとしても未だ第一線で活躍しながら、週3回は店舗に立ってマッサージを行う生活。その中で自分らしくいるためにしていることを聞いてみた。「仕事柄、香水を付けることはできないのですが、家でキャンドルを炊いたり、ボディクリームを塗ったりしながら香りを楽しむことが大好きなんです。35歳を過ぎ、私と言えばの香りを見つけたいと思っていたときに、出合ったんです。
嬉しそうに見せてくれたのは、2000年にパリで誕生したという“FREDERIC MALLE”の香水。お店で20本近い香りの中から選んだのは、“UNE ROSE”という薔薇の香りだった。「欲しいと思っていたのは、甘くてもったりとした香り。でもそれって少し若い印象になりがちですよね。でもこのUNE ROSEは、大人の華やかさがあるんです。贅沢な香り。

彼女はどんなときにこの香りを纏うのだろう。「香水って、若い頃は手首や足首、首もとなどに吹きかけ、香りをアピールするものだと思っていました。でも今は、胸元からデコルテあたりに吹きかけるだけ。そうすると、ふわっと自分自身に香りが伝わってくるんです。どんなときと言うよりは、普段の何気ない日常の中で楽しんでいます。
纏い方も含めて、これが“森 絵里香”という香りなのだろう。
香りもスカートも、今の彼女にとっての心強い味方だ。出合いは無数にある中で、本当の関係性を築けるのは、年齢を重ねながら己ときちんと向き合っているからこそ。これが、いつだって彼女が私たちの憧れの存在であり続ける理由だ。


PICK UP ITEM

合皮プリーツスカート

見た目から想像できないほどの軽さが魅力の、クラシックなプリーツスカート。ウェストに入ったギャザーがプリーツに表情を与え、リラックスした履き心地を感じさせてくれるはず。足首が品良く出る丈感が秋冬の装いの足元に絶妙にマッチ。今年らしい、存在感抜群のスカートです。

Skirt ¥17,600 (税込)

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