サニーレーベルの大人気柄ワンピースができるまで
累計販売約18,000枚のダマスクプリントワンピースをはじめ、サニーレーベルの人気アイテムといえば、柄ワンピース。
サニーレーベルが2021年秋に発売するのは「ミュルーズプリントワンピース」
ワンピースができるまでを大公開!
企画ミーティング
サニーレーベルの2021年秋冬のテーマは
「LOVE&PEACEが叫ばれ、ファッションが新しい時代に突入した70’sを2021年の今に落とし込んだ新しいスタイルの提案」
自由の象徴であるジーンズ、愛と平和の象徴であるフラワーチルドレンをキーワードに展開していきます。
シーズンテーマを踏まえてワンピースの柄も草木のモチーフを用いつつ、秋らしいクラシカルな雰囲気のものという方向性が決定。
お取り組みをしている豊島株式会社は2013年から、フランス「ミュルーズ染織美術館」のマスターライセンシーである寝装大手の西川株式会社とサブライセンス契約を締結し、日本で唯一そのアーカイブスを活用したアパレルを生産しており、今回のワンピースはそのフランス「ミュルーズ染織美術館」収蔵の柄をもとにオリジナルのアレンジを加えていきます。
「ミュルーズ染織美術館」のアーカイブスは、柄が自在にアレンジ可能なことが大きな特徴の一つなのです。
柄のアレンジ
もととしたデザインは草木のほかに動物も描かれたものでしたが、日常着に落とし込みやすいように、草木モチーフのみ引用しました。
サニーレーベルが2021年秋冬のキーワードとしているボヘミアンらしい柄の雰囲気は残しつつ、秋らしいクラシカルなムードや上品な女性らしさがでるように線を細く調整し、柄の大きさと配置などのバランスも組み直しました。
ベース・柄のカラーの決定
ベースカラーは、ブラックとベージュの2色に決定。
ブラックはカラー展開としては定番と言っても過言ではなくトレンドが分かりづらいですが、2021年秋冬はさらに注目度があがり、トレンドにカムバック。ブラックコーデの着こなしは無限大で、どんなテイストにも取り入れやすいカラーです。
ブラウンやカーキ、ベージュといったアースカラーも2021年秋冬のトレンドカラーの一つ。そのなかでもベージュは注目のベーシックカラーとされています。
ベースカラーに合わせて、詳細な柄一つ一つのカラーも決めていきます。
柄のシミュレーションを確認
柄を作成し、カラー決めを行ったあとは、生地に載せる前に紙に実寸大でプリントをし、柄の確認を行います。
ここでサニーレーベルのオリジナルの柄の完成です!
ミュルーズ染織美術館に収蔵されている100年以上前のデザインにオリジナルのアレンジが加わり、時代を越えてサニーレーベルの21年秋冬のシーズンテーマを彷彿とさせる柄となりました。
試刷り確認
いよいよ、シミュレーションで確認したものを実際にプリントする生地に実際の大きさで試し刷り。製品になったときの色や柄の出方を確認します。
ワンピースの形の修正
プリントが確定後、製品としての形の修正を行います。
サニーレーベルのワンピースはフリーサイズで展開することが多いですが、実際に複数の身長や体型のスタッフが着用し、バランスを確認していきます。
納得のできる形ができるまで修正を繰り返し…
ついに、完成!
ベージュらしい上品で優しい印象だけでなく、ミュルーズ柄が加わることでエレガントさもプラスされた印象に仕上がりました。
ブラックは柄の色を目立たせてくれる効果もあるため、ベージュに比べ、柄のインパクトが強調されるので、個性的な雰囲気が好きな方におすすめです。
カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで秋冬のスタイリングを華やかにしてくれる1枚です。
また、同柄でフレアスカートもラインナップ。
ほど良いボリュームがあるので、タイトめなニットとの相性が◎
トレンドのボアアウターと合わせれば、今年らしさがぐーんとアップします!
今回特にこだわったポイントは…
① 全体的なバランスのメリハリを付けてくれるウエストの切替しと袖、襟の配色
② 女性らしい立体感を出すための胸もとのプリーツ
フリーサイズのため、ややゆとりのあるサイズ感になっていますが、縦ラインが強調されてすっきりとみせる効果もあります。
そんなサニーレーベルのこだわりのつまったワンピースはこちら
> Sonny Label ミュルーズプリントワンピース ¥8,800 (税込)
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