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FASHION AUG 15,2022

BUYER’S ReSEARCH Vol.5 men’s ver.
時代のムードを反映した、ニュースタンダード

URBAN RESEARCH25周年を記念したテーマ〝ReSEARCH〟に基づいた別注アイテム。Vol.5では、オーセンティックを越えたスタンダードなアイテムを提案する。


時代のムードを取り入れた今一番履きたいシューズ

adidas × URBAN RESEARCH
別注 スタンスミス ¥14,300 (税込)

〈adidas(アディダス)〉のスタンスミスといえば、1971年に誕生した誰もが知るテニスシューズの名モデルだが、URBAN RESEARCHでは、2022年A/Wコレクションに5度目となる〈アディダス オリジナルス〉とのコラボレーションを実現。2021年のS/Sで展開した別注カラーのグレーも、瞬く間に即完したコラボアイテムだ。そのときどきの時代のムードをエッセンスとして取り入れるのがURBAN RESEARCH流だが、通常は白色のイメージがあるスタンスミスに、今季も一から色出しを行い、試行錯誤のうえ誕生したのが、メゾンな空気感を纏うトープブラウン。2021年のモデルに続き、素材には地球環境に配慮した高性能リサイクル素材であるPRIME GREEN(プライムグリーン)を採用。デザインはアッパー部分のサイドロゴをなくし、80sを彷彿させる洗練された印象に仕上げた。トレンドのブラウン系コーディネートをより際立たせるべく、セットアップスタイルに加えて。またチノパンや、グレーの色味との相性もいいので、さまざまな装いに合わせて楽しんでほしい。ユニセックスでの展開なので、ジェンダーレスに愛用できる。カジュアルアップにもカジュアルダウンにも対応できる唯一無二のシューズだ。

デザイナーとのセッションから生まれたレザージャケット

Semoh × URBAN RESEARCH
別注 LEATHER JACKET ¥176,000 (税込) ※9月発売予定

2012年に誕生した〈Semoh(セモー)〉。“Homes”を逆さ読みしたブランド名には、多くの人が日常的に身につける衣服において、在宅時のような開放感と外出時のような緊張感の調和を探したいという想いが込められている。そんな〈Semoh〉の2022年A/Wの展示会で展開されていた新型のジャケットにバイヤーがひとめぼれ。「テーラードジャケットをベースに、〈Semoh〉で毎シーズン展開している馬革と組み合わせたら、非常にいいものができるんじゃないか」というひらめきから、今回の別注をオファー。デザイナー上山浩征氏とのセッションを繰り返しながら、肌馴染みがいいよう革を薄くし、ボタンまでレザーで包み込むディテールをかなえ、〝今〟の気分を反映する、一枚で主役級のジャケットが仕上がった。ハードなイメージがあるかもしれないが、〈Semoh〉ならではのミニマムさで、ドレスシャツにスラックスでエレガントにも、パーカーにワイドパンツでカジュアルにもどちらも楽しめる懐の深さを携えた。値段は決して安くないけれど、長く着続けて、自分だけの一着を育て上げる楽しみも内包している、一生モノの超スペシャルアイテムだ。

クラシックでモダンな、ユニセックスで楽しめるキャップ

New Era × URBAN RESEARCH
別注 940CS ¥5,280 (税込)

ストリートファッションのアイコンとして君臨している、1920年創業の帽子メーカー〈New Era(ニューエラ)〉。メジャーリーグ・ベースボール唯一の公式キャップメーカーとしても有名だが、それゆえに主張が強いのも現実。そこで久しぶりの〈New Era〉との別注でバイヤーが目指したのが、ブランドらしさを損なわず、きれいめにコーディネートに取り入れることができるキャップだ。モデルは、他とは一線を画すニュアンスを醸し出せる少しニッチな940をベースに、アジャスタブルできるように変更。素材は〈New Era〉定番のポリエステルギャバで、ロゴは昔のCOOPERSTOWNロゴを採用。サイズもインラインにはない展開に変更した。ロゴのサイズや展開カラーリングなど、クラシックな中にも、モダンさを内包した主張しすぎないデザインがかなったので、スウェットにデニムなどカジュアルに取り入れるもよし、ジャケットやセットアップなどのきれいめスタイルのハズしとして取り入れるのもよし。女性にも、ギフトとしても間違いない。

PROFILE

佐藤祐輔
URBAN RESEARCH MEN’S BUYER
Instagram @ yskjohn


URBAN RESEARCH
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urbanresearch_men(メンズアカウント)

> ReSEARCH URBAN RESEARCH 25th

BUYER’S ReSEARCH ARCHIVES

Vol.1 スタンダードだからこそ光る 細部に宿るこだわり抜かれたセンス
Vol.2 硬派な表情のなかにクラフツマンシップを秘めたアイテム
Vol.3 着る人それぞれのストーリーを紡ぐ
Vol.4 今年の夏、装いのキーワードは〝都会的ムード〟

Edit & Text/Shoko Matsumoto

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