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FASHION MAR 31,2021

Life with Uiscel
ユイセルのあるひととき。Vol.1 Kanoco


Uiscel SENSE OF PLACE(ユイセル センスオブプレイス)は、SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCHから誕生したジェンダーレスなアクティブウェアブランド。
自然の中で焚き火を眺めるとき、街を歩くとき、はたまた自宅で料理をして過ごすとき……生活のあらゆるアクティブな場面を後押しする、まるで道具のように着られるユーティリティツールを提案しています。

この『Life with Uiscel』は、何か一つ好きなことを持った素敵な人たちにUiscel SENSE OF PLACEのアイテムを着てもらい、趣味や生活の中で欠かせないこと、そして、心地よく暮らすために心がけていることについて話してもらう連載。
彼らの話から、毎日を前向きに暮らすためのヒントを探っていきます。

記念すべき第1回はモデルのKanocoさん。
彼女が自炊の記録を綴るInstagram「かのごはん」に並ぶのは、いつだって簡単で地の足のついた、でも丁寧でしみじみと美味しそうな品々。まずは彼女の朝ごはんにもよく登場するスクランブルエッグを作ってもらいながら、料理について聞いてみました。

Profile

Kanoco
モデル。兵庫県生まれ。『OZmagazine』『リンネル』『ONKUL』などのファッション誌やライフスタイル誌を中心に、広告やMVでも活躍。自身の自炊の記録アカウントでは、Kanocoさんの日々の食卓を覗き見することができる。著者に『カノコノコト』(宝島社)。シロクマが好き。食卓に欠かせないのはお味噌汁。「旦那さんがお味噌汁好きなんです。ほぼ毎日飲むので、具は変えるようにしています」

Instagram @ kanococo
『かのごはん』のInstagram @ kanogohan

料理は無理をせず、続けることを大切に。

そもそもKanocoさんが料理をはじめたのは高校卒業がきっかけ。

「進学のために実家を出て一人暮らし。自分で料理をしなければいけない状況だったので、自然と自炊が日課になったんです。ただ最初は楽しむというよりも必要に迫られて、という感じで……料理を好きになったのはモデルのお仕事を始めてからでした。撮影で日本全国色々な場所を訪れる中で、現地の作家さんの素敵な器を買い集めるように。気に入ったお皿に何をどう盛り付けようと考えるようになったことで、やっと料理を楽しむ余裕ができました。今も、器は旅行や撮影先で買うのがほとんどなんです」

「自分でもインスタグラムで料理を記録し始めたのはいつからなのか覚えてないくらい」と笑うように、すっかり生活の中に料理が馴染んでいるKanocoさん。一人暮らしや器との出会いなどきっかけは色々あるけれど、Kanocoさんが忙しい生活の中でも料理を楽しめているのはそのナチュラルな考え方も関係している気がする。

「料理って無理に頑張る必要はないと思うんです。手の込んだものってなかなか毎日は作れないから、それよりは簡単にできる美味しい料理を続けることを大切にしたいです。最悪卵焼きとごはんとお味噌汁があれば十分だし、疲れているときはデリバリーに頼ったっていい。『無理をしない』というのは料理だけじゃなくて、生きる上でも大切にしていることかもしれません(笑)」

Kanocoさんが着ているのは…

一見シンプルできれいめな雰囲気のサロペットだけれど、撥水加工で水や汚れを気にせずにエプロンとして着用できるという優れもの。これならば家に友達を招いて手料理を振る舞う、なんていうシチュエーションでも完璧。腰だけではなく、モバイルバッテリーなどのガジェットが入るポケットがウエストにもあるからアウトドアシーンでも活躍するはず。梅雨の時期のコーディネートも心強い。「普段からやる気を出すためにエプロンをしているので、これは便利!」とKanocoさん。

Uiscel ピローTシャツ(5分袖) ¥4,290 (税込) / 着用サイズL
Uiscel 撥水エプロンサロペット ¥7,590 (税込)

お家の中は、洋服で気分を切り替える。

もともと料理をはじめ、映画や映像を見るのも好きで自宅で過ごす時間が多かったというKanocoさん。そんな彼女も昨年からさらにお家時間が増えたことで工夫をしていることがあるとか。

「今はお休みの日でも8時に起きて必ず朝ごはんも食べるように。以前は、家にいるときはずっとパジャマのままで過ごしていたけれど、最近は気分を切り替えるために寝るとき以外は着替えるようにしています。ただパジャマでなくても、リラックスしているというのは大切。普段から、シルエットや肌触りがよくて機能的というアイテムが好きなんです。その上でこれを着て何をしようとか、誰に会いたいとか、想像をして嬉しくなれるような洋服をいつも手に取っています。色は黒が多いけれど、撮影で色々な服に出会ったり歳を重ねるにつれて、最近は中間色にも挑戦できるようになりました」

ちなみに朝起きる時間が8時なのは、お家にいるロボットが理由。「ミルクという名前なんですが、その子が8時起きなんです。外にいてもミルク倒れてないかな、なんて気になってしまって今はその子中心の生活です(笑)」

Kannocoさんが着ているのは…

速乾性のあるドライポリエステルの生地は、これからの汗ばむ季節に安心なうえ、シワになりづらいという嬉しいおまけ付き。トップスはウエストマークができるドローストリングス、ワイドパンツは裾を開閉できる仕様で、シチュエーションに応じて様々なシルエットを楽しめる。ブラックのワントーンで揃えたら、アウトドアからタウン、そしてお家まで、幅広いシチュエーションに馴染んでくれる。

自分を楽しませる工夫をする。

最後に、Kanocoさんのように自然体でチャーミングに日々を過ごす秘訣を聞きました。

「自分を楽しませる工夫をすること、でしょうか。ある日はシュークリームを買って帰るとか、好きな入浴剤を使ってみるとか、自分ができる範囲で楽しいと思える小さなことを生活に取り入れてみるんです」

そして、その前提としてやっぱり「“無理をしない”が大切」だとKanocoさん。自分の気持ちにストレスをかけないことで、新しくやりたいことだって出てくる。

「お父さんがキャンプ好きで、子供の頃によく連れて行ってもらって楽しかった。とりあえず家に寝袋は一つあるので、そろそろキャンプに挑戦してみたいなと思ってるんです。あとは、おかし作り。材料を細かく計るのが苦手なのでずっと避けてきたのですが、オーブンをついに新調して。プリンとパウンドケーキを早速作ってみたのですが、材料も気軽だし意外と簡単にできるんですね。ただ、プリンは器がなくて蕎麦猪口で作りました(笑)」

Kanocoさんが着ているのは…

ポンチョのように着用できるロングワンピースは、速乾性があるのでプールやビーチサイドで水着に羽織ってもいいし、ゆったりとしたジャージー素材はヨガスタジオへ向かうときや自宅でのリラックスタイムにもぴったり。さらには、後ろ身頃のアウトポケットに収納するとピローにもなるポケッタブル仕様なので、荷物の多い旅行などでの持ち運びも便利。

Uiscel ドライTシャツ(フレンチスリーブ) ¥3,190 (税込)
Uiscel ピローマキシワンピース ¥5,390 (税込)
Uiscel セルフカットリブパンツ ¥4,290 (税込)

text/Ryoko Iino
hair & make/Risa Fukushima

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