食のスタイルからカッコイイへ!
OTEMOTO for Ramen Lovers
JAPAN MADE PROJECT KUMAMOTO
“日本の地域はおもしろい”を合言葉に各地域で取り組みを行うJAPAN MADE PROJECT(以降JMP)。今回は、とってもフレッシュなアイテムがJMP KUMAMOTOから誕生するのでご紹介。OTEMOTO for Ramen Loversと銘打ったラーメン箸。そう、ラーメン専用のお箸というニッチさに惹かれてしまいます。“おしゃれは、おてもとから。”という、なんとも素敵なコピーが付けられたラーメン箸の誕生秘話を開発チームのみなさんに語ってもらいました。
ラーメン箸の企画人について。
今回のラーメン箸プロジェクトを実現させるために集まったスペシャリストたちの技術。竹のお箸にこだわりを持ち続けるヤマチクと、シリコーンゴムの可能性を探求するSING(シング)。そしてデザインはJMP KUMAMOTOのキーマンとして前回の記事でご紹介したBRIDGE KUMAMOTOの佐藤さん。今回は、熊本の有名店「九州熊本豚骨 味千ラーメン」に集まっていただき、絶品ラーメンに舌鼓を打ちながら、普段の活動内容やプロダクトについて聞いてみました。
— 本企画のお箸を製造しているヤマチクについて教えてください。
山崎 熊本県の北部にある南関町っていうところで、60年間、竹のお箸だけをずっと作り続けている会社です。お箸って漢字は竹冠じゃないですか。もともとは竹から始まっているという説があり、やっぱり竹は軽くて箸先がしなるので食べやすいんです。日本人は“いただきます”を大事にする民族なので綺麗にいただくとか残さずいただくっていうときに、そういう道具がすごく大事なんです。箸食文化って世界中にありますが、やっぱり日本のお箸は独自の進化みたいなのを受けていて、ただの棒じゃないみたいなのが日本の箸文化なんです。
山崎 ただ、時代とともに産業構造も変わっていき、今はもっと安く大量に生産される輸入木材のお箸とかプラスチックのお箸が市場の90%くらいを占めています。本来のルーツだった竹のお箸はもう消えつつあり、竹を切る人たちから材料を買い、お箸の形を作って塗装をしてパッケージまで全部自社でやれますというのは、日本ではうちだけになりました。お箸って日本の伝統文化面をしていますが、産業としてすごく空洞化していて、塗装やパッケージだけを日本でやってもMADE IN JAPANで通っちゃうんです。そういう経済効率を優先された製造が一般的になっていて、いざトレーサビリティとか竹が環境問題になっているからということで竹のお箸を作ってくださいみたいなオーダーは受けられないんです。それが全てできる僕らが必然的に竹箸産業として一番大きくなりました。
— 竹のお箸について教えてもらえますか?
山崎 竹は含水率が高く乾かすと軽くなるんです。それとイネ科だから繊維質で、表皮の部分に繊維が密集していて強度があり、その皮目の部分をあまり削り過ぎないようにバランスよく削る技術がないと、皆さんが思う軽くて箸先が細い繊細なお箸はできないんです。あとは、竹って成長がすごく早いんですよ。タケノコが出てから3ヶ月で18mくらいになり、2〜3年くらいかけて硬くなっていきます。杉の成長が早いといっても40年なので20倍くらいの速度で資源化する素材なんです。育てるのに手間は要らないんですが、育ってしまったものを適切に処理しないとすぐに山が荒れてしまうという問題があります。竹はサステナブルな素材ですが、逆に言うと人の手がかかるし竹に関わる人たちが続けられるビジネスモデルじゃないとその素材を生かせないというのが、竹の素材の可能性であり難しさでもあります。
— 自社ブランドも運営されていますよね。
山崎 2019年より自社ブランドを始めましたが、2018年までは100%OEMの下請け会社でしたので自分たちが作ったという経緯がなかったことにされちゃうんです。黒子に徹していると言えばそれまでなんですが、それだと5年後10年後に雇用を続けられるやりがいのある仕事になりうるのかという問題もありますし、竹を切ってくれている人たちもおじいちゃんばかりなので、今後に新しく竹を切ってくれる人たちが入ってこないと、そもそも今のビジネスモデルが成り立たないです。純粋に機械と人材がどれだけうちにあっても材料が入ってこないと宝の持ち腐れ状態です。だから、このままじゃ駄目だということで自分たちで竹のお箸の魅力を伝えたり、適正利益を取れる販路を切り開くためにブランディングを始めたのが2017年くらいだったと思います。
— すごくカッコイイお箸のラインナップですね。
山崎 最初に作った<okaeri>というブランドが、ニューヨークADCやペントアワードといった海外のデザイン賞をいただきマーケットが広がりました。お箸屋さんなのに何故かデザインが強いみたいな(笑)。それも、佐藤さんのおかげです。
佐藤 シンプルにお箸が際立つようなカタチとしてお手伝いしました。
山崎 佐藤さんとは2017年くらいに出会って、そこからずっとクリエイティブディレクションをお願いしています。
佐藤 ありがたいです。ヤマチクさんとは役割が明確でやりやすいです。コンセプトやプロダクトデザインに関してはヤマチクさんが全部自社でやられていて、それを僕のほうでほんの少し拡張するというか、音楽で言うとアンプみたいな役割ですかね。あくまで演奏とか演者は山崎さんです。
— それでは、今回のケースを製造されているSINGについて教えてください。
中野 私の先々代から久留米のゴム産業の中でゴム工場をやっていまして、今も合成ゴムの工業用品だとか船舶関係をメインでやっています。やはり久留米はゴム産業が盛んなので、ブリヂストンなどの大きな会社もあります。でも、小さい会社はほとんどがメーカーさんと何かしらの関係があり、その合成ゴムの下請け的なことをやっているメーカーが多いです。
中野 そんな中、久留米でオンリーワンやナンバーワンになるにはどうしたらいいかとずっと考えていたときにひとつの材料に特化して専門的にやっていこうと考えました。他社がやっていない材料がいいなと思い、ケイ素からできるシリコーンゴムというのに行き着き、シリコーンゴム1本でやっていこうと2011年に作ったのがSINGです。シリコーンゴムに特化したことで、いろんな色を出せたり、合成ゴムを製造しているときではできなかったようなことがいろいろチャレンジできるようになりましたね。自社商品をデザイナーさんたちとかと作りそれをPRすることで、シリコーンゴムの可能性というのをどんどん広げていきながら受注・生産に結び付けたいという想いでずっとやってきています。
宮 SINGさんのショールームには、シリコーンのプロダクトが綺麗に掲示されていてすごくカッコイイです。
中野 とある縁で太宰府にあったゴム工場を引き継ぐことになりまして。竈門神社近くに空き店舗もあったのでそこをショールームにしています。カフェを併設してシリコーンゴムの器を使ってオーブンでプリンを作ったりしてPRしています。
— シリコーンゴムは熱に強いんですよね。
中野 そうですね、耐熱は200度くらいあり、電子レンジもオーブンも使えます。それと、ケイ素だから人体にアレルギーもないので哺乳瓶の口であったりとか、医療関係、食品の製造器具とかにも使われていますし、本当に可能性を秘めているなとやりながら実感しています。
宮 最近知ったんですがシリコーンゴムって海外とかではもうリサイクルの技術も進んできたりしている素材ですよね。これまで、リサイクルとかはできないようなイメージはありました。
中野 店舗内に生産設備を入れたんですが、一応、ここの工場内からの廃棄物はゼロでいこうと考えています。
宮 素晴らしいです。
ラーメン箸誕生までの秘話。
ラーメン専用の箸!? と聞いて驚く方も多いと思いますが、そんなラーメン箸の開発のためにスペシャルなメンバーが集結しました。ラーメン箸を作ることになったはじまりの話からこだわりの部分までを探っていきます。
— ラーメン箸を企画しようと思ったのはどのようなきっかけからなんですか?
宮 まず、ラーメン箸を企画しようと思ったきっかけの話をしますと、僕自身がヤマチクさんの箸を使っていて、普通のご飯がいつもよりも美味しく感じると家族で話していました。このお箸を外に持ち出して外食のときでも美味しく食べられるような体験ができたらいいなと個人的に思っていて、それを山崎さんにご相談しました。もともとヤマチクさんの商品パッケージなどを佐藤さんが手がけられていて、僕たちも佐藤さんのことを存じ上げていたので、この企画にぜひご一緒しませんかということを山崎さんからお声がけいただいたのを記憶しています。
山崎 そうですね、それとお箸を持ち歩くときにケースはどうしようかという話に必ずなるんです。布の箸袋か箱はありましたが、それらに対する課題として洗いにくかったりかさばったりするといったことの解決案を考えていました。それで、とある共同展示会でSINGさんとよくご一緒していたので、シリコーンとか良いかもってなりました。シリコーンで箸ケースを作るのは箸業界でも初めてだったので打ち合わせの中でアーバンリサーチさんと佐藤さんにご紹介したのが経緯です。
宮 最初はラーメンに特化したという企画ではなかったんですが、皆さんと話をしている中で何か熊本を結びつけつつ皆さんと考えていて、熊本といえば熊本ラーメンとかもありますし、ラーメン箸という切り口で進めましょうと決まりました。その後にすごかったのが、ラーメンが食べやすいためのお箸をヤマチクさんが持っている技術を使って形にしてくださいと依頼して、1〜2週間くらいでできました。そのときに持ってきたものがそのまま本採用になるレベルですごくクオリティが高くて。箸先が揃うような形で角度をつけており、麺1本1本も掴みやすく、かつちょっと細めになっているので口あたりの部分も邪魔しないような太さなんです。
山崎 僕自身がお箸を持ち歩いているんですよ。そんな深い意味はないんですが、「竹のお箸だけって言っといて割り箸使うんすね」っていじられるのが嫌で(笑)。僕も飲食店さんと取り組みが多いんですが飲食店にとって最後のタッチポイントなんですよ。お箸とかカトラリーって。これががっかりだと100点にはならないんです。今はどこのラーメン屋に入っても基本は美味しいし、どこに行っても行列ができていますが、お箸にこだわっているお店は少ないんですよ。割り箸かプラスチックのお箸で。あれ、めちゃめちゃもったいないなと個人的には思っていて。割り箸だとふやけてしまうしプラスチック箸だと口当たりが悪いし重たいしと思ってしまうので。だから、本来パーフェクトなラーメンが出されているのに口に運ぶたびに減点されてしまう。そこで、このラーメン箸を持って行けば、本来あなたの好きなラーメンがかつてないパーフェクトな状態で食べられます。それが、僕らが提供したい体験価値だと思いますね。
— お箸でそんなにも変わるんですね。
山崎 そうなんです。それに中野さんと相談しながら製作したシリコーンケースも重要です。最初、中野さんに相談したら快く引き受けてくれました。
中野 最初は袋状でしたよね。
山崎 はい。でも洗えたほうが良いなってなり、洗えるように開く仕様に変更してもらったりしました。
中野 そうでしたね。
山崎 カバンの中でお箸が出たらまずいので、ホールド感をどうするのかといったことを何回も試しましたよね。
中野 内側のサイズをどう設定するのかが本当に難しかったです。金型を削るほうは修正がきくので、ちょっと浅めから作って0.2ミリ削ってみようといった調整をしながら進めていましたね。
山崎 この微妙なね、0.2ミリの厚みとか幅がないと駄目とか。僕らの箸作りにはない、別の頭の使い方だなって本当思いましたね。
宮 お箸は初めにぱっとできたんですが、ケースもより良いものを皆さんで追求していった結果、本当に最後の最後まで調整をしていただいて感謝しております。いわゆる、おてもとの袋の形をしたデザインもいいですね。打ち合わせ中に佐藤さんがその場でこんな感じでって提案してくれました。長さもいろいろな案が出たんですが、お箸のラインに合わせたような形が良いなっていう話で、最終着地としてこの長さになりました。結構細かく話しながら進めていけたかなとは思います。
— デザインの部分で苦労されたことはありますか?
佐藤 もともと、山崎さんとお箸の話をしている中で、いわゆる「箸袋」っていうイメージがずっと山崎さんの中にあったんですよね。この箸袋をデザインに活かすっていうのは、日本のお箸が置かれている状況に対しての皮肉みたいなものを込めているんです。使い捨てになるような割り箸みたいなものとか、竹製のお箸の産業が細くなってしまった現状とか。そういったことへのアンチテーゼのような感じで箸袋っていうものをうまくデザインで活かしたいと話はしていたんです。そのアイディアソースみたいなのがあったから、今回にすぐ活きてきたっていうのがあると思いますね。山崎さんとはくだらない話も含めて、いつも議論しているんですよ。そういうのが何かそのときには活きてこないけども、何年後かに活きてくることがあるんです。そうやってラリーで出てくる感じは、僕の他のお客さんとではあまりない仕事の進め方かなと思います。
山崎 良く言えばジャズみたいな感じで悪く言うと行き当たりバッタリです(笑)。商品名もそんな何気ないやり取りの中でOTEMOTO for Ramen Loversになるんですよね。それで、佐藤さんが名コピーを作ってくださって。“#おしゃれはおてもとから” というのをその場で出していただいて。持ち歩くのがカッコイイとか、こだわりの表れみたいなものを、このお箸が担っていけばいいなと思いますね。
宮 そうですね。アウトプットとして佐藤さんのキャッチコピーはもちろんいいなと思いますし「そこのカルチャーを生み出す」ために、こういうポジティブな体験を通してカッコイイことが大事だなと思います。アイテム的にも気軽に取り入れやすいものなので持っているのがカッコイイっていうのが当たり前の社会にできれば、すごくこの企画は社会的価値があるなと、勝手に思っています。
山崎 デザインもポップであることは常に意識しましたよね。食通しか持っちゃ駄目みたいな、ちょっと敷居の高いものにもなりかねないし。そうじゃなくて、若い子がすっとバッグから出して、それで食べる、持ち歩いてもかわいいとか。そういう意味ではお箸のデザインもケースのカラーもそうですし、やっぱりアーバンリサーチさんならではのファッションやカルチャーの文脈でいかにこれを表現できるのかっていうのも、僕らにとってはチャレンジでしたし、やっていて楽しかったです。
宮 お箸に入っている4本線は、よくピクトグラムとかにあるラーメンのアイコンを用いてもらっています。配色に関しては、ラーメン屋さんの看板って大体同じ配色をしているよねっていうところから、例えば中華そばだったら白い看板に赤文字、醤油系だったら赤の看板に黄色文字、豚骨系だったら黄色の看板に黒い文字で書いてあるイメージとして決めました。
山崎 撮影も楽しかったですね。
宮 楽しかったですね。めちゃめちゃ良かったです。撮影の準備から佐藤さんのネットワークを駆使して、みなさんの熊本愛に助けられたビジュアル撮影だとつくづく思いました。
佐藤 お箸が3種類あって、宮さんから「熊本で撮りたい」と話があったので、そしたら3種類のラーメンを食べるシチュエーションというところで、ラーメン屋さんと外で食べるインスタントラーメン。あとは自宅なのか実家なのかわかんないですが、アパートみたいなところで1人で食べるラーメンというイメージの共有が最初にありました。いろんなラーメンがあるので、特別なものじゃなくて日常的な、暮らしの延長みたいなところをちょっと考えていたんですよ。よそ行きになっちゃうと途端にこのお話が何かえらい特別なものになるような気がしていて。でも、行きたいゴールはそこじゃないから、何かインスタントラーメンでもアウトドアで食べるラーメンでも何でもよくて、ラーメンを愛する全ての方へというスローガンがあり。それを何かビジュアルで表現しなきゃいけないなと思ったんです。
佐藤 今回はヤマチクさんやSINGさんだったり、何よりもアーバンリサーチさんというアパレルのセレクトショップとやるので、ちゃんとモデル探しをしたいなと思っていて。いくつか候補を考えたときに熊本出身の松村佳奈ちゃんというモデルの方をたまたま知っていて、彼女にちょっと聞いてみようと思ったんです。普段彼女は東京とか海外で活動されているから、熊本にこのタイミングでいるわけないだろうと思っていたんです。内容を伝えたら「私がやりたい」って、東京から来てもらい。彼女が所属している事務所も理解があるのか、「全然出ていいよ」って感じだったから特別に出てもらったという流れです。普段はパリとかで有名なメゾンブランドのモデルとかをやっているくらいちゃんと活動している方なんで、そういう意味ではちょっと面白いものができたかなと、意外性のあるコラボレーションになったんじゃないかなと思います。
ラーメン箸を経て、今後の展望。
コンセプトワークからプロダクトの製作、そしてビジュアルづくりまで一切手抜きをしていない、細部にまで熱が行き届いたラーメン箸プロジェクト。企画メンバーが楽しそうに話してくださったのが印象的でしたが最後に、今後のことについて聞いてみます。
宮 僕自身としては、まずはこのラーメンのためのお箸が長い年月をかけてようやくラーメンの日(7月11日)に発売ですが、ここをスタートとして多くの人に使ってもらうために、魅力を伝えていきたいですね。最終的にはこういうお箸を持ってみんながラーメン店に行くのがカッコイイということが当たり前な世の中になればいいなと思います。
佐藤 僕はインスタントラーメンを発売して超バズっていた某YouTuberさんに使ってほしいですね。その方のインスタントラーメンは人気で買えないくらいで。でも、また復活するってアナウンスが出ていたので、そこにぶつけたいなと。可能性はあるんじゃないかなと思いますけどね。
中野 シリコーンゴムの箸ケースというまた新しい使用価値が生まれたわけで。そこで皆さんに使ってもらい、シリコーンの反応っていうのがどうなのかっていうのがすごい楽しみです。
山崎 全国のラーメン屋さんにしてほしいことで、「お箸はお持ちですか」って聞いてもらうことですかね。1店舗だけで言われただけでしたらそこまで効果はないと思うんですが、2、3店舗で言われちゃうと効果はあると思うんです。体験が1回だと偶然なんですが、これが2回3回と重なると、もはや現象なんですよ。それをいかに生み出すのかが多分カルチャーなんです。「レジ袋は有料ですがどうしますか」って今では当たり前の風景になりましたが、絶対その一言から始まっているので、何か問いを投げかけるのはしてほしいですね。
撮影協力
味千拉麺 本店
http://www.aji1000.co.jp/
JAPAN MADE PROJECT
“日本の地域はおもしろい”
日本には、まだ知らないワクワクすることであふれています。私たちは、その土地を愛してやまない地域の方々とともに、おもしろさや課題に向き合いながら、未来につながる地域の“すごい”を発信していきます。
> Web site
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Text/Nao Takamatsu