“贈る”時間 〜 Enjoy the time to choose a gift. 〜
見上愛さん編

※撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえでインタビューを行っております。

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KBF ラフォーレ原宿店
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前1丁目11−6 ラフォーレ原宿 4F
TEL：03-5771-6538

今回ギフトを選ぶのは見上愛さん。TBSテレビ『恋はつづくよどこまでも』、NHK『きれいのくに』、映画『キャラクター』などの話題作でも一際目を引く彼女は、2019年にデビューしたばかり。高校時代から演劇部に所属し裏方として演出を学び、今でも「初心を忘れず、多くの役に挑戦して成長し続けたい」と語る彼女が、学生時代からの親しい仲だという同性の先輩に向けて、とっておきのギフトを選びにきてくれた。

「プレゼントを贈る時は、ネットである程度の目星をつけてから何軒もハシゴしたりして、時間をかけて選びます。今日もこれだけたくさんアイテムがあると悩んじゃうかもな」そう言いながら、すっかり秋めいたアイテムが並ぶ店内を眺めていく見上さん。今回ギフトを送るのはどんな相手なのだろうか。

「ひとつ年上の先輩ではあるんですけど、気負わずなんでも話せる親友みたいな人。私がこの仕事を始める前から仲が良くて、環境が変わった今でも月に一度は会う仲ですね。誕生日が近いので、就職祝いも兼ねたギフトを探しに来ました。彼女の雰囲気にぴったり合うアイテムが見つかるといいな」

「KBFはシンプルだけどちょっと変わったアイテムがたくさんあるから好き。プライベートでも結構買いにきます」
作品ごとに違った印象を残す見上さんは、役に限らず幅広い衣装をも着こなし自分に落とし込むまさにカメレオン女優。20歳の等身大の彼女のファッションについても聞いてみた。「よく行く古着屋の店員から“役者だったら普段からいろんな服を着た方がいいよ”って言ってもらったことがあって、全くその通りだなって思ったんです。だからそれ以来、これ！と決めずにいろいろなジャンルのファッションを着るようにしています」

気になるアイテムは試着して着心地をチェック。シンプルな黒のコートは裏返せば総千鳥柄になるリバーシブル仕様だ。「可愛い！街でよく見かけるおしゃれさんって感じ（笑）つい私も欲しくなっちゃうアイテムばかりだな」と茶目っ気たっぷりにアイテムを吟味。相手のためのギフト選びだけど、自分が楽しむことも決して忘れない。

就職祝いや誕生日などのお祝い事に合わせてよく友人や家族にプレゼントをあげるそうだが、どんなものを贈るのだろうか。「おすすめの書籍をあげることもあれば、肌荒れに悩む友人にスキンケア用品をあげることも。だけど洋服を贈ることが圧倒的に多いです。その人をイメージしやすいというか、よく知る人だと特に“これ似合いそうだな”って着ているところを想像できるから選びやすいんですよね。靴などの小物をあげるときもありますが、そういう時はしっかり事前にリサーチします。“その靴可愛い！靴ってサイズ難しくない？それは何センチ？”みたいに（笑）」

そんな贈り物上手な彼女が、今までで一番印象に残っているプレゼントの思い出とは。「兄から、誕生日にオーダーメイドの革靴をプレゼントしてもらったのは嬉しかったですね。20歳になる節目の誕生日だったというのもあると思うんですけど、普段あまり喋らないシャイなタイプの兄がプレゼントをくれたのが嬉しくて、とても印象に残っています。自分の足をきちんと測って作ってもらった革靴だから履き心地も良くて重宝しています」

店内を端から端までじっくり吟味した上で最後の候補となったのは、淡いピスタチオグリーンのワンピースと、袖のフリルがアクセントになっているデニムワンピースの二つ。個性たっぷりなKBFの商品の中からふるいにかけたとっておきのアイテムなだけに、見上さんのチョイスもここに来てますます慎重に。「グリーンのワンピースは優しい雰囲気の彼女が好きそうな色。でもデニムのワンピースもすごく使いやすそう」真剣に選ぶ彼女の顔を見ると、一つのプレゼントにかけるこだわりをひしひしと感じ取ることができる。

「とても迷ったけど、これにします！」と手に取ったのはグリーンのワンピース。
「頭の中で相手が着ている姿を想像してみたのですが、しっくり来たのがこっち。グリーンは彼女が好きな色だし、優しくて柔らかい雰囲気にもぴったり。喜んでくれるといいな」

包装されたギフトを手に、「あげるのが楽しみ！」とワクワクした表情の見上さん。どんな関係性であれ、自分のあげたギフトで人を笑顔にできるのはとても素敵なことだと改めて気付かされる。どんなものでも、自分で買うよりも何倍も価値のあるアイテムになることだろう。
あなたも、いつもお世話になっているあの人に、大好きな親友に、家族に、普段の感謝の気持ちをギフトに乗せて贈ってみては？