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CULTURE TRIP SEP 29,2022

60mins Local Trip from TINY GARDEN 蓼科 ガイドブックにない3日間
Vol.9 紅葉の秋・2000m級の双子池ハイクと八ヶ岳ふもと旅

アーバンリサーチの運営するTINY GARDEN 蓼科のスタッフが編集部を発足! 施設を飛び出し、TINY GARDEN 蓼科から「移動時間60分以内」をテーマに、秋におすすめの滞在時間をご案内。


新宿から車でも、電車でも2時間半。長野県蓼科(たてしな)は9月に入り、心地よい秋の季節がやってきました。秋といえば・・・食欲の秋、読書の秋、そして“紅葉”の季節ですよね。TINY GARDEN 蓼科は八ヶ岳中信高原国定公園に位置する自然に囲まれた環境なので、移動時間60分圏内で色とりどりの景色に出会うことができます。2000mの山岳地から1000m前後の市街地まで、徐々に標高を下げながら9月下旬から11月初旬までの長い期間、広い範囲で紅葉を楽しめるのが特徴。地元在住スタッフならではの目線で、秋に訪れたい紅葉・ローカルトリップを紹介していきます!

※撮影時のみマスクを外しております。会話中はスタッフ全員がマスクを着用し、一定の距離を空けるなどコロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえで取材を行っております。

※2021年10月上旬に撮影した写真素材を利用しています。

2000m級の八ヶ岳・初物の紅葉を求めて双子池ハイキングへ

2000m級の八ヶ岳の山々の紅葉の見頃はおおよそ9月末から10月中旬。紅葉の季節は都会に比べて1ヶ月以上も早く訪れます。ちょっとしたハイキングでも朝晩は気温もぐっと冷えるので、しっかりと服装や山装備の準備をして臨みましょう。ご紹介するのはTINY GARDEN 蓼科から登山口まで車で約45分、2093mの大河原峠から双子山、双子池へと続く3時間の周遊ハイキングコースです。地元で人気のベーカリーでありTINY GARDEN 蓼科でもお馴染みの「カルパ」の店主とともに秋の紅葉コースを巡りました。

よく晴れた朝、7:30からスタート。登山道を20分進むと稜線に出て、あっという間に双子山へ。蓼科山をはじめ北横岳、佐久方面の浅間山など360°のパノラマを眺めて小休憩をして、そこから深い熊笹の道をゆるやかに下っていくこと約30分で目的地である双子池に到着します。双子池には雄池と雌池という2つの池があり、その間には山小屋双子池ヒュッテも佇んでいます。ハイキングの道中は八ヶ岳らしい穏やかで苔むした原生林から、シラビソ林と枯木帯のトレイルロード、眺望のいい草原の稜線歩きもできる贅沢なハイキングコースでした。

訪れたこの日は、双子池では紅葉のピークから1週間ほど早いタイミングになってしまいましたが、黄色や赤色、朱色に染まった森が水面に鏡面して幻想的に。その他にも自然が作り出す紅葉の景色はどれも新鮮で、個人的には緑深い樹木の森に雲ひとつない青空、そして一部真っ赤に染まったコントラストのある山並みが印象的でした。この時期の登山やハイキングは天候を見ながら無理せず、暖かい日中にのんびり過ごすのがおすすめ。当日も自然の表情に想いを馳せながら、カルパ店主が持ってきてくれたバケットに、スープとコーヒーを合わせたシンプルな山飯を楽しみながら、秋の1日を満喫しました。

1200〜1400mの蓼科エリアでアクセス便利なラクラク紅葉散策

アクティブに登山やハイキングをしなくてもTINY GARDEN 蓼科の周辺では気軽に紅葉に出会えます。施設のある標高1200〜1400mの蓼科エリアの紅葉はおおよそ10月中旬〜11月初旬が見ごろ。TINY GARDEN 蓼科の目の前にある蓼科湖も綺麗ですが、ご宿泊の方にいつもおすすめをしているのが車で10分でアクセスできる横谷渓谷。毎年県内外から多くの方が訪れる人気スポットで、横谷展望台からの眺めは圧巻。施設から歩いても、道中に渓谷の大小さまざまな滝とともに紅葉の景色を楽しむことができます。また運が良ければ、紅葉シーズン後半には蓼科湖から雪景色の八ヶ岳×もみじやカラマツの紅葉といったフォトジェニックな一枚を収めることができます。

左は蓼科湖から見る八ヶ岳、右は横谷渓谷(提供:ちの観光まちづくり推進機構)

平日は窓越しに紅葉を独り占め、キャビンを拠点に贅沢な時間を

夏休みの賑わったキャンプ場のイメージを持たれる方も多いのですが、TINY GARDEN 蓼科では年間を通じてリピーターの滞在が一番多いのが秋10〜11月初旬です。週末は混み合うことが多いので、秋の哀愁漂う紅葉のキャンプ場を味わいたいなら平日に滞在されるのがおすすめ。雨や気温の心配もなく滞在ができるキャビンを拠点に、2泊3泊と余裕をもって計画を立て、ゆったりと紅葉を楽しむ過ごし方をご提案しています。

秋に人気な客室はキャンプエリアにあるキャビン コンフォートCタイプ。古材のアップサイクルを行うリビルディングセンタージャパンにリノベーションを依頼し、断熱や左官も行い仕上げた環境に優しい宿泊棟です。キャビンなら、キャンプスタイルで屋外で焚き火やバーベキューをして過ごすことも、レストランで夕食をとって温泉につかってリゾート気分で過ごすことも。リモートワークもしながらワーケーションスタイルで長期滞在される方も多いのですが、旅行の目的やその日の気分で日常と非日常を行ったり来たりすることができるのがキャビンの特徴です。秋は1泊ではなく、2泊3泊とゆっくり滞在しながら自然の中に身を委ね、少しずつ五感がひらいていく時間を過ごしませんか?

▽連泊でお得に旅を楽しむ、ワーケーションプラン

【おすすめポイント】
・ 2泊以上で15%OFF → 3泊すると1泊分が無料に
・ ホテルタイプのロッジは全7部屋で人の密集や騒音もなく落ち着いた滞在が可能
・ キャンプエリアのキャビンは一棟貸しなのでプライベート空間を保った滞在が可能
・ モーニング、ランチ、ディナーの追加オプションも利用可能(ランチ以外は予約制)

> ご予約はこちらから

登山でご一緒した山好きの店主がいる天然酵母のベーカリー「カルパ」

TINY GARDEN 蓼科のモーニングやディナーで扱うパンを提供してくれている「カルパ」は地元でも言わずと知れた名店。季節を問わず、信州の丁寧で健やかな食に触れることができるお店です。ぜひ旅の前後でお立ち寄りください。

カルパ(TINY GARDEN 蓼科から15分)
長野県産の有機小麦と自家製酵母を使ったパン屋。長野県上田市にあるパン屋ルヴァンで経験を積んで2017年に独立。小麦・塩・水の3つの素材と酵母の力を引き出すシンプルで伝統的な製法で作られたパンは、食べ応えがあり朝食にも夕食にも食べたくなる健やかで旨味の詰まった味わい。大人にも子どもにも愛されるパンを求めてチェックアウト後にお土産として購入される方も多数。

住所:長野県茅野市湖東8777-1
TEL:0266-55-5386
営業時間:10:00〜18:00
定休日:日曜日・月曜日
HP:https://kalpa.theshop.jp/

60mins Local Trip from TINY GARDEN 蓼科 ガイドブックにない3日間

過去の記事もぜひご覧ください!

過去の記事はこちら
Vol.1 発酵する“上諏訪” まち歩き
Vol.2 八ヶ岳の白い森、山小屋のビーフシチュー
Vol.3 滑って、触れて、眺めて 親子で過ごすスノーバケーション
Vol.4 雨で潤う、原生林に広がる苔の世界
Vol.5 自然の中で遊び、学ぶ。子どもの記憶に刻まれる夏の思い出を
Vol.6 子どものスキーデビューを蓼科・八ヶ岳で
Vol.7 樹氷の広がる真っ白き森を巡るスノーシューハイク
> Vol.8 「諏訪富士」登山とメスティン山ごはん

TINY GARDEN 蓼科 – Camp, Lodge & Cabins –
〒391-0301 長野県茅野市北山8606-1(蓼科湖畔)
車で:中央道「諏訪IC」もしくは「諏訪南IC」より約30分
電車で:JR「茅野駅」よりバスで約30分「蓼科湖」下車後、徒歩4分 / タクシーで約25分

TINY GARDEN 蓼科 公式サイト
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Instagram @ ur_tinygarden

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