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FASHION FEB 08,2022

人気スタイリストが提案する、“さりげないトレンド”が満載なスニーカースタイル!
【メンズ編】

アディダスの数ある名作スニーカーの中でも、スタンスミスやスーパースターなどのモデル同様に定番とされるキャンパス。そんなお馴染みの一足をアーバンリサーチとアーバンリサーチ ドアーズがそれぞれ別注した話題作がついに発売!

前回の座談会企画に続き、本編ではメンズ・レディースそれぞれの分野で活躍する、人気スタイリストによる旬なスタイリングをご提案。これから迎える春の季節に向けて、すぐにでも真似したいコーディネート術は必見だ!

まずメンズ編では、さまざまなファッション雑誌やブランドのカタログなどでも活躍中の片貝俊さんが登場。スタイルを問わずに参考となるコーディネートと共に、そのポイントとなるコメントもお届けします。


> 座談会「普遍的だからこそ、新鮮に感じられる。大人顔に生まれ変わった、URBAN RESEARCHとDOORSによるアディダスの“CAMPUS”」

※撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえで取材を行っております。

片貝俊さん
2008年にスタイリストとして独立し、メンズファッション雑誌やブランドカタログ、広告など幅広い分野で活躍しながら、近年は俳優などへの衣装提供も行う。ポップなカラー使いやキャラクター性のあるスタイリングに定評があり、時代性を捉えたベーシックなスタイルが持ち味。

<アーバンリサーチ>

1. 抜け感のある上品セットアップのハズしに適役!

スニーカーといえど、ベーシックなデザインとカラーであれば、脱カジュアルを狙った着こなしにだってしっかりと馴染んでくれる。それが落ち着きのあるグレーをベースにした、品のあるヌバック素材であるなら、なおさらのこと。例えばジャケットとスラックスの共地のセットアップを選べば、カジュアルな印象のキャンパスも一気に大人顔へと昇華してくれるはず。

「セットアップで合わせる場合は、タイドアップなスタイルというよりは、ジャケットはノーカラーくらいのカジュアルなデザインがちょうどいいですよね。足元のスニーカーと合わせて抜け感を演出できますし、インナーのシャツとのレイヤードもいつもとは違った表情を楽しめます。ただカジュアルに崩しすぎることなく、スラックスにはきちんとセンタークリースが入っているのもポイント。そのバランスが大事なんですよね」

シックな雰囲気を漂わせるブラックカラーのスラックスは、大人っぽくジャストサイズで合わせたい。その洗練されたムードに、スマートなキャンパスがよく似合う。

2. トレンチカジュアルが、より大人っぽく!

トラッドの代名詞でもあるトレンチコートは、カジュアルなアイテムと組み合わせることで、気取らずラフな印象に変わる。ワイドシルエットなブルーデニムと合わせて、カジュアルダウンさせるのが今季らしい。

「春の季節はライトアウターが活躍しますが、今季はトレンチコートが新鮮な気分の人も多いのではないでしょうか。ただ意外と合わせるアイテムで悩む人も多いと思うんですが、個人的にはデニムとの合わせがオススメ。コートの長さもミドル丈くらいを選ぶことで、よりカジュアルになるので、バランスも悪くない」

90年代的な着こなしを彷彿とさせるブルーデニムとキャンパスのコンビ。あえてクラシカルにロールアップせず、ややゆとりのある丈感で合わせるのが今季らしい。

3. 主役のカラーニットを引き立てる、名脇役に!

春らしさを意識するなら、ビビッドなカラーのアイテムを一点投入するのが正解! 着こなしも気分も晴れやかになること間違いなし。あとはシンプルなベージュのスラックスやグレーのスニーカーでバランスを整えれば、まとまりのある着こなしに。

「メンズだと敬遠しがちなピンクって、実は周りと差をつけやすいアイテムでもあるんです。蛍光色というよりは、深みのあるカラーリングが今季は断然トレンドライク。Vネックを選んでシンプルな白Tシャツと合わせるだけで、こなれて見えます。トップスが派手な分、ベーシックなスニーカーがしっかりと引き締め役にもなってくれているんですよね」

裾までワイドシルエットなスラックスから覗くスニーカーのさりげない主張がポイント。ベージュとグレーの配色も好相性で、全体のスタイリングの引き締め役としても機能してくれる。

<アーバンリサーチ ドアーズ>

4. 小技を効かせるストリートスタイルと相性抜群!

