外部サイトへ移動します
EVENT&WORKSHOP JUN 18,2022

今治サポートプロジェクト
6月・伊予決戦レポート


前回の「アーバンリサーチマッチデー」以来、約2か月ぶりに今治へ。
その直前まで「TINY GARDEN FESTIVAL」のため長野県蓼科にいて、翌週には今治というユニークなスケジュールでしたが、今回の出張もバディの宮(みや)と共に、ただ前回とはまた違うミッションのためいい緊張感をもって、予定されたスケジュールに胸を膨らませながら、しまなみ海道を抜けて一路今治へ。
取材・文/URBAN RESEARCH DOORS ブランドPR 大家孝文


前回の「アーバンリサーチマッチデー」から早数ヶ月。今回はFC今治にとっての大一番、愛媛県内のチームがぶつかり合う、いわゆるダービー対決「伊予決戦」でのPOP UP STORE出展に加え、今後のプロジェクトに繋がる打ち合わせや現在進行している「里山スタジアム」の見学、お世話になっている今治タオルの製造見学に伺いました。
今回も自称・社内で一二を争うサッカー好き&イベントなど色々担当の大家の目線でイベントレポートをさせていただきます。

今治を自分たち目線で好きになろう

毎回、本プロジェクトは4人のチームで構成していて、私は宮とバディとして動きます。先日行われたTINY GARDEN FESTIVALでも同じチームとして動いていたので、道中の車内ではその話や、仕事の相談、お互いがサッカーファンであるためJリーグやワールドカップの話、お互いの子育ての話・・・などなど大阪から約4時間ですが、あっという間に過ぎていきます。

そんな色々な情報交換の中で、「今治のことは好きだが、もっと色々なところを直に見て聞いて・・・食べて(飲んで)、自分たちならではの今治の魅力を見つけたいね」という話で盛り上がりました。

3回目の今治訪問となる今回。集合時間より早く着きそうでしたので、まずお昼ご飯は地元の名産を食べよう。ということに。今治グルメといえば・・・の「今治焼豚玉子飯」をいただきました。

写真を見る限り“目玉焼き丼”になっていますが、卵の下に焼豚が敷き詰められていてボリューム満点です

元々は老舗中華料理店で従業員が食べていた賄いのご飯が発祥のようです。
焼豚の甘いタレと半熟の目玉焼きがご飯にマッチ。毎回食べたくなるおすすめグルメです。

コーヒーカップが可愛くて人気なのですが、カメラマン(私)の痛恨のミスです

その後、今治で暮らしている友人に教えてもらった老舗喫茶店アポニーさんに。
前回居心地のよさに感動し今回2度目でしたが、やはりお店の雰囲気も素敵で自家焙煎珈琲も美味しい。
こちらも今治に来たら毎回来たくなるお店です。

今治ならではのランチ→食後のコーヒーを堪能。最高の出張スタートとなりました。
やっぱり地元の方に聞いて色々な場所に行くとよいなと再確認。

こんな感じで、今後もプロジェクトについてだけではなく、私たち目線の今治のよい場所・よいものをご紹介できればと思います。

喫茶店アポニー
〒794-0024 愛媛県今治市共栄町2丁目2-58 共栄町ビル2F
TEL:0898-32-3807
Twitter @ ap_noki

里山スタジアム建設現場へ

過去の記事でもご紹介した、FC今治の運営会社である株式会社今治.夢スポーツのオフィスで今後の××××(ピー)についてのお打合せ。

これからの今治での新しい取り組みについて、あーんなことやこーんなこと・・・フフフ。
言いたいけど言えない(涙)。しかし、「すごい」「面白い」ことを考えております。乞うご期待です。

その後、現在建設中の里山スタジアムの見学をさせていただきました。

サッカーファンの私としてはサッカー専用スタジアムに行くだけでも上がるのに、まさか建設中の現場を見学できるなんて・・・興奮はMAX。

油断すると躓いて転んだり、現場を破損させたりして建設中の皆様に迷惑をかけそうでしたので、人がいないところ、足元が安全なところを見ながら歩きます。変な汗をかきながら心ゆくまで見学しました(笑)。

建設担当の方が事細かに「この場所は選手のロッカーになる予定」「ここから選手が入場するので観客席からの見え方を考えた設計になっている」などスタジアムが完成していく過程を説明してくださいました。

フィールドは天然芝の準備段階で、ちょうど種を植えたところで、ここから夏にかけて育っていきます。来年にはサッカーができる環境に育てないといけないので、準備が非常に大切とのこと。

スタジアムの設えが良くても、ファンサポーターの方は選手のプレーを見に来ます。選手を彩るのはユニフォームやスパイクもありますが、フィールドを美しく彩る芝の存在がいかに大きいかを感じました。

実際にサッカーを見に行ったことのある方は分かると思いますが、サッカー観戦で入場手続きを終えて客席に入りピッチを見渡す瞬間は感動するシーンの一つです。里山スタジアムは客席からピッチまでの距離も近く、美しい街並み・海・山が一望できるロケーションもあり、沢山の方に愛される場所になると実感できました。

スタジアム周りのスペースも色々な施設が建設予定で、画像は石積みをFC今治のスタッフも実際に体験した際のもの。一日かけても数メートルしか進まない過酷な作業だそう・・・。地域の文化に沿った場所作りが進められています。

来年1月に完成予定です。

今治タオルメーカー 藤高タオルさんへ

今治二日目の午前中は今治で現存するメーカーの中でも古い歴史を持つ藤高タオル​​さんに。
ご好意で工場見学をさせていただきました。

記念に写真を1枚。この移動着、僕も欲しいです(笑)

株式会社藤高代表の藤高 亮(ふじたか あきら)社長がアーバンリサーチが手がけているFC今治の選手用移動着でお出迎え。藤高社長のインパクトのあるユニークな登場で、終始非常に和やかな空気のなかお話しさせていただき、いろいろな情報交換ができました。

藤高タオルは今治では珍しい染色から完成まで一貫生産をされています。
工程はこのような感じです。

1. 綿花 (糸に合う原料を選ぶ)
2. 染色 (染料を調合し糸を染める)
3. 整経 (糸を整え織る準備をする)
4. 製織 (織機を操りタオルを織る)
5. 企画 (図案作成やタオルの設計)
6. 後洗い (糊をぬき風合いを出す)
7. 縫製 (タオルを縫製しタグ付け)
8. 仕上げ (丁寧にたたみ箱詰め)

今回は「綿花」「企画」以外の工程を見学。キャリアのある従業員の方も多く、どの行程も丁寧に仕事を進められています。

縫製工場などは見学したことがありましたが、タオル工場は初めて。タオル独自の風合いを出すための細かな調整や工夫を伺い、知らなかったことも多く、今治タオルというブランドの魅力を更に深く知ることができた気がしました。

その後オフィスで今後の取り組みの話などをして(最後にオススメのご飯屋さんも教えていただくなど)、さらに今治について知り・考える濃い時間となりました。

株式会社 藤高
〒794-0026 愛媛県今治市別宮町3丁目5-16
TEL 0898-32-5100 / FAX 0898-31-2210
https://fujitaka.co.jp/

FC今治関係者様限定のイベントを開催

藤高タオルさんとの打ち合わせ後、午後からはイオンモール今治新都市の「イオンホール」をお借りして、FC今治の関係者様などをお招きした限定イベントを開催しました。

愛媛県内にはアーバンリサーチ系列のお店がないので、普段は現地の方に見ていただくことができないアーバンリサーチの商品や取り組みについてなどを紹介。これまでプロジェクトでお世話になった地元の企業の方やチーム関係者など、たくさんの方に来場いただきました。

午後から半日だけの実施でしたが、「いつもはオンラインストアで購入していたので実際に手にとって商品が見られて嬉しい」「今治にもお店があったらいいのに」というようなありがたいお声が。アーバンリサーチのことを知っていてくださる方との意見交換の場にもなり、普段では直接聞くことのできない貴重なご意見をいただける場となりました。

「それでは明日の試合で会いましょう!」と、この会場で会えた方とのこれまでに経験のなかったコミュニケーションに喜びを感じながら、その日は撤収し二日目のミッションを終えました。

いざ、伊予決戦へ

今回出店した、第11節 6月5日(日)伊予決戦(愛媛FC戦)ではチケットが完売。前日の地元のニュースでも特集が組まれるなど町全体の盛り上がりを直に感じます。
前回より出店ブースも多く、催しやゲストの方も豪華です。

当日は生憎の雨でしたが、FC今治のチームカラーの青と、愛媛FCのチームカラーのオレンジを身にまとった、各々のファン・サポーターの方が入り乱れて場内は熱気で溢れており、「雨なんて関係ない」と言わんばかりの素晴らしい空気を生み出していました。

今回で3度目のブース出店。過去2回の経験やサポーターの方の意見を参考にスタッフ内で「何を持って行ったら喜んでもらえるか?」と話し合いながら、商品のセレクトやレイアウトを考えました。

毎回来てくださるサポーターの方もいて、少しずつアーバンリサーチがFC今治のサポーターの方に知っていただいていると実感しました。

雨がなかったらもっとゆっくり見てもらえたのにな。と少しだけ残念な気持ちもありながらキッフオフまでの時間を楽しんでいただきました。

キックオフ後、試合を見せてもらう時間もあり、バディの宮とワクワクしながら試合観戦。満員のスタジアムは圧巻で、ありがとう夢スタジアムのボルテージも最高潮です。

声を出しての応援が難しいため当日配られた応援クラッカーや拍手などの応援で選手を鼓舞します。
序盤から熱い試合で試合も大盛り上がり。準備のため途中で離席しますが、最後まで見たかったなー。と後ろ髪を引かれながらブースに戻りました。
試合は2−0でFC今治の勝利という結果でした。(出店した試合では勝ってほしい。という気持ちが強いので内心ホッとしました(笑))

無事にブース運営も終了。今回は二日間の出店で沢山の方と意見交換ができたことが一番の喜びでした。
一人ひとりにこのプロジェクトについての説明や、アーバンリサーチという企業がどんな思いで今治で活動しているかが少しづつ少しずつ伝わればと思います。

ご来場いただいたファン・サポーターのみなさま、関係者の皆さま、ありがとうございました。

次は秋でしょうか。大きめのプロジェクトが進行中です。
その話はまた次回です。

今回お気に入りのバディ宮の写真
PROFILE

大家孝文URBAN RESEARCH DOORS ブランドPR

ブランドのPRのあれこれと、さすらいの盆栽ワークショップ講師をしています。
娘の成長とサッカー・総合格闘技が気になる41歳、今が旬。

page top