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FASHION MAR 23,2021

3月で15周年を迎えた アーバンリサーチ ドアーズの旗艦店・南船場店がリニューアル
ドアーズが考えるこれからの「ここちよい暮らし」


アーバンリサーチ ドアーズ 南船場店が新しい提案を始めます。

アーバンリサーチ ドアーズ 南船場店は2006年3月にオープン。
誕生して15年という節目の年を迎えました。

ブランド発足以来4店舗目の出店となった南船場店は、それまでに出店した茶屋町店・ダイヤモンドシティプラウ堺北花田店(現・イオンモール堺北花田店)・くずはモール店とはイメージを一新。
陶芸の里である栃木県益子を本拠地にストア、コーヒーショップ、ギャラリーなど多岐に渡り展開しているstarnetと、現在のアーバンリサーチ ドアーズの基盤となる「ここちよい暮らしの提案」への取り組みが始まりました。
それがアーバンリサーチ ドアーズとってのターニングポイントとなり、その後全国各地に店舗展開していくことになります。

丁寧でここちよい暮らし

作り手の思いが感じられる丁寧な仕事。時代を超えて愛されるシンプルで長く使えるデザイン。「着る・食べる・住む」という日々の暮らしを内面から心地よくしてくれるアイテム。
南船場店では、そんな思いを込めて商品を大切に取り扱ってきました。

陶器や磁器などの食器を中心に、木工やガラスなど日本各地の素晴らしい作家の作品が店頭に並びました。セレクトショップとして当時では珍しい食品の販売もいち早く始めました。
週末には「DOORS GARDEN MARKET」というマルシェを店の軒先で開催し、野菜農家さんの新鮮な野菜を販売したり、夏はかき氷を販売するなど季節を体感していただけるような取り組みも始めました。

メインであるお洋服はドアーズでも南船場店でしか取り扱いのないインポートやハイブランドの商品が並び、それまでのカジュアルなイメージと比べて、洗礼された新しい提案となりました。

気づけばたくさんの方との繋がりが生まれ、たくさんの方に親しまれるお店へと成長しました。
南船場店はドアーズの旗艦店として、商品やイベントをスタッフのフィルターを通して丁寧に伝えていくことを大切にし、ご来店いただいたお客様の「ここちよい暮らし」を今も提案しております。

南船場店の新しい提案

2019年9月に株式会社アーバンリサーチとして初の試みとなる宿泊滞在型施設「TINY GARDEN 蓼科」がオープンしました。
長野県茅野(ちの)市内、蓼科(たてしな)湖畔に、キャンプ・ロッジ・キャビンの3タイプからなる客室と温泉やカフェ、ショップなどが併設した滞在型の宿泊施設を構え、アウトドアとともにあるライフスタイルを発信しています。
ドアーズとも親和性が高くブランド発足以来培ってきたアウトドアの背景も加味されている施設です。

2021年3月、南船場店はそのTINY GARDEN 蓼科の魅力が体験できる空間へとリニューアルいたしました。

今回のリニューアルのメインとして2階フロアを「アウトドアフロア」に一新。
デザインや機能にこだわったアウトドアブランド「EKAL」やpatagonia・THE NORTH FACE・Snow Peakなど人気ブランドのアパレルライン(メンズ・ウィメンズ)をメインのフロアに、テントや焚き火台・ランタンなど本格的なアウトドアギアも多数取り揃えます。
店頭には知識が豊富なスタッフを配置し、よりお客様のニーズに合った提案ができるようになりました。

また、南船場店ではファンも多いScyeやAURALEEなどの人気アパレルブランドも引き続き健在。
フロアを移動・一新させることでこれまでとはまた違う楽しさを持つ店舗へと生まれ変わりました。

ブランドの魅力が凝縮した1階フロア

1階はウィメンズと生活雑貨・食品・家具・本・植物などライフスタイルを提案するフロア。
これまで同様に作家の作品や南船場店だけのセレクトアイテムは展開。
季節に応じて提案を定期的に変えながら、作りての思いが込められた素敵な商品が並びます。

店先や店内に並ぶ植物や植栽は植木屋GREENPLAZA21さんが季節や南船場店のイメージに合わせて選んでくれたものを販売。
植物に合った育て方や水やりのポイントなどもその場で説明を受けることが可能です。

1階奥はウィメンズフロア。

COSMIC WONDER・Scye・GALLEGO DESPORTESなど人気のブランドを揃え、その他、南船場店にしか取り扱いのないインポートブランドやハイブランドの商品が並びます。

さらにsiiwaやかぐれ、White Label by URBAN RESEARCH DOORSに加え、これまで取り扱いのなかったFORK&SPOONを展開するなど、アーバンリサーチ ドアーズのブランドコンセプトを体現したフロアとなっています。

サステナブルプロダクトフロア

廃棄衣料をアップサイクルしたサステナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost(コンポスト)」。
そんな同ブランドの世界観を伝える場として、2Fフロアの一角を製品の生産を行う空間を来店者が直接見学できるオープンスペースに。廃棄衣料がアップサイクルされ、循環型のプロダクトに生まれ変わる過程を、体験を通じて共に学んでいただけます。

魅力ある店舗スタッフ

これまで15年間、数々のスタッフがフロアに立ちました。
現在の責任者、中辻(なかつじ・写真左)はオープンから数えると10代目の店長となります。

彼のトレードマークであるSASSAFRASを身に纏い、日々、店内を上から下へと駆け回り、いつまでもここちよいお店であり続けられるようにと店舗スタッフたちと日々励んでおります。

そんな中辻が店長として大切にするのは
“南船場店の魅力と役割”を理解して働くこと。

「南船場店はドアーズの歴史とともに時代の変化に少しずつ形を変えながらも、ドアーズのコンセプトショップとして15年間ずっとこの場所に在り続けています。
南船場店でしかない品揃えや隣接するキュレーションスペース、DOORS HOUSEでのイベントなど、お客様の元へとお届けできる「モノ」やワークショップ、マルシェなどを通して、体験することで生まれる感動などの目には見えないものをお届けできるような「コト」を発信していくことが何よりの魅力だと考えます。
ブランドが考える取り組みを南船場店のスタッフからお店へ足を運んでくださったお客様に丁寧に伝えることが大切な役割です。」

暮らしに寄り添うモノやコトがアーバンリサーチ ドアーズにはあります。
思い立ったら、「DOORSに行こう!」「あの人に会いに行こう!」と、そう身近に思っていただけるようなお店作りをしていくことが彼の目標です。

もうひとり、南船場店には名物スタッフがいます。

9代目店長の岡(おか)。
現在は隣接するキュレーションスペースDOORS HOUSEの店長とcommpostのディレクション、最近ではDOORS HOUSEの屋上で畑を始めたりと、多岐に渡る活躍をしています。

岡は南船場店のこれからをこう考えます。
「お客様がお店に足を踏み入れてくださった際に、お洋服に詳しい…ということだけに留まらず、お客様が何か新しいことの「気づき」や「きっかけ」として初めの案内役になれるようにしていきたい。
私たちが発信していくモノやコトに対して、多様性のあるスタッフがそれぞれの分野で実際に経験し学ぶことで案内役を担いながら、ドアーズだから知ることができた!というような、知らなかった物事と向き合える時間をお客様と共有していくことが重要では、と考えます。」

ドアーズが考えるこれからの「ここちよい暮らし」

ここちよい暮らしと言っても、時代や受け取る人によって捉え方は変わり続けます。
私たちができることはお客様の声に耳を傾け、ご来店いただいたお客様に満足していただくこと。
そしてお客様から受け取ったメッセージや刺激を、しっかりと店舗に還元しつづけていけるよう日々取り組みつづけます。

気持ちを込めて作られた価値あるものたちを大切にしながら、「着る・食べる・住む」という日々の暮らしを内面から心地よく感じてもらうために、アイテムに込められた思いを伝える橋渡し役として「新しい価値観へのドア」を開く案内役として、日々の暮らしの中で大切なものをお客様と一緒に見つけていきたいと考えています。

URBAN RESEARCH DOORS 南船場店
〒541-0059 大阪府大阪市中央区博労町4-4-6
TEL:06-6120-3270
営業時間:11:00〜19:30
※ 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業時間を変更しております。

南船場店インスタグラム
doors_minamisemba

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