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FASHION MAY 07,2020

リアルタイムで参考にしたい。ショップスタッフの春スタイリングを拝見

店頭に立って、ファッションセンスを磨くショップスタッフは、まさに“おしゃれの教科書”。トレンドを巧みに取り入れて自分のモノにするテクニックは刮目に値します。


日々トレンドに触れるショップスタッフに、着こなしを学ぶ

新しい服を買い足しても、似たようなアイテムがクローゼットに並んでしまっていることはありませんか? 好みがあると、得てして買うモノの傾向が似通ってしまうもの。それを打開するには、人の着こなしを見て自分のスタイリングに取り入れるのが最短ルートです。店頭に立って接客し、日々リアルなトレンドに触れているショップスタッフの方のスタイリングからならマンネリを脱却できる効果的なヒントが見つかるかもしれません。派手色の取り入れ方、レイヤードしたときの丈感のバランスなど、ぜひ参考にしてみてください。

明日から真似したい、スタイリングサンプル集

年を重ねると、ファッションの傾向やアイテムの選び方は凝り固まってしまいがち。「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがありますが、服装にも相通ずるところがあります。店員さんのコーディネートを見て「いいな」と思うテクニックや色使いがあればぜひ挑戦を! きっと新しい自分に出会え、新鮮に感じられるはずです。

着こなし1
白の比重を大きめに。フレンドリーシックなワーク&ミリタリー

アメカジ復権の潮流でワークやミリタリーに再び視線が集まっていますが、カーキやベージュといった定番カラーを身に纏うと、男らしさが前面に出てしまいます。ミリタリー由来のCPOジャケットも本来なら武骨さが際立つトップスですが、『サイ』×『アーバンリサーチ』の盟友同士の共作は生成りのエクリュカラーで柔和な雰囲気が醸し出されています。ペンキを散らした白のペインターパンツを合わせてクリーンな中に遊び心を散らしているのも洒脱です。

着こなし2
上下で丈のバランスに気を使ったアーバントラッドの好例

昨今ビッグシルエットが文字通り“幅を利かせて”いましたが、ひと頃の勢いが落ち着き、体型に沿うスリム~ジャストなサイジングが日の目を見るようになりました。ビッグシルエットはただ単に大きい服を着ればサマになりましたが、ジャストサイズで差をつけるなら丈感に気を使うのが鉄則。こちらは丈短めの『サニーレーベル』のスイングトップを選び、パンツも靴が映えるクロップド丈をセレクト。トラッドテイストもおじさん臭く見えません。

着こなし3
高難度のタイダイ柄を色使いでモダンにマッシュアップ

柄モノが脚光を浴びる今シーズンでも、特に注目したいのがタイダイ柄。しかし、着こなしの難易度も高いのが悩みの種です。同柄はヒッピーテイストが強く、コンサバやきれいめなスタイルとは相性が悪いためですが、トーンを抑えた『サニーレーベル』のシェフパンツはタイダイ初心者も手を出しやすい1本に仕上がっています。ビビッドなレモンイエローのカットソーや白のショートジャケットで春らしくポップに味つけ。黒のシューズや被りモノで引き締めることも忘れずに。

着こなし4
手数の少ないコーディネートこそ、サイズと素材感で差をつける

シンプルなスタイリングで差をつけるカギとなるのが、あえてのちょっとした“違和感”。サイジングだったり、素材感だったり、奇抜になりそうな手前で留めるのがおしゃれに見える第一歩です。一見ベーシックに見える『ワーク ノット ワーク』のノーカラーシャツも、実は和紙が入っていてシャリ感とともに深みのあるブラックを生み出しています。ハンティングジャケットからヒントを得てつけられたポケットもポイント。手数は少なくとも、コーディネートに奥行き感を演出します。

着こなし5
ワークスタイルとインディゴ刺子ベストが相性の良さを見せつける

たっぷりとしたシャンブレーシャツワイドジーンズ、デニムハットを頭に載せた、いかにもワークなスタイリングの格上げに導いたのが『ワーク ノット ワーク』の刺子ベスト。刺し子とは、柔道着や剣道着に使われる日本古来の伝統的な刺繍です。厚手の刺子生地に藍染めを施しているので、長く着込むほどに褪せていき、良い味を生み出します。Tシャツ1枚に羽織るだけでも抜群の存在感を発揮。

着こなし6
アンクル丈パンツでトップス&シューズの引き立て役に徹する

「パンツの旬は丈感に表れる」と言われることがあります。裾にクッションがたまるフルレングスだったり、シューカットを美しく見せるジャストレングスだったりと時代によって変化しますが、今はボリューミーなスニーカーが流行っていることもありアンクルカットがトレンドです。量感のある靴と相性が良いのは言わずもがな、足元に抜け感が生まれてスタイルを軽く見せる効能もあります。『エカル』のクロップドジーンズはタイトフィットで、合わせる他のアイテムを引き立てています。

着こなし7
挿し色使いと素材感で変化を見せるブラックワントーンの巧者

簡単そうで意外と難しいのがブラックワントーンのコーディネート。黒の面積が大きいほど重く見えてしまいがちですが、こんな風にスポーティなナイロンハットや、『エカル』のコットン×ポリエステルのニットカーディガンで素材感をライトに見せると軽快感が加わります。コンバースのオールスターと蛍光ピンクのサコッシュが効果的なアクセントに。

着こなし8
春から夏への橋渡しに最適な服が“ベスト・オブ・ベスト”

春から夏への季節の変わり目。Tシャツ1枚では寒すぎるし、シャツを羽織ると暑く感じる……。さて、何を着ようかと思案するところですが、春から夏へのつなぎ役におすすめしたいのがベストです。『アーバンリサーチ ドアーズ』のベストはリネン素材で涼しげだし、首元がつまったクルーネックだからレイヤードにも好適。ベージュを選べば、白Tと色の差異がはっきり出なくてすんなりまとまります。ハットからシューズまでアーシーな色でグラデーションをつけたのも洒脱。

構成/TASCLAP編集部
執筆/名知正登

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