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FASHION MAY 27,2020

STAFF INTERVIEW
ビルケンマニアのドアーズスタッフが語る「足とオシャレとビルケンと!」

2世紀半にも渡り、卓越した履き心地、高い機能性で世界中の人を虜にしてきたビルケンシュトック。アーバンリサーチ ドアーズのスタッフにはそんなビルケン好きが多いと聞きつけ、今回のスタッフインタビューでは“マニアトーク”をお届けします!


DOORSスタッフにはビルケン好きが多い!?

日本でも根強いファンの多いビルケンシュトック。デザインよし、履き心地よし、歩きやすさよしで、健康にも気を使うヘルシーなライフスタイル好きからも支持されています。

今回、アーバンリサーチ ドアーズの販促チームから「ドアーズはビルケン好きが多いんですよ」との情報をキャッチ。ドアーズといえばアウトドアから料理、器までライフスタイルに関連するアイテムも多く、またスタッフも趣味人が多いと社内でも有名なんです。オシャレだけでなく健康的なライフスタイルを楽しむ人が多いから、自然と足元もビルケンを選ぶことが多いのでしょうか。

というわけで今回のスタッフインタビューはいつもとちょっと形を変え、社内のビルケンマニアによるビルケントークでお送りいたします!

マニアトーク出演者はこのふたり!

右:URBAN RESEARCH DOORS たまプラーザ店 店長 工藤 寧さん
「基本は太めのワイドパンツに、サンダル、靴下というのが定番です。夏はショートパンツをあわせる時もあるけどやっぱりビルケンは長いボトムと合わせる方がトラッドな感じが出て好きですね」

左:URBAN RESEARCH DOORS ららぽーと海老名店 店長 澤田 みの里さん
「私もワイドパンツに靴下っていうのが多いですね。あとはゆるい感じのワンピースに合わせることもあります」

※取材、撮影は緊急事態宣言前に行ったものです。予防のため、会話中はスタッフ全員マスクを着用し、また一定の距離を空け撮影しています。

URBAN RESEARCH MEDIA 編集部(以下、URM) まず初めに、お二人のビルケンとの最初の出会いを教えてください。

工藤寧さん(以下、工藤) 僕は20代前半の頃ですね。当時から古着を中心としたファッションが大好きで、バイトをしてお金を貯めては服を買うということをしていました。そのときに周りにいる先輩たちがかっこよくビルケンを履きこなしているのをみて、いいなあと思っていたんです。それまでは“サンダル”はあんまり履いていなくて、どちらかというと楽なイメージだったんですが、ファッションとして取り入れているのを見て、実際に履いて見たらいろんなカテゴリーの服にマッチするのを知ってハマっていきました!

澤田さんが感銘を受けた一文。

澤田みの里さん(以下、澤田) 私も出会いは20代前半です。ビルケンで働き始めた時に教えてもらった、「すべては、人の足のために。」という言葉に感動したんです。

URM  今日はお二人の私物のビルケンを持ってきていただいたのですが…澤田さんすごい量ですね!
工藤さんは最近靴を整理したばかりということで、とっておきの1足を持ってきていただいたとか。

工藤さんの1足を除いてほか全て澤田さん家にあるビルケン(彼氏分も含む)。あらゆる種類のビルケンがズラリ!

澤田 彼もビルケン好きで…すごい数になっています(笑)。ビルケンはソールを修理すれば5年10年と履けるのでどうしても数が増えていくんですよね…。ちなみに最初に買ったのは“ボストン”です。もう15年くらい履いています。最近新しいボストンも購入したんですが…こんなに雰囲気が変わるんですよ。

茶色が澤田さんのファーストボストン。黒が最近購入したもの。アッパーの味の差がすごい!

工藤 ビルケンはメンテナンスがしっかり利くのが一番のポイントですからね。1シーズンでダメになるんじゃなく、長い間履いて馴染んで劣化してきたらソールを換えてまた履く。コスト的にもいいんです。僕がビルケンで働いていた時も、5年から10年愛用しているというお客様が多かったです。

URM  工藤さんのファーストビルケンは“アリゾナ”だったそうですが、今日持ってきていただいた“とっておきの1足”もアリゾナですね。

工藤 少し前までかなりのバリエを持ってたんですが…ちょうど整理したばかりですみません。仕事柄、オールシーズンビルケンを履くことはできないので、今は基本的に夏のサンダルとして愛用しています。その中で履きやすくて服にも合わせやすいのがアリゾナですね。これは5代目でもう3年履いています。今年ソールを張り替えようかなと思っています。

URM  ソールの張り替え時期の見極めのコツはありますか?

工藤 かかとを見ていただくと、フットベッド(コルク部分)とアウトソールに分かれているんですが、このアウトソールが削れてきて、コルクに近くなってきたら替え時です。靴のタイプにもよりますがアリゾナなどはかかとだけ張り替えることもできるので便利ですよ。僕のアリゾナもコルク近くまでかかとが減っているのでそろそろ替え時なんです。
サンダルタイプの多くはスエードライナーだけ張り替えることもできるので、汗をたくさんかく人や黒ずみが気になる人はそこも張り替えてもOKです。

URM  お手入れ方法なんかも知りたいです!

“チューリッヒ”(澤田さん私物)。工藤さんはまたこのチューリッヒが欲しいそう。「靴下とコーディネートするのが楽しい靴なんです」

工藤 素材によるのですが、チューリッヒなどのスエード靴の場合、経年でケバ感が出てくるので気になるときにブラッシングしたりするといいですね。他の革靴同様あまり雨の日に履く人は少ないかと思いますが防水スプレーをしたりもしています。
あとは箱にしまいこまず、なるべく湿気のないところで保管します。やはりレザーものだとカビが怖いですからね。

澤田 私はよく日陰干して乾燥させます。あとは形が崩れないように新聞紙を丸めて入れたり。

初めてビルケンを買うなら、まずは足のサイズを測るのが大事!

URM  ビルケン初心者へ、履きこなすコツなどあれば教えてください。

工藤 まずはサイズ選びです。ビルケンのショップで足のサイズを測ってくれるので、“自分にあったサイズ”を知るのが大事です。アリゾナのようなサンダルタイプは実測よりも5㎜から1㎝大きいものを推奨しているのですが、それはビルケンのソールの形に理由があります。
足指が当たるあたりにはトゥーバーという凹凸が付いているんですが、ここを足指でしっかりと引っ掛けて歩くのがコツなんです。

“モンタナ”。澤田さんはビルケンの中でもこのモンタナが大好きだそうです。「切り替えと、このボリューム感が好き。これだけで4足持っています(笑)」

澤田 ビルケン勤務時に、“モンタナ”などの靴タイプはワンサイズ上がオススメって習ったので私もそうしています。あとは最初は足が痛く感じる人もいるかと思いますが、履く頻度を調整しながら馴染ませるといいと思います!

工藤 足裏でしっかり汗をかいて、足型がしっかり馴染むよう意識してください。澤田さんが言うように、痛いときは慣らしながら履くと、コルクも足型に沈んで硬さが和らいでいきます。そう言う意味でもサイズがあったものを履くのが1番なので、最初にお店できちんと測ってもらうのがベストです。

澤田 当時のお客様の中には外反母趾の人など足の悩みを抱えている人が多かったんです。もちろんこれを履いたから治るわけではないですが予防にはとてもいいんです。そういった方にもチャレンジしていただきたいですね。

マニア同士、トークは大盛り上がりでした。

URM 本当にお二人がビルケン好きだというのがよく伝わりました。では最後に…ビルケン愛を叫んでください!

工藤 他に変えがたい質実剛健さとトレンドに左右されない強さがあります。
年齢問わず楽しめる靴なのでぜひ試してみてください!

澤田 履くのが楽なものが多いし、長〜く愛用できるのがビルケンのいいところ。足にお悩みがある人はもちろん、そうでない人もぜひビルケンを手にとっていただきたいです!

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