【別注】adidas×URBAN RESEARCH DOORS CAMPUS 80S ¥13,200 (税込)
SCREEN STARS アップリケTEE ¥6,600 (税込) ※2月中旬発売予定
DOORS ベーシックL/S TEE ¥3,960 (税込) ※2月中旬発売予定
DOORS リップストップミリタリートラウザー ¥9,350 (税込)
MU-TECH Nylon Hat ¥4,400 (税込) ※2月上旬発売予定

カレッジ風のロゴが印象的なロングスリーブシャツに、グレーのカーゴパンツを合わせたストリートテイストな着こなし。街に遊びに行くときや、休日を過ごす際にはぴったり。サイジングはいつもより大きめに合わせるのがポイント!

「タウンユースな着こなしにこそ、キャンパスは合わせたくなりますよね。そんなときはロゴ入りのロンTにカーゴパンツくらいのシンプルでラフなスタイリングが最適。それだけだと少し物足りない人は、ロゴとの色を合わせたニットやシャツを肩掛けして、ハットなどの小物でアレンジを効かせるのも選択肢のひとつ!」

ドローコードで絞った裾のおかげで、よりスニーカーが際立つスタイリングに。スポーティな雰囲気を意識しつつ、トーンを合わせたカラーマッチングも抜群だ。

5. ベーシックな街着を、洗練された着こなしにアップデート!

同じように街着としてスタイリングを組む場合でも、ステンカラーのコートを主役としたら、その着こなしの印象もグッと変わる。ただし、コートの場合もスウェットにイージーパンツやラフな要素を加えるバランスを意識することが重要だ。

「グレーのスウェットにブラックのイージーパンツ。なんの変哲もないラフな着こなしは、もちろんリラックス感があってよいんですが、それだけだと春には少々味気ないですよね。そこで万能アウターでもあるステンカラーのコートが活躍してくれます。さらっと羽織るだけで、インテリジェンスにも見えるし、どこか洗練された印象も与えてくれます」

機能素材を採用したイージーパンツは、スマートなサイズで合わせて、アイボリーのキャンパスを引き立てる。コートスタイルの時には、あえてルーズに見せず、都会的な雰囲気を意識してみよう。

6. 都会的なアウトドアルックにもよく馴染む!

ポケットを多数配備したフィールドジャケット。アウトドアシーンから生まれた同作も、もちろんタウンユースで愛用できるアイテムのひとつ。その一例として、アウターの色をベースに合わせるアイテムをアースカラーで統一すれば、どこかこなれた印象に。ボトムスにあえてスラックスを選んでいるのも新鮮に見せるポイントだ。

「アウトドアライクなジャケットは、そのままコテコテにするのではなく、今年はスラックスなどのトラッドなアイテムと合わせて、一捻りきかせたいところ。街でも違和感なく落とし込むためにも、優しさを感じるアースカラーでまとめて、全体をマイルドなムードに見せるのが大事。アースカラーって万能カラーなんですよね」

ジャストな丈感のスラックスから覗くソックスは王道なホワイトソックスを合わせたい。ブラウンのスラックスとスニーカーの配色を繋ぐ役割を担いながら、スニーカーの存在感もしっかりと引き立ててくれる。

CAMPUS 80s EXCLUSIVE for URBAN RESEARCH

【別注】adidas×URBAN RESEARCH CAMPUS 80S ¥13,200 (税込)

アッパーは、通常スエード素材を使用するところ、シボ感のないしなやかなレザーで仕上げ、スリーストライプスにはソールカラーに合わせたグレイッシュなホワイトカラーのヌバック素材を採用しています。また80年代に展開された「CENTURY」というレザーアッパーのモデルにもインスピレーションを受け、細身の木型が「CAMPUS」を大人顔に仕上げています。

CAMPUS 80s EXCLUSIVE for URBAN RESEARCH DOORS

【別注】adidas×URBAN RESEARCH DOORS CAMPUS 80S ¥13,200 (税込)

オリジナルCAMPUSの80年代スタイルを踏襲した木型やソフトなスエードアッパーに、一から色出しを行ったニュアンスカラーの「Alumina」を採用。 アウトソールやライニング、スリーストライプスも異素材のワントーンカラーで仕上げ、エンボス仕様のCAMPUSロゴも相まってスタイリッシュな雰囲気を醸し出します。全てをトーナルであえて揃えずにヒールにはホワイトを採用し、別で付属しているホワイトのコットンシューレースとリンクすれば、春夏らしい抜け感のある表情へも様変わりします。

Photo/Takuro Shizen
Edit & Text/Yuho Nomura

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