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LIFE STYLE&BEAUTY OCT 10,2021

教えてかぐれ先輩!
知っておきたい天然素材のケア方法


前回ご好評をいただいた“教えてかぐれ先輩!”のシルクインナーの記事。お目通しいただけたでしょうか?
なかなか聞けないからだの悩みや下着のこと。もしかすると密かに気になっていたことが解決するかも!
> 教えてかぐれ先輩!ゆらぎやすいからだとこころに寄り添うかぐれのシルクインナー

今回はかぐれ先輩企画の第2弾、冬本番になる前に知っておきたい天然素材のケア方法です。
ニットってモコモコしていて暖かいし、かわいいし、毎日着たいけれど、その度にお洗濯したほうがいいの? お洗濯しない日のお手入れ方法はどうすればいいの? シルクが入っている素材はハウスクリーニングしても大丈夫?
お手入れ次第でお気に入りのお洋服を長く着られる。そんな秘訣をかぐれ先輩がお悩み別に解決していきます。

肌に優しい天然素材を、肌に優しいお手入れ方法で、しっかりケアしていきましょう!
(環境にも優しくね!)

天然素材のケア方法に関する疑問、お悩み相談者と解説者

相談者

西川
前回のシルクインナーの座談会からシルク素材に目覚め、お手入れの仕方を日々模索中。
この冬はシルク混のニットも気になるので、長持ちする秘訣を知りたいな。

山口
日頃からきちんとケアを行い気を付けているが、さらに知識を広げるべく参加。
繊維のメカニズムなども知れたらいいな。

武谷
最近収納やお手入れに興味を持ち出したので、ちゃんとしたケア方法を知りたく参加。
自分に合った方法を見つけたいな。

解説者

井上
愛着のある服を長く着ることがモットー。いろいろなお手入れ方法を試し、今は服にも地球にも優しいシンプルなケア方法がしっくりきています。

毎日のお洗濯。お気に入りの服を長持ちさせるのって…

西川 前回のシルクインナーの座談会で、すっごくシルクがいい!ということが分かって、思わず全色買ってしまいました(笑)

先輩(井上) え!すごく嬉しい!
いい物って分かると、洗い替え用で何枚も持っておきたくなりますよね。
使用してみてどうでしたか?

西川 とても調子がいいです!とくにお尻がつるつるになってきて!
毎日愛用しているので、長く持つように手洗いはしているのですが、なるべくダメージをかけないお洗濯方法を知りたいです。

先輩 そうですよね、いいものだからこそ長持ちさせたいですよね。どんなお洋服も洗濯をするうえで一番大切なことは「しっかりと品質表示を見る」ことです。1つ1つマークの意味を理解すると、そのお洋服の扱い方が見えてきます。
普段はどんな感じで洗っていますか?

西川 シルクインナーは手洗い表記なのでシンクに水を溜めて手で洗っているのですが、時間がない時とかは蛇口からジャーっと直接手洗いしちゃうこともあります…

先輩 “手洗い”と表記があってもいろいろありますよね。とくにシルクは繊維の中でも繊細で柔らかいので、20度前後のぬるま湯に中性洗剤を溶かして、その中に浸すことで汚れを楽に落とすことができます。
水だと汚れが落ちにくく、落ちないと強くこすってしまい生地を傷つけてしまうかもしれません。そんな悪循環を起こさないためにも少しの手間を惜しまないことが大切ですよ! でも長くつけ置くことは素材には負担がかかり退色してしまうこともあるのでおすすめできません。あくまでも手早く!がポイントです。

西川 最近すこし毛羽立ってきたかなって感じていたので、忙しくてもぬるま湯に浸けるようにします!

西川 最近シルクの良さに気づいてから、コットンシルクとかウールシルクとか何かとシルクが入ってるものに惹かれてしまうのですが、その場合でもお洗濯は一緒ですか?

