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FASHION OCT 26,2022

BUYER’S ReSEARCH Vol.7 men’s ver.
スタンダードを刷新する冬のワードローブ

URBAN RESEARCH25周年を記念したテーマ〝ReSEARCH〟に基づいた別注アイテム。Vol.7では、スタンダードを刷新する3品を紹介する。


伝統と今の気分を感じさせる新しいキルティングコート

1974年に誕生したイギリスの〈Traditional Weatherwear(トラディショナルウェザーウェア)〉。今ではブランドのアイコンにもなっているゴム引きコートからスタートし、トレンチコートやレインアイテムなど、伝統と今の気分を感じさせる製品で多くのファンに愛されている。URBAN RESEARCHでは、なかでも愛用者の多いキルティングコート「ROBERTON」をベースに、ホースライディングコートで使用される深いサイドベンツと、ゆったりとしたシルエットが特徴的な一着を別注。着丈をロング丈からミドル丈に変更し、カジュアルにもビジネスにも対応できる仕様に。また、厚手のインナーの上からでも着用できるような、ゆとりのあるシルエットに仕上げた。キルティングコートの特徴である、軽さと保温性を活かして、中にジャケットなどのクラシックなアイテムをレイヤードするのもおすすめ。ビジネスにも活躍するブラックやグレー、スタイリングに軽さを演出してくれるヘーゼルブラウンなど、シーンに合わせて楽しんでほしい。

Traditional Weatherwear×URBAN RESEARCH
別注 ROBERTON ¥33,000 (税込)

モダンでクラシックな汎用性の高い一軍コート

今季URBAN RESEARCHが〈BARBOUR(バブアー)〉と別注したのは、「ビデイル」、「ボーダー」、「ビュフォート」より古いと言われている「GAMEFAIR」をベースにしたモデル。元々乗馬鑑賞用コートとして作られた「GAMEFAIR」は膝上丈で足さばきが良く、さまざまな天候にも対応できる1着。今回は身幅やアームホールなどにゆとりを持たせオーバーサイズに、また前下がりのシルエットで圧倒的な着やすさを実現させた。さらに袖の風除けリブを外し衿を立てることで、インナーに厚手のニットやパーカ、スウェットなどを着用してもごわつかない仕様にアップデート。これからの時季に活躍するだけでなく、春先にも重宝する逸品だ。バイヤーのイチオシカラーはストーンベージュ。インコレクションでは展開のないカラーで、マットな光沢感があり、ベージュやホワイトなどベーシックカラーのアイテムとの相性も抜群。袖口を少しロールアップさせて、オリジナルのチェック柄をスタイリングのアクセントにさせてもいい。モダンでクラシックな印象を与えてくれるコートだ。

BARBOUR×URBANRESEARCH
別注 OS GAMEFAIR ¥57,200 (税込)

SEVEN BY SEVENのM65が装いに新しい表情を与える

古着を現代的に解釈した素材作りやパターンの組み合わせが非常に魅力的なブランド〈SEVEN BY SEVEN(セブンバイセブン)〉。ジャケットスタイルをメインに提案している今シーズンのURBAN RESEARCHでは、ジャケットスタイルにも合わせられるミリタリーウェアを提案。〈SEVEN BY SEVEN〉がインラインで展開しているM65コートをベースに、素材をオリジナルのウールに変更。これだけでもグッと秋冬のムードが高まり印象は変わるが、さらに中綿に羽毛に代わる画期的な超微細マイクロファイバーであるプリマロフト®を採用。軽い着心地と上品なツヤ感を兼ね備えた。またシルエットもAラインが綺麗に出るよう古着にはないバランスでモダナイズ。ブラウン系のスラックスに合わせたり、ノーカラーのデザインを活かしてタートルネックに羽織ったりと、新しいコーディネートバランスに、また装う楽しみが増えそうだ。

SEVEN BY SEVEN × URBAN RESEARCH
別注 INSULATION FISHTAIL COAT ¥94,600 (税込)

PROFILE

佐藤祐輔
URBAN RESEARCH MEN’S BUYER
Instagram @ yskjohn


URBAN RESEARCH
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urbanresearch_men(メンズアカウント)

> ReSEARCH URBAN RESEARCH 25th

BUYER’S ReSEARCH ARCHIVES

Vol.1 スタンダードだからこそ光る 細部に宿るこだわり抜かれたセンス
Vol.2 硬派な表情のなかにクラフツマンシップを秘めたアイテム
Vol.3 着る人それぞれのストーリーを紡ぐ
Vol.4 今年の夏、装いのキーワードは〝都会的ムード〟
Vol.5 時代のムードを反映した、ニュースタンダード
Vol.6 トラッドのなかに、大人の遊び心を感じる逸品

Edit & Text/Shoko Matsumoto

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