先輩 そうですね、基本的には品質表示の中のデリケートな繊維に合わせて選ぶほうがよいので、どちらも中性洗剤を使うことをおすすめします。ただしちゃんと品質表示で水がOKかの確認は忘れずに!

一概には言えませんが、綿100%の素材だと洗浄力の高い弱アルカリ性の洗剤を使っても生地の状態がさほど変化することはありませんが、シルクやウールはアルカリ性に弱く洗濯前の状態と変わってしまいます。それはシルクやウールなどの動物性の繊維は人の肌と同じくタンパク質で形成されているからなんですよ。

その点中性洗剤を選んでいただければ素材そのものを傷めることなく皮脂や汚れを分解してくれるので、私は洗える素材はすべて中性洗剤で洗濯するようにしています。おすすめはGREEN MOTIONのECO LAUNDRY LIQUID! この洗剤の洗い上がりを気に入っているので私は柔軟剤も使用していません。

GREEN MOTION ECO LAUNDRY LIQUID 500ml ¥2,860 (税込)

西川 柔軟剤を使用してないんですね! 私はいつも何気なく使用してました…

先輩 柔軟剤にはリンスのような役割があり、落としすぎたものを補うといった効果があるのですが、GREEN MOTIONの洗い上がりは落としすぎているイメージがないので、私はそれのみで洗っています。でも仕上がりの好みも人それぞれなので、使わないことをおすすめするわけではないですよ。私はなるべく洗濯時に使う洗剤を減らすことでなるべく自然に負荷がかからなければいいなということもあり使用していないです。

どちらにしても洗濯をすることでのダメージは避けられないので、一番は洗濯をする回数を減らすことが大切です。そのうえで洗濯するのであればできるだけダメージを受けない洗剤や方法を選ぶこと! そうすることで洋服本来の風合いを保つことができると思います。
動物性の繊維は人の肌と同じように考えればわかりやすくて、もともともっている油分を落としすぎてクリームで補填するのがよいか、そもそも落としすぎないほうが良いのか。“自分にとって何を重要視して選択するのか”が大切ですね。
洗濯もきちんと選択を!
なんかギャグみたいになっちゃった…(笑)

西川 私もきちんと選択します!先輩、名言ですね!(笑)

ニットの大敵・毛玉! どうすればできないの? できてしまった時のケアって?

山口 秋冬になるとよくお客様に「ニットを着た時バッグを肩掛けにすると、すぐに脇がモケモケしてきてしまって。どうしたらいいですか?」と聞かれることが多いです。
私はブラッシングや毛玉をカットするという対策をしているのでお客様にもそうお伝えしています。

先輩 しっかりケアされていますね。ニットの風合いを保つためにもブラッシングはとても重要です。
見た目で毛玉ができていなくても、埃や花粉などが付着している可能性があります。着用した日はまずブラッシングをして風通しの良いところにそのまま一晩干して毛並みを落ちつかせてからしまう方がいいですよ。

山口 先ほどのお話で「ウールやシルクは人と同じタンパク質でできている」とおっしゃっていたのですが、毛玉に対するケアも同じような考え方ですか?

先輩 そうですね、今度は髪の毛で例えて考えたら分かりやすいと思います。
人の髪の毛もブラッシングせずに洗ったり、寝てる間に摩擦で絡まったりしますよね。ウールのニットも同じと考えてみてください。毛羽立ったところに埃が絡まって、バッグなどの摩擦でさらに毛玉になってしまいます。
着た後にブラッシングしてあげると、毛並みが整って埃も落ちるので毛玉になりにくくなります。なので洗濯可能のニットもブラッシングでほぐしてあげてから洗った方が長持ちしますよ。

山口 たしかに…。髪の毛も洗う前や寝る時にブラッシングしなかったら、絡まったり枝毛にもなったりますね。

先輩 枝毛があると途中で切れやすくなって髪の毛がペタンと見えてしまうと思うのですが、ニットも繊維が絡まると途中で切れやすく、結果ボリュームが減ってせっかくのニットの風合いが変わってしまいます。
ニットに使う毛糸は紡ぐときに空気を含んでいるので編んだときにも柔らかいのが特徴です。逆に織物はギュッと固く紡いだ糸で形成していくので毛羽立ちも少なくフラットな仕上がりになるんです。

山口 たしかに、シャツはあまりならないですね。ニットの中でもカシミアはあまり毛玉にならないような…

先輩 実はカシミアも毛玉はできるんですよ。でも、糸自体が柔らかいので毛玉ができても知らないうちにポロッと落ちていて気づかないことが多いんです。
逆にポリエステルなどの化学繊維は糸が丈夫だから、毛玉が出来ても離れないぞ!ってその場にずっと居続けちゃう。機能性を兼ねた素材がたくさん出てきていますが、特性を理解した上で購入したいですよね。

①毛玉の発生 ②毛玉が集まる ③毛玉の形成 ④毛玉が取れる

山口 なるほど。洗濯の頻度や着る時のシチュエーションで素材を選ぶのも重要ですね!

先輩 本当にそうですね。購入する際には使うシーンを想像してみてどんな素材を選択するのかイメージすることが重要ですね。
1番良いのは毛玉にならないように日々のケアをしていただくことだけれど、どうしても出来てしまったら、引っ張って抜くように取ることや電動の毛玉取りは避けていただいて、ハサミで優しく1つずつ切り取る。もしくはブラシタイプの毛玉取りで取っていただくことをおすすめします。

お気に入りの服に穴が! 回避したい虫食いトラブル

武谷 私は冬服が好きなので、半年間眠っていたニットを出す時わくわくするのですが、以前広げてみると穴がポツンと開いていてとてもショックだったことがあります。しかもお気に入りの服だったんです…

先輩 彼らは上等なシルクやウールが大好物ですからね、よりによってという服が標的になることが多いんですよ。

武谷 虫食いっていつの間にか起こっているんですが、なぜ起こるんですか?

先輩 基本的には皮脂や汗が虫食いの原因になりやすいですね。
体感で汗をかいていなくて見た目に汚れがなくても、どこかしらに皮脂や汗、唾液などがついています。日々のお手入れも大切ですが、シーズンオフになって半年間しまい込む前のお手入れはとっても重要です!

シーズン中のお手入れはこまめなブラッシングと陰干しといいましたが、シーズンオフになる際には必ずクリーニング、もしくは洗濯をしてもらいたいです。見えない汚れもきれいに落としてから保管して、半年後にまたわくわくさせてもらいましょう。

武谷 久しぶりにお気に入りの服を見た時は、今年はどんな着方をしよう?ってわくわくしますもんね。そのためにもお手入れはきちんとしていきます!
保管するときはクローゼットの中にアロマブロックをおいてそれにKUSU HANDMADEのオイルを垂らして充満させているのですが、引き出し収納ではないので合っているのか分からず…気を付けることなどありますか?

KUSU HANDMADE

先輩 KUSU HANDMADEは“虫よけの木”と呼ばれるクスノキを使用している物なので、とても防虫に良いですね。オイルは天然のクスノキから抽出したカンフルオイル(=樟脳)なので、香りだけでも効果はあると思います。このブランドにはクスノキの端材から作っているエコブロックもあるので、虫に食われやすいニットをしまう際には一緒に入れると特に効果的ですね。さらにブロックにオイルを垂らすと半永久的に繰り返し使うことができます。使い捨てではないということで長い目で見て地球にもお財布にも優しいですよ。

武谷 すごく癒される香りで、エコだし、お財布にも優しいとなると一石三鳥!?ですね。

先輩 天然素材の服に天然由来の防虫効果のものを選ぶことは私にとってファッションを楽しむために大切なこと。心も体も気持ちよく過ごすために素材のことを知ることでよりよいお手入れをしていきたいですね。

かぐれの天然素材おすすめニット

> ウールシルクシリーズ